アボカドの三五八漬けが、トロのような濃厚な味になって旨すぎる

 既報の通り(関連記事:最近の三五八漬けの成功要因について)継続できている、我が三五八漬けであるが、毎日仕込んでいたら、ネタがマンネリ化し始めた。

 主にはキュウリ、ダイコンがメイン。どちらも水分多いのでうまい。キュウリは安く、ツマミとしても良いので主力である。

 ニンジンは上記2種類と同じ時間で着けた場合、ちょっと浸かりがイマイチであった。水分が少ないからであろうか。時間をもっと掛けた方が良いのかもしれない。

 ナスは何かと手に入り安いのでこれも時々浸ける。ただ水分少なめなので、これも毎日漬けたいとは思わない食材である。変化球であろうか。

 カブはもともと甘めで、かつ食感がダイコンより柔かいのでこれはうまい。ただ若干高めなので毎日漬けるのはやりにくい。

 そこで、このマンネリを打破すべく、試してみて上手くいったのは「アボカド」である。

アボガドとカブの三五八漬け

 アボカド自体の持つ脂肪分と甘さが、三五八漬けの旨味と塩みにマッチし複雑な味になる。塩味のあとに、旨味とトロみがやってくる面白い時間差攻撃である。食感はクリームチーズであるが、味はトロのような旨味があり、ゴハンが進む一品になった。酒のアテにも十分である。

 味は満足であるが、唯一の懸念点は熟したアボカドを使ってしまったため身崩れを三五八床の中で発生させてしまった。その結果、三五八漬床にコンタミを発生させてしまった感じがある。一応塩追加で、殺菌を行い、一晩三五八床を寝かして確認したら、なんとか床に問題はなさそうである。焦った。アボカドの場合には、肉と同様に床とは別にジップロック方式が良いかもしれない。

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