立ち飲み屋探訪:町田駅「晩杯屋 町田109店」相変わらずの激安で客の方がハラハラする


 激安系の元祖でもある「晩杯屋 町田109店」へ。相変わらずの激混みであり、カウンターとテーブルの間隔も狭く、後ろを店員さんや、会計やトイレに向かう客が何往復もするので、背筋を伸ばしていないと常にぶつかる。と言うか、伸ばしていてもぶつかるくらいの間隔。とはいえ、こちらも平塚の阿久根で鍛えられた立ち飲みマナーがあるので、何とかなる。ただ、店員さんは大変だと思う。

 そんな状態でも、メニューは相変わらずの激安。いくらロットが小さいとはいえ100円台でツマミがあるのだから、多少のストレスは関係ない、とも言える。それでも注文と会計の女性フロア1名と厨房2名で全てをこなすのだから、見ていて「採算は取れているのだろうか」と余計や心配でハラハラする。

 まずはホッピーセット370円である。

 ツマミは「マグロ刺し」200円、名物の「煮込み+玉子」150円。・・・や、安い。

 「炙りシメサバ」200円。

 「納豆オムレツ」150円。厨房ではちゃんとフライパン使って作っている。おすすめのように味の素をドバッとかけて食べると激ウマである。トリップしそうだ。

 伝票はこんな感じで価格帯にチェックで対応。確かにこれなら手間が最小限になりそう。

 紙おしぼりは有料(70円)だったりして、極限まで工夫しており、安いものを提供してくれようとする意思は強く感じ、頼もしいのだが、このデフレ路線は、泳ぐのをやめると死んでしまう回遊魚のような気がして、少々心配(店側が)になってしまうくらい、すごいのであった。

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