立ち飲み屋探訪:桜木町駅「からくさ」野毛の路地に現れたちょっと不思議な雰囲気のお店

 先日野毛方面をフラフラ歩いていると、小さい路地に立ち飲み屋を発見。この「からくさ」である。野毛小路の近辺の、結構な激戦区であり、このあたりも何度か通っているが気づかなかった。調べると2018年にオープンした店の模様。

 入店する。お酒は一律500円。キャッシュオンシステムである。

 カウンターにはおでんがあり、メニューが黒板に色々書いてある。

 まずは角ハイボール。500円でグラスはちょっと高い感じがあるが、その代わりか、結構濃いめでくる。

 せっかくなので、おでんを注文。大根と玉子。300円である。柚子胡椒か辛子を選択できる。ここは柚子胡椒を選択。

 ツマミで「鳥のタタキ」500円を。なかなか美味い。

 店員さんは皆若く、立ち飲みのいわゆる昭和くささは全くない。スタイリッシュといえばそうなのだが、それ以外にも、なんかちょっと一見には不思議な雰囲気のある店である。

 失礼な例えで申し訳ないが、間違って違法風俗店に入店してしまった時のような緊張感がなぜかあった(?)。別にそんな変な店ではないのだが、ちょい高めの一律料金設定、あまり飲食店としての商売っ気を感じさせない店の感じが、何か別の目的があってその本来の目的のために建っているような、合言葉を言うと、別の奥の扉が開くような、そんなミステリアスな雰囲気を感じるのであった。

 実際には何も起こらず、私のただの妄想なのであるが。

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