立ち飲み屋探訪:鶴見駅 「立ち呑み とんちゃん」とボトルキープの誘惑


 最近良く道に迷う。

 まあ、私の人生航路は常に迷っているけど(しれっと)、リアルに道に迷うのは疲れる。しかも暑いので、汗だくである。

 先日も、鶴見周辺で、鶴見川を渡る橋が見つからず混迷した挙句に、ようやく目指す鶴見駅が見えて来た。

 そんな中で見える砂漠のオアシス、腹痛時のトイレ、アントニオ猪木(糖尿病)の氷風呂と言えるのが、立ち飲み屋のネオンである。

 とりあえず喉の渇きを潤さないと、ということでビッグ酎ハイをオーダーである。

 はっきりいって、今の私には乾いたスポンジに垂らした一滴の水である(違う例えも思い浮かんだが自主規制)。あっという間の吸収力である。

 最初に頼んだツマミは、マカロニサラダ。チーズ片が入っていて、うまい。これはなかなか。量も結構ある。

 

 そして、焼きとんキター!美味い。酒もホッピーに変更である。

 この店の私が勝手に定義している”ホッピー指数”(ソト1に対するナカの割合)は、なんと近年の自測平均である3を超えた。

 関連記事:ホッピー指数(外1本に対する中のおかわり回数)の提唱およびホッピーの最適解

 こ、これは危険である。久々の記録更新!福引きの大当たりの際のベル連打である。

 店がボクを潰しに来てる〜(被害妄想)。

 ホッピー指数の幸福なレベルは2.5であり、これを崩すと悪酔い的にも色々とマズいのである。

 はるか昔に、ウイスキーのビール割、俗に言うバクダンを飲んだことを思い出した。あの時は飲んだ瞬間から記憶が無くなり、気づいたらビジネスホテルの自分の部屋にいた。

 何が起こったのか、未だに聞けずにいる。

 ここのポイントは、立ち飲み屋の宿命、「一期一会」でありながら、ボトルキープがあることである。正直入れようかと思ったが、断念した。

 歩きすぎて足が限界だったからである。

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