立ち飲み屋探訪:尻手駅「尻手酒場」居抜きで開店した店は、発展途上の雰囲気が面白い


 尻手駅近くに新しい立ち飲みができていたことに気づいた。「立呑み 俺の庄太郎」が休業し、その場所に居抜きで新しい店「尻手酒場」ができていた。

 関連記事:立ち飲み屋探訪:南武線尻手駅「立呑み 俺の庄太郎」のたこ焼きが熱すぎる(追記:休業中の模様)

 早速入店。当たり前だが、店内も以前と同様のU字型カウンターである。若い女性が二人とマスターが切り盛りをしている。システムも前店と同じく後で一括方式である。

 ホッピーセット400円を注文。

 食べ物系は焼きあり刺身ありであまり何か1本に絞った感じではない。まずは「洋食屋のポテサラ」250円を注文する。

 続いて焼き物で「ハツ」120円/本を塩で。

 ホッピー中1追加で、その後、ハイボール380円にチェンジ。

 よくよく観察してみると、まだ開店間もないからか、この手の飲食業に対する客との距離感がちょっと不思議なのである。知り合い?常連との会話に集中してしまったり、お金を落とさない雑談だけの酔っ払いもサクッとあしらわず手を止めて対応してしまっているとか、飲食業における経験値が初々しい感じなのである(失礼)。ただ、それが悪いのではなく、ある意味面白く眺めていたのであるが。

 その結果として、支払時に私のn伝票にハイボール380円×2が含まれておらず、とんでもなく安い値段を請求された。これも客の様子を見ていれば、この客だとこんな価格の訳ないと店側の危機意識が働きそうであるが、あまり気づいていないようだ。申し訳なさすぎて、わざわざこちらから自己申告してしまった。

 尻手は小さいながらも立ち飲み激戦区であり、ある意味、発展途上であるこの店も頑張って欲しいのである。

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