【カルチャーショック】長岡駅で買った赤飯は茶色で醤油味だった


新潟出張を繰り替えす内に、だんだんと目新しいお土産は食べたり、買ったりしてきた。

とはいえ、まだ知らない地酒はたくさんあるし、ちょっと理由があって買っていないものもある。

例えば、新潟土産と言えば笹団子が有名であり、どこの土産物屋でも売っている。しかしまだ買って帰ったことはない。やはりある程度、目新しいというか珍しめのものを探してしまいがちなのである。

その意味で、まだ新潟という土地への出張自体が非日常というかハレの出来事と、自分で認識しているのであろう。

そんな中、長岡駅のスーパーで購入したのが、「しょうゆ赤飯」である。

長岡名物「赤くない赤飯」である。

噂には聞いていたが、見た目が茶色なのである。

赤飯なのに茶色、と色んな意味で常識の根拠が揺れ動く。

そして赤飯に混ぜるマメも、えらくデカイ。

なかなかの異文化ぶりであり、帰りの新幹線車中における晩御飯がわりに購入してみた。

食べてみると、味はやはりしょうゆであるが、ほんのりとついていてキツくない。一般のごま塩だと味に分布が出るが、それが無く味が均等なので食べやすい。

大きめのマメの正体はインゲン豆のようであり、これは少し甘みがあって、食べ応えがある。

もち米の食感は同じであり、見た目のインパクトと比べてさほど違和感は無い。似て非なるの逆である。

付け合わせの紅生姜と合わせ、主食にもなりうるし、酒のツマミにもなりそうである。

これの変化系で五目赤飯というパックも売っていて、普通に買い物した主婦が買っていった。赤飯自体はハレの食べ物であろうが、この「しょうゆ赤飯」は自然な形で生活にビルトインされているようだ。

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