【書評】谷川ニコ「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」19巻–ヤンキーが夏休みに免許を取って”煽り運転”

 谷川ニコ「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」19巻を読んだ。

 季節は3年生の夏休みである。

 ここから卒業まで時間軸がまだストレッチしそうな予感もありつつ、今巻ではコミケやヤンキー吉田さんの免許取得+ドライブなどのエピソードが収録されている。

 この作品世界ではコロナの影響がないので、その点はほのぼのとする。

 作品世界では、やはりヤンキーが免許を取ったらこれでしょ、という形で「あおり運転」というフレーズが。まさかの加害者側にもこっちが。

 今回はそれ以外にも下ネタ満載でなかなか楽しめた(?)。

 この巻で、一番受けたのは、もこっちがKY鉄面皮な田村さんと自宅で二人で映画を見ながら勉強の回で、田村さんが持ってきた映画が「ダンサー・イン・ザ・ダーク」というチョイス。

 まさかの救いの無い映画とは・・・。

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