【ピンボール】相模湖で懐かしの駄菓子屋ゲームと再会(後編)【スマートボール】

前編から続く:

【レトロゲーム】相模湖で懐かしの駄菓子屋ゲームと再会【国盗り合戦】

ゲームコーナーを出て少し奥の方へ行くと、レストランがあり、その前にこれまた懐かしい「綿アメ(綿菓子)の自動販売機」があった。

現役なのかどうかわからないまま、不安を胸に100円を投入すると、動き始めた。ザラメ砂糖が過熱され回転体からクモの糸のように射出されてゆき、それを割り箸で集める。

 

こんな感じ。見てくれいまいちだが、出来立てはホカホカ暖かく、懐かしい味がする。

射的屋の向こうに、ゲームコーナーとスマートボール屋があった。

ついにアナログ式のドライブゲームを発見!

その隣にはピンボールが。懐かしい。駄菓子屋でハイスコアを紙で貼り出していたり下のを思い出す。

そしてスマートボールである。30台くらいが並んでいる。

店員がいて、最初のお金(200円)とボールのやり取り(下図)はするが、それ以外は自動払い出しで、この機構も現役で稼働していた。

よく見ると3種類の形式がある。蝶の役物があるもの(上図)や、払い出しが全て15個(他は5個と15個)で難易度が高いものなどがある。ボールを右側にあるバネ式のピストン(機構としてのパチンコ)で射出し、賞球口に入ればボールが払い出される仕組みである。

上は払い出しが全て15個のもの。店員さん曰く「難しい」らしい。

センター釘が狭く、一発台チックな釘配置のもの。

今回は蝶の役物の動きを見たいので、”蝶の台”でプレイしてみることにした。

一体どんな動作をするのか興味津々である。

穴に入るとその穴に書かれた数字の個数のボールが自動で上部の払い出し口から出てくる仕組みになっている。

蝶の役物を作動させるには、センターの赤い15の穴に入れなくてはならない。これがなかなか難しい。

キター!!!役物作動の瞬間!!

蝶が、ばさっと、上昇。15個の賞球穴が開放!

じ、地味だ・・・・・

そして、この開いた穴も別に入りやすい訳ではなかった(一応入ったらまた蝶々が元に戻った)。なんだったのだろうか。

一時はこのくらいまでボールが溜まったが、結局ノマレ。

結構遊べた。

メーカーの名前があった。まだあるのかな?

中野といえば、昔のアナログ式雀球があった(今はない)のも中野だった。あの雀球の制御機構は未だに謎である。あのアナログ式機械式で、どうやって複雑な役判定をしていたのだろう。特許を調べてみようかと思っているが、まだ成し得ていない。

関連記事:

【懐かしの自販機】相模原にあるレトロ自販機スポットを訪ねる【ニキシー管】

相模原レトロ自販機スポットのリベンジ:念願のトーストをゲット

おまけ

食事をしたら、テーブルに占い自動販売機があった(禁煙表示をつけられている)。

自分の干支のところに100円を投入すると占いの紙が出てくる。

若干変色した感じではあるが、良い内容で安心。

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【レトロゲーム】相模湖で懐かしの駄菓子屋ゲームと再会(前編)【国盗り合戦】

久しぶりに相模湖へ行ってみた。遠い昔の幼少時代には、遠足やピクニックなどで来たことがあるが、大人になってからはしばしご無沙汰になっていた。とはいえ、近場で人出もさほど無いので、なかなか落ち着ける、いい感じに寂れた観光地である。

ずっと昔にもあった遊覧船とボート乗り場があり、相変わらず客引合戦をしている(確か昔、これに関して事件があったような覚えがあるが、もう忘れてしまった)。

ここには懐かしのレトロゲームが残存していることでも一部有名であり、今回はそれを中心に観光してみた。

ちなみに、最近のニュースでは「相模湖でクマが出た」らしい。

関連記事:TBSニュース「相模湖を泳ぐ熊、視聴者が撮影」(リンク切れ)

万が一のことも考え、用心しつつのゲームスポット確認である。

遊覧船乗り場に併設されたゲームスポット。

回転台に乗っているミニカーを振り子のように動く棒のタイミングをみて落とすゲーム。一発勝負で、なかなかむずい。100円で5回チャレンジできるが、できそうでできない感じがなかなか。

ラムネのキャッチャーである。動作がレバー式。

謎の10円ゲーム。回転するスリットに10円を滑らせて入れば当たりらしいが、詳細わからず。

もぐら叩きである。数字表示はニキシー菅。ここでも活躍している。

昔のパチンコ台がメダル方式になっていた。手前の羽根モノをプレイしたが、釘がガバガバなのであっという間にフィーバーしてメダルを10枚獲得。カウンターに持っていったら、マルカワの10円ガム1個と交換だった。なかなかの低いギャンブル性。

昔の駄菓子屋でおなじみの国盗り合戦。これは少年時代にハマったなあ。

コインを弾く”インターチェンジ”系のゲームもあった。

玉入れゲームであろう。

ビリビリ棒。若干新しいものも。

ルーレット系のゲームである。

懐かしの染之助・染太郎のゲームがあった。

絵柄が微妙なラムネのクレーンゲーム。

そして懐かしの遊具である。下の方は確認したところ現役で動いた。シーソー的な動きに合わせて「エリーゼのために」が流れる。

やはり少し興奮するものの、レトロ自販機の時よりは焦りがない。

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相模原レトロ自販機スポットのリベンジ:念願のトーストをゲット

ここにある古いゲームの機構のほとんどは、おそらく電子制御ではなく、リレーなどを使った機構制御であろう。こうした部分には興味があるが、今更ラムネが手に入っても・・・・という躊躇いがあるのである。

とはいえ、相模湖のレトロにはまだ先があった。

後編に続きます。

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【新潟土産】エゴイズム(えごのり)とサディズム(佐渡わかめ)

エゴノリ(wikipedia いごねり)

佐渡わかめ

新潟出張の折、スーパーで購入したものである。

「えご」はスライスして、付属のからし酢味噌で食べてみた。刺身こんにゃくのような感じとも異なる独特の食感で、うまい。これはなかなかのおつまみであった。私は生まれて初めて食べたが、結構ポピュラーらしい。

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ある日の上越新幹線の座席について

 MAXときは2階建てだが、実は1F、2Fどちらでも無いエリアがある。それが、フラットシート(FL席)。階段を使わなくても座席に座れるエリアである。

 C席廊下側に至っては、前に座席がないので、なんちゃってデスク。遠い……。使いやすくない設計で、弁当が食べられない。

 指定席の「C席どこでも良い」で、自動にもかかわらず、ここを取ってしまう(システムに取られてしまう)のは、やはりハズレ感が漂うな……

 当然のことながら大荷物でもないし、足も怪我していない(というか券売機で操作しているので、そんな忖度されるはずもなく)。

 あるいは JRのシステムに、評価値の低い所から座席を自動的に埋めていくアルゴリズムがあるとか……いやいやそこまで悪意を持って考える訳にはいかないけど、周りを見回しても誰もいない事実はどう解釈すれば良いのか。

 私のバルネラビリティがうずく。

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立ち飲み屋探訪:相模大野駅「角打ち よっち」と「ちくわぶ」の浸透問題

相模大野駅で下車、南口のエスカレーターを降りると目の前にあった。

角打ちとうたっているが、椅子がある(椅子がないエリアもある)。

ホッピーとホタルイカ沖漬けと串揚げお任せ5本。

なかなかうまい。

おでんがあるというのでホッピーからワンカップに切り替え(ホタルイカは日本酒のために温存政策)、おでんで「仙台麩」と「ちくわぶ」を注文。

おでん的にはうまい。しかし、ちくわぶマニア(関連記事)としては、やはり少々難点がある。ちくわぶは小麦粉の塊であるが故に、味が染み込むまで時間がかかる。よって味がドライとなる(出汁が染みていない)危険性を孕む。今回も残念ながらそうであった。開店すぐだったからであろうか。その後もう一度「ちくわぶ」発注したが残念ながら浸透していなかった。惜しい。

日本酒ワンカップはオリジナルブランドっぽい。辛めでなかなかいい感じであった。

 

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寂れゆく町内会:そのうち自治体公認のテキ屋が出てくることを期待する自分がいる

今年度から町内会の班長をやることになり(関連記事)既に2カ月が経過した。

約20世帯の会費を集め、不在だの脱会したいだのと対応し、疲弊する間も無く、今度は7月に予定されている町内会のお祭りの準備が始まったのである。

せいぜい150世帯しかいない町内会のお祭りなんて、正直やる意味あんのかなとも思うが、余計な発言はせず、諾々と従っている。

羊飼いに従う羊の心境である。

この手の話は前例が重要なので、引っ越してきたばかりの身としては、たとえグダグダ会議でも何も言わないのが正しい姿なのである。

町内会のお祭りでは、盆踊りといくつか屋台を出す。

最近の風潮からか、既にテキ屋は排除されているようだ。

屋台は、例年、町内会として焼きそばと焼き鳥、町内サークル(カラオケ)がくじ引き、子供会がヨーヨー釣りなどを出すことになっている。

先日その準備のための会合があった。

焼きそばと焼き鳥の屋台は忙しく、例年班長から文句が出るらしい。8人の班長の役割だが、とても8人では回せず、毎年「もうやりたくない」と苦情が出るらしい。それを聞いた今年の我々も既にゲッソリモードである。

更に、カラオケ同好会も会員の高齢化が進み、できれば出店をやめたい、と言ってきた。なんとか役員が説得して今年は乗り切れそうだが、高齢には勝てないので近いうちに終わりそうな感じがする。子供会にしても、少子化と若い世帯の町内会離れがあり、会員登録減少してるらしい。

なんとも苦しい状態である。

どちらかというと、少ない若手世代は既に諦めモードで比較的何も言わないが、老人世代からの泣きが多い。まあ、確かに80歳過ぎて祭りの手伝いなんか、キツイよなあ。いつの間にか居なくなる人もいるし。

そんなこんなで誰も得をしないようなお祭りをいつまでもやる必要があるのか、と思っている。

そろそろ、少子高齢化の結果としてお祭りを中止する町内会が出てきそうな気がしてならない。

個人的には、お祭りが住民サービスという意味づけならば、別に各構成員からの労働力を提供する前提で物事を考えないで、さっさとテキ屋呼んでお金で解決すれば良いのでは、と思っている(決して口には出さないけど)。

お金の流れを気にして、既存のテキ屋を排除する必要がある、というなら自治体公認のクリーンなテキ屋組織を作れば良い。国家公務員にしていいから。

誰かNPOでクリーンテキ屋を立ち上げてみたらどうであろうか。

キャッチフレーズは、何処かで聞いたような”旅を仕事にする”でイケるはずだ。

男はつらいよの車寅次郎は、元祖ノマドワーカーであり、若者の新たな生き方として、アリなのではなかろうか(無責任ですいません)。

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立ち飲み屋探訪:南大沢駅「ハイボール酒場」

京王線ダイヤが置き石により乱れた結果、混みに混んだ列車にこれ以上乗ってられるか!と途中下車した南大沢駅。

何故か知らないが、懐かしい気持ちがする風景である。昔このあたりで色々と活動していた時期があったようなないような(意味不明)。

とにかく行列と混雑が嫌なので、一休みの場所を探したら、駅から徒歩1分のところに立ち飲み屋があった。

スタンディングバーである。

雰囲気はなかなか良い。ハイボールを頼むと、すっと袋入りのせんべいが出てくる。

マスターは正直、見た目上では、完全に堅気ではない雰囲気を漂わせているが(申し訳ない)、注文には気さくに応じてもらえる。

ハイボール4杯(濃いめ2含む)+ピクルスで2,000円と正直リーズナブルである。

駅から近いし、おすすめであるが、今の私の動線にないので今後あまり行けないのが辛い。

店から出たら、南大沢駅の上に、月が出ていた。

25年前にも見た気がする。そんなになるのか。

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【書評】暗黙知である設計意図の言語化:北山一真『プロフィタブル・デザイン iPhoneがもうかる本当の理由』

 製造業に限らないが自らの競争力維持・獲得のために、業務プロセスの改善サイクルを常に回していく必要がある。

 特にITという手段を使って設計改善・設計改革を進める場合、本当の意味でその改革が効果を上げているのかどうか、あるいは、費用対効果は問題ないのかどうか、実行する側も、その結果を聞く側も、常に疑問に思いながら進めているように思える。

 加えて、この手の改善活動には、外部の「コンサルタント」が入ってくることもあ流。こうなると尚更、投資した結果が本当に有効だったのかどうかを正確に判断することが難しい。要するに、「高いお金を外部に払ったのだから、今更失敗なんて言えない」雰囲気が、会社経営者まで覆うような状態が起こってしまい、ますます真実の姿を見えにくくしてしまう。

 勿論、目に見えて原価低減や設計リードタイム短縮が実現される状態なら誰も問題にはしない。

 ただ実際やる側としては、常に不安がつきまとうのである。

 こうした設計改革の活動の総括を行う際には、そうした効果をあえて明示的にプレゼンする。「○○億円コストダウン達成!」なんて。

 しかし何か釈然としない。

 ところどころから、不満の声も聞こえてくるからである。

 「作業だけが増えた」

 「設計ゲートが増加して、ミーティングと管理業務が増えた」

 「設計生産システムが一気に新規更新になったため、作業ミスとストレスが増えた」

 「文書管理のための書類作成が増えて二度手間だ」

 「間接業務の専任スタッフが(一時的に)増加している」

 などなど。

 この手の話は、業務プロセスの変革には基本的に(一時的にせよ)何らかの負荷増大は避け得ないこと、および、ビジネスの撤退がバクチの負けを認められない状態と酷似してなかなか意思決定されないこととも相まって、誰もが認める成功事例は限られているように思われる。

 そんな折、読んだ本である 北山一真『プロフィタブル・デザインiPhoneがもうかる本当の理由』(日経BP社)には、設計改革におけるこうした失敗に至る原因が考察されており、首肯できる事例が多く掲載されている。

 大意要約であるが、以下のような記述がある。

  • 設計改革がうまくいかないのは、設計の直接業務(設計業務そのもの)に攻めようとしないからである
  • 社長報告しやすい間接業務中心の設計改革は‘‘改革ごっこ”に過ぎない。

 つまり、設計そのものではなく、プレゼンしやすいIT系の設計改革は、北川によれば本質的ではないという。北山は更に踏み込んで、

  • 設計標準化が失敗に終わる理由は、設計標準化=図面の標準化と解釈されるから
  • 図面標準化の推進は「大は小を兼ねる図面」になり、使いづらい仕組みになる

 と言う(要約は引用者、以下同じ)。

 まさにその通りで、設計改革が、設計そのものではなく、一見とっつきやすい図面の標準化であったり、ITツール導入であったりと、活動を矮小化させてしまいやすいことを指摘している。これは外部コンサルおよび導入する側の推進メンバー双方の一種の知的怠慢がそれをもたらしていると思う。

 成果主義の中で、手っ取り早い成果を追う姿そのものである。

 それは

  • 「設計標準化」は総論賛成、各論大反対になり失敗する

 と言う事態そのものである。

 では、本来の設計業務に踏み込むこととは、どのような行為なのだろうか。

 すでに答えはこの書籍の中にあって、”設計そのもの”である。

 実はこの”設計そのもの”が現場の設計者やマネージャークラスでも、本当に意味で理解されていることは少ないと思う。

 そこに上記の設計改革が、往々にして失敗に至る組織的問題がある。

  • 図面の標準化ではなく、設計の標準化をするためには、設計を言語化・数値化することが必要である。
  • それはCADモデルの絵のことではない。設計に言語化(名付け)が必要。
  • CADモデルの‘‘名無しの寸法に名前を付ける”こと
  • 技術の可視化ができていないので、その根拠が見えない。 

 つまり、設計者の”設計意図”を具体的な「設計情報」に盛り込むことが設計の標準化の本質なのである。

 3D-CADの履歴情報やパラメトリック情報というようなツール視点とは全く異なる。特に、言語化(形式知化)された設計意図が必要になるのである。

 これはデジタルではなく、非常にアナログな部分であると思う。そして、実はあまり我々にとって成功していない領域である。

 設計手法を工学的にアプローチする設計工学においても、設計意図の表現は難しい。今後AIなどの活用が期待されるとは思うが、将棋や囲碁のようなゲームより、もう少し複雑な要素が入っていると思う。ただ、実現できないことはないはずだ。

 北山は、製造業の設計について明快に以下のように規定する(大意)

  • 製造業=固定費回収であり、もうけが産まれる源泉は固定費のみ(ここで言う製造業としての固定費とは設備/治具/技術/現場作業)
  • この固定費をマネジメントすることが必要
  • 製品設計においては、顧客要求を満たす設計解を見つけ出す作業に、固定費を制約条件として入れてトレードオフにすることにより最適解を見つけ出す
  • その最適解を追求できる仕組みを作れば大きな競争力になる

 設計改革は、そうした最適解を見つけ出すための活動であり、そこで口当たり良く語られる様々なバスワードに惑わされず、設計の本質部分に対して切り込むことはなかなか難しい。

 本質にある「設計意図」は、属人的でもあり、思想でもあり、暗黙知でもあり、それまでの伝承(歴史)でもある。こうした部分へのアプローチは、今後注目されていくであろうが、方法論的にはまだ色々な角度からの検討が必要と思う。

 これまでの設計改善活動の欠点を的確に指摘した良書である。

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立ち飲み屋探訪:東神奈川駅「マツヤ木曽」の店名の謎が解けた

 最近電車が良く遅延する気がしている。ホームの混雑を避けるべく、東神奈川駅で途中下車し、以前行った立ち飲み屋「龍馬」(関連記事)に行ったら”設備故障のため休み”であった。

 そこで別の立ち飲み屋へ。

 「龍馬」とは逆の出口(東白楽駅方向)を降りると「マツヤ木曽」がある。

 入店。空いている。ハイボールダブルを注文。

 ここは前金制で自分の前に置かれた小皿にお金を置いて、そこから清算されるシステムである。

 フードメニューが充実かつ安い。裏に居酒屋(後述)があるらしく、一部の注文はそこから届けられて来た。

 ゆで卵50円である。それ以外も100円から200円という凄く安い設定。これは期待できる(生唾呑み込みながら)。

 厚焼き卵(100円)を頼んだ。100円で3切れで1人では十分である。

 イモコロッケ(100円)も十分なサイズである。

 今回は上記メニューから、カキフライ、なめろう、ホイコーローをチョイス。締めて600円である。空腹だったのである。これは裏から料理がやって来て、ちゃんと調理されたものが出て来た。

 食事メニューもあり、隣の人が食べていた「小カレー」(250円)が気になった。なかなかの雰囲気といい、マスターも親切であり、良い店を見つけた気がする。

 追記:店名の意味が長らく不明であったが裏に回ってみたら、その謎が解けた。「マツヤ」と「木曽」という居酒屋があったのである。ジョイントベンチャーのアンテナショップということであろうか。

 追記:この600円セットは日々改訂されているようで、別の日の3品はこんな感じ。

 左から、「イワシの蒲焼き」「鳥と茄子味噌炒め」「ホタテとうずらの卵の串揚げ」である。豪勢!

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白毫(びゃくごう)あるいは福毛は吉兆なのか?

1か月くらい前から、左目の視界下方に何か気になるものが見えるようになった。

正確にはメガネを掛けているので、メガネのレンズに何か小さいものが反射しているのである。

見えるときと見えないときがあるので、あまり気にしないでいたが、最近になって左下方で風にそよぐ糸のようなモノが見えるようになってきた。

鏡で見ても何もないように見えるが、色々角度を付けると、物凄い細く透明な毛が一本だけ左頬から生えていた。2cmくらいの長さにまで成長している。これまでも散髪の際に顔剃だってしてきたのに、逞しく生き残ってきたのだろうか。

ネットで調べると、白毫(びゃくごう)、福白髪、福毛、宝毛などと呼ぶこともあるらしい。白毫の厳密な意味としては、大仏などで御馴染みの頭の毛(長く白い毛がクルクル巻きになっているらしい)の事を言うらしい。

これとよく似ていることから、おしなべて縁起が良いということになっているようだ。

私自身、この福毛に気づいたのは2度目である。最初は、確か20年前、サラリーマン時代初期でメチャクチャ疲弊していた時代であった。そして今もこう言ってはなんだけど、メチャクチャ疲弊している。

何か展開が好転する吉兆であることを祈らずにはいられない。

ただ、縁起でもない話だが、前回の疲弊は主に当時の直属上司との関係が上手くいかなかったことが原因だった。

それかどうして解決されたかというと、結論としてはその上司の異動なのであるが、そこに至るまでのストーリーが、10年に1度の大プロジェクトに、まさかの失注→大プロジェクト受注想定していたリソース配分の目論見が外れプチリストラ→マネージャークラスは責任を取らされ降格あるいは子会社出向→組織が崩壊、という苦しいシナリオの結果であった。

ま、まさか、また?

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