立ち飲み屋探訪:石山駅「餃子と唐揚げ専門店 ガッツ石山本舗」–琵琶湖線で降りた昭和の街並みにある元気な立ち飲み


 琵琶湖線石山駅周辺は、今でもルネサスセミコンダクタマニュファクチュアリング(長いな)やローム滋賀などのエレクトロニクス系の企業がある。京阪電車もあったりして比較的賑やかな感じがある。

 ルネサスセミコンダクタマニュファクチュアリングは、いろいろあったが、かつては「関西日本電気」で、NEC系であった。関西日本電気は、PC-6001などでも有名な日本電気ホームエレクトロニクス。かつての最先端デバイスであるラジオ、真空管、ブラウン管などを作っていた会社なのである。

 昭和の時代のNECは結構な繁栄を見せており、この石山周辺もかなり栄えていたようだが、今はどことなく昭和の香りが漂う街になっている。

 2020年5月15日には、ルネサスセミコンダクタマニュファクチュアリング滋賀工場の停止がニュースリリースされており、ますます雰囲気は暗くなりそう。

 そんな中で見つけた立ち飲み屋。京阪電車の踏切を渡り、国道1号線の高架下を潜ると「ガッツ石山本舗」が。

 L字カウンターの小さい店構えに、ドラム缶のテーブルが外に1つ。先客1名であり、密度も問題なさそうなので、入店してみる。カウンタからもフライヤーが見える厨房でマスターが1名でフル回転である。

 まずはチューハイ350円。

 揚げ物が名物のようで、唐揚げは5つで350円、餃子は6つ300円、10個で450円。

 6個餃子を注文。やはりできたて、美味い。満足である。

 ポテサラ150円とチューハイをお代わりし、さくっとフィニッシュである。石山駅の周辺の商人宿チックな雰囲気と小さめの飲み屋街を散策して、静かなビジネスホテルへ戻ったのであった。

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