滋賀県のホテル自主隔離飲みは琵琶湖の”ビワマス刺身”と定番”鮒寿司”

 最近仕事で滞在している滋賀県も、8/5の「まん延防止等重点措置」、そして8/26の「緊急事態宣言」により、酒類提供もできず居酒屋も軒並み休業になった。

 その結果、生活では、人的接触もほとんどなく、実質的にはホテルで”隔離”のような状況になっている。移動は主に徒歩、業務でもディスタンス、食事も常に一人で黙食、という寂しさである。

 まあ、これが「行動制限」の意図するところであろう。

 とはいうものの、食事の内容くらいは、少し名物を食べたい、ということで、近くのスーパーの食品売り場で、名物を購入してホテル自室でツマミにすることにした。

 まずは定番の「鮒寿し」である。

 ニゴロブナというラベルが貼ってある。鮒寿しは正直当たりハズレが大きく、微妙だったが、これは平均点。本体(発酵した鮒)は、酒に合うのである。

 ただ”酸っぱくなったご飯”の部分については、更に当たりハズレが厳しいのだが、今回のご飯部分は少々酸味がきつくてダメだった。これも美味い鮒寿しにはなかなか巡り会えていない。

 続いて琵琶湖の名物「ビワマス」の刺身である。

 薄味のサーモンのような見た目である。琵琶湖と川の周りで閉じた習性を持つ、一生を淡水で過ごすタイプの魚。

 淡水魚の刺身はなかなかであるが、これが脂が乗っていて非常に美味い。くどくもなく上品な味であった。

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