立ち飲み屋探訪:荏原町駅「きむきむ」大井町線の踏切近くにある、ゆったりとした時間の流れる焼き鳥空間

 大井町から東急大井町線に乗って溝の口方面へ移動。途中の「荏原町駅」の駅近の踏切にある「きむきむ」へ入店。

 テイクアウトの焼き鳥もやっており、年季の入った店内には少し空間を開けた感じで立ち飲みができる。

 立ち飲み店は結構システムが統一されておらず、また常連が多いので、店の注文ルールひとつとっても初見の場合にはわからないことが多い。常連さんが教えてくれることもあるが、そうでない場合にはなんとなく周りの状況を見ながら、少しずつ理解するような感じになる。

 店内には常連さんがメイン、一人の人も多い。焼き場ではマスターが一人で忙しそうに串を焼いている。

 異国に迷い込んだようなエキゾチックな雰囲気であった。様子を伺っていると、どうやら注文する場合にはカウンターの一角へ移動して頼むようである。さらに注文したものはマスターが持ってきてくれる。支払いはあとである。

 またお酒のメニューが結構濃い(焼酎100ml)ので、周りの常連さんはゆっくりしたペースで酒を飲んでいる。ツマミも焼きものはテイクアウトと一緒なので出てくるのが時定数がある。しかし、それでも皆ワイワイとお喋りしながら、楽しそうに酒を飲んでいるのだ。

 私は結構セッカチなタイプなので、酒が少なくなったりツマミが常時無いと不安になるのだが、ここではそうした時間の流れでは無いので、同様にゆっくりとしたペースで過ごす。まさに郷に行っては郷に従え精神である。

 とまあ、いろいろ書いたが、ホッピーセット480円。中は290円である。

 ツマミは限定串の「せせり」と「鳥ハラミ」を塩で。各210円である。うまい。

 そんなこんなでのんびりした時間の流れに身を任せ、ホッピー中をお代わりし、角ハイボール490円に切替えフィニッシュ。濃いめのお酒で酔いが回ったのであった。

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