【純喫茶】箱根登山鉄道「あじさい電車」の車窓と強羅駅で現役稼働のジュークボックスと出会う【レトロ】


箱根登山鉄道の風景でアジサイが見頃になっており、「あじさい電車」に乗るべく、箱根へGOとなった。町田からロマンスカーで箱根湯本まで約1時間である。

あまりに早いので、チューハイ飲む暇もないという感じ。

箱根湯本駅は観光客でかなりの混雑である。

箱根湯本から強羅までの箱根登山鉄道の約45分の旅は、3箇所のスイッチバックもあり、急カーブあり、峡谷の風景ありと見所が多い。

強羅駅で軽く昼食を食べるべく、散策。

喫茶店「旅情」を発見した。

入店するとインベーダーゲームがあり、昔ながらのレトロな雰囲気が漂う。

そして入口付近には、ジュークボックスがあり、今でも現役である。

100円を投入しボタンで曲を選択する。

奥側に縦置きで並べられているレコード群から、選択されたシングル盤レコードをアームが把持する。

把持位置はレコードのセンター部分であり、手前側にアームが旋回した後に、90度の捻りが入ってレコード盤を水平把持に姿勢変換して、ターンテーブル上にセットされるというシーケンスである。

そして、アームが退避後にターンテーブルが回転し、針が自動セットされ、曲が店内に流れる。

2つのボタンで選曲をする。

レコードは洋楽もあり、演歌もあり、フォークもある。手書きがいい味出している。

迷った挙句に、A4のカーペンターズ「イエスタディ・ワンスモア」を聴く。レコードの針のノイズが、レコードを知る世代にとってはなかなか風情を感じるのであった。

注文したのは、小倉トースト。うまい。

ホットコーヒーも美味かった。

時間が止まったような落ち着いた空間で、非常に気持ちが安らぐ店あった。

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