立ち飲み屋探訪:平塚駅「田中屋酒店」角打ちとは思えない優しいマスターのサービスに酒が進む

 平塚駅北口から5分くらい歩いたちょっとディープなエリアの一角に「田中屋酒店」がある。ここで角打ちができることは知っていたのだが、ちょっと入りにくく、何度かスルーしたこともあった。

 入り口から覗くとカウンターだけは見えるのだが、混み具合がわからないので、入ったら席がない、とか、頑固な店主と怖い常連ばっかりの中に1人ストレンジャーみたいな状態だと怖いなあ、と勝手に悩んでいた。

 本日勇気を振り絞って入店。カウンターにいるマスターが「立ち飲みですか?」と声をかけてくれ、奥の立ち飲みエリアに案内してくれた。

 ホッピーセット450円を注文。ここは珍しくホッピーや割材をマスターが割ってくれた状態で提供してくれる。なので濃さがわからないのだが、中のおかわりを頼んで判明したが、かなり濃い。

ホッピーの中おかわり。量が半端なく多い。

 店内はテレビと立ち飲みスペースがあり、20人くらい入れる感じ。常連さんも多めだが、特に問題なく1人静かに飲んでいる人もいる。お勘定も最後に一括。

 黒板に料理が5種類くらい書いてあり、また角打ちらしく乾き物系もある。缶詰をカウンターに持っていくとお皿に盛り付けてくれ、テーブルまで届けてくれる。角打ちとは思えないサービス満点である。

乾き物があるスタンド。

 ツマミは黒板にあった「パイコー豚」。あと缶つまの穴子煮を頼んだ。

 パイコー豚はカレーの香味が効いていてツマミ能力が高い。

 結局ハイペースで濃い焼酎のホッピー(中1おかわり追加)とパクチーレモンサワー350円を2杯飲んでベロベロである。

久々に飲んだハイサワーの「パクチーレモン」
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