2020年のリセットの意味も込めて「とらふぐ亭 八王子店」で、豪勢にフグ料理(てっさ、唐揚げ、てっちり)を食べてきた


 色々あった2020年も、ついに終わろうとしている。

 今年は非常に疲れた。

 コロナの件は、まさに想定外。新型コロナの感染拡大という、当初全く予想だにしなかった出来事によって、ものすごく社会的にも個人的にも翻弄された一年であった。

 緊急事態宣言による休業やテレワークなどの経験、更に移動自体の制限。

 こうした環境の変化に伴ってビジネスとして「事業継続」というキーワードが顕在化したように、我々自身にとって「変化」が求められることとなった。

 参考記事:新型コロナ拡大に伴う緊急事態宣言から、終末、じゃなかった週末を迎えた現時点までで起こった私的出来事とその感想:安全確保と最低限の事業継続との相反、そしてポスト・コロナで起こる業務トリアージの予感

 個人的には、クルマ通勤やテレワークによるストレスで、飲酒量が増大、これは修正できていない。昨年のダイエットにより肝臓数値は戻ったものの、このままではアルコールでやられてしまう。

 とはいえ年末となり、ここは一発散財してやろうかい、ということで「フグ料理」を食べることとした。フグ料理はおそらく生涯2度目。前回は、大阪に出張した際に食べて以来なので、12年振りくらいである。

 更にフグ料理といえば冬なので、かなりの贅沢であるが、このくらいは許されるのではなかろうか(誰に対して?)。

 前から目をつけていた店前に水槽がある「とらふぐ亭 八王子店」に行って「泳ぎとらふぐコース」を注文したのであった。

 個室もありソーシャルディスタンスもバッチリである。

 酒はやはり「ひれ酒」である。バッチリ味と香りが移っており、香ばしい日本酒を楽しめる。つぎ酒を2回繰り返しても、まだ大丈夫であった。

 そしていよいよ「泳ぎとらふぐコース」である。

 まずは「皮刺し」。コリコリとした食感が良い。

 「てっさ(フグの身の刺身)」である。薄造りをカボスを絞ってもみじおろしの醤油でいただく。う、旨い。

 そして身がピクピク動いている「てっちり」である。店の指示通り、先にフグの身を煮て、出汁をとってから野菜、そして最後は定番の雑炊で締める。うまかった。

 ちなみに鍋は、このような和紙を使った紙鍋である。風情がある。

 「フグの唐揚げ」もきたが、あまりの旨さに一気に食べてしまい、これは写真を撮り忘れた。

 そしてコースにはないが、「白子焼き」も単品で追加注文してみた。クリーミーで絶品である。

 まあ、そこそこの値段で出費であったものの(しつこい)、減ったもののボーナスも一応出たし、今年は忘年会も自粛でそちらの方の出費はないので、こんな感じの贅沢も許されるのではなかろうか。

 来年こそは良い年になることを祈念するばかりである。

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