夏の家庭菜園で収穫されるキュウリとナスを大量消費–三五八漬けにして、更に軽く一手間加えたレシピ:山形郷土料理の「だし+三五八」、食べるラー油で「無限キュウリ+三五八」


 夏になり、ささやかな家庭菜園でも定番のナスとキュウリが、そこそこ大量に収穫できるようになってきた。あまり手間もかけていないので、キュウリは結構なジャンボサイズになる。

 この消費として、やはり三五八漬けが役に立っている。

 ただ、それでも新たな問題が発生している。

 収穫と小ロット方式三五八漬け、更に消費(食べる)とのペースが合わない。工程ごとにサイクルタイムが連動していないのでムダが生じているのである。

 同期していない工程間に停滞が発生し、仕掛かりロスが生じているのだ。

 収穫と三五八漬けの間では、冷蔵庫内で保管によるロスもあるし、三五八漬けの取り出し遅れによる発酵進みすぎ(腐敗)のロスもある。

 整流化が必要なのである。

 そこで三五八漬けをそのまま食べるのではなく、一手間かけてみることにした。

レシピ①:三五八漬けによる山形「だし」

 山形県の郷土料理「だし」はキュウリ、ナス、ミョウガなどを細かく刻み、醤油などで味付けした料理で個人的にも時々作っている。これを三五八漬けでやったらもう少し美味くなるのでは、と思い作成。

 簡単に、三五八漬けにしたキュウリ、ナスを細かく刻み、ミョウガ(これはそのまま)の刻みと和えて、めんつゆを希釈しないでかけて、しばらく冷蔵庫に入れておくもの。三五八漬けの水分があるので、自然と希釈されるのである。

レシピ②:三五八漬けによる”無限キュウリ”

 キュウリを乱切りにして、ごま油や中華だしと和える「無限キュウリ」。これを三五八漬けにして、既成の”食べるラー油”で更に簡単にして作ってみた。

 三五八漬けのキュウリとナスを刻み、冷蔵庫で眠っていた”食べるラー油”をかけるだけ。ラー油の力で保存も効く。

 どちらもご飯(白米)のお供にしたいが、まだダイエットモードなので我慢である。酒のツマミとしても良いので、チビチビ食べている。

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