お盆休みに実家へ帰ったら懐かしいパソコン雑誌「RAM」(廣済堂出版)1982年8月号があった

ボロボロであるが、懐かしい。

35年前の月刊「RAM」である。

この頃はまだパソコンは高値の花で、いくら親にねだっても買ってもらえないし、お年玉を貯めたっておいそれとは買えない時代であった。こうしたパソコン雑誌の広告を見たり、電気屋のパソコンコーナーに行って触るのが関の山であった。

今更ながら見てみると、やはり最先端なのか記事のレベルが高い。PC-8001で実行できるイジングモデルによる磁性シミュレーションプログラムの解説(もちろんイジングモデルの解説もある)などがある。

当時私が「RAM」を買ったのは確かこの号だけで、あとは「I/O」や「マイコンBASICマガジン」その後は「POPCOM」「テクノポリス」を購読していたはずだ(要するに軟弱な方向に行ったんですな)。ただそれらも実家のどこかにあるはずだが、捨ててしまったのか見つからない。

あの頃の「I/O」などから提供されていたキャラクタ基本のPCゲームは面白かった。文字通り昼夜を忘れ、寝食を忘れていた。

ゲームウォッチなどのゲームやファミコンなどの思い出もあるが、やはり一番ときめいたのは、テープレコーダで読み込むあのPCゲームの思い出である。

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湯河原海岸に行った帰りに理想郷に行きそこねる

天気がそこそこ良くなって来たので、湯河原海岸にバスで行ってみた。

結構人出が出ている。海水温は結構高めである。

海の家の近くの駄菓子屋にあったレトロ機械。

海の家でカレー(700円)をいただく。

暑い中、雰囲気はいい。

帰りはバス停が見つからず、湯河原駅まで歩いた。

途中で休憩した和菓子屋さん「杵屋」。中にテーブルがあり、和菓子を食べることができる。冷たいお茶がサービスで出て来た。

水まんじゅうは冷やされており、少しクールダウンできた。

湯河原駅から宿への帰りのバスで、ウトウトしていると「次は理想郷」と出て来て驚いた。

こんなところに理想郷が。

”止まります” になっているし。・・・理想郷に行きたい。

理想郷には女の子とおばあさんの二人連れが降りて行った。

私は理想郷で降りそびれて、更に湯河原の奥の方へ登っていくのだった。

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【純喫茶】箱根登山鉄道「あじさい電車」の車窓と強羅駅で現役稼働のジュークボックスと出会う【レトロ】

箱根登山鉄道の風景でアジサイが見頃になっており、「あじさい電車」に乗るべく、箱根へGOとなった。町田からロマンスカーで箱根湯本まで約1時間である。

あまりに早いので、チューハイ飲む暇もないという感じ。

箱根湯本駅は観光客でかなりの混雑である。

箱根湯本から強羅までの箱根登山鉄道の約45分の旅は、3箇所のスイッチバックもあり、急カーブあり、峡谷の風景ありと見所が多い。

強羅駅で軽く昼食を食べるべく、散策。

喫茶店「旅情」を発見した。

入店するとインベーダーゲームがあり、昔ながらのレトロな雰囲気が漂う。

そして入口付近には、ジュークボックスがあり、今でも現役である。

100円を投入しボタンで曲を選択する。

奥側に縦置きで並べられているレコード群から、選択されたシングル盤レコードをアームが把持する。

把持位置はレコードのセンター部分であり、手前側にアームが旋回した後に、90度の捻りが入ってレコード盤を水平把持に姿勢変換して、ターンテーブル上にセットされるというシーケンスである。

そして、アームが退避後にターンテーブルが回転し、針が自動セットされ、曲が店内に流れる。

2つのボタンで選曲をする。

レコードは洋楽もあり、演歌もあり、フォークもある。手書きがいい味出している。

迷った挙句に、A4のカーペンターズ「イエスタディ・ワンスモア」を聴く。レコードの針のノイズが、レコードを知る世代にとってはなかなか風情を感じるのであった。

注文したのは、小倉トースト。うまい。

ホットコーヒーも美味かった。

時間が止まったような落ち着いた空間で、非常に気持ちが安らぐ店あった。

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【ピンボール】相模湖で懐かしの駄菓子屋ゲームと再会(後編)【スマートボール】

前編から続く:

【レトロゲーム】相模湖で懐かしの駄菓子屋ゲームと再会【国盗り合戦】

ゲームコーナーを出て少し奥の方へ行くと、レストランがあり、その前にこれまた懐かしい「綿アメ(綿菓子)の自動販売機」があった。

現役なのかどうかわからないまま、不安を胸に100円を投入すると、動き始めた。ザラメ砂糖が過熱され回転体からクモの糸のように射出されてゆき、それを割り箸で集める。

 

こんな感じ。見てくれいまいちだが、出来立てはホカホカ暖かく、懐かしい味がする。

射的屋の向こうに、ゲームコーナーとスマートボール屋があった。

ついにアナログ式のドライブゲームを発見!

その隣にはピンボールが。懐かしい。駄菓子屋でハイスコアを紙で貼り出していたり下のを思い出す。

そしてスマートボールである。30台くらいが並んでいる。

店員がいて、最初のお金(200円)とボールのやり取り(下図)はするが、それ以外は自動払い出しで、この機構も現役で稼働していた。

よく見ると3種類の形式がある。蝶の役物があるもの(上図)や、払い出しが全て15個(他は5個と15個)で難易度が高いものなどがある。ボールを右側にあるバネ式のピストン(機構としてのパチンコ)で射出し、賞球口に入ればボールが払い出される仕組みである。

上は払い出しが全て15個のもの。店員さん曰く「難しい」らしい。

センター釘が狭く、一発台チックな釘配置のもの。

今回は蝶の役物の動きを見たいので、”蝶の台”でプレイしてみることにした。

一体どんな動作をするのか興味津々である。

穴に入るとその穴に書かれた数字の個数のボールが自動で上部の払い出し口から出てくる仕組みになっている。

蝶の役物を作動させるには、センターの赤い15の穴に入れなくてはならない。これがなかなか難しい。

キター!!!役物作動の瞬間!!

蝶が、ばさっと、上昇。15個の賞球穴が開放!

じ、地味だ・・・・・

そして、この開いた穴も別に入りやすい訳ではなかった(一応入ったらまた蝶々が元に戻った)。なんだったのだろうか。

一時はこのくらいまでボールが溜まったが、結局ノマレ。

結構遊べた。

メーカーの名前があった。まだあるのかな?

中野といえば、昔のアナログ式雀球があった(今はない)のも中野だった。あの雀球の制御機構は未だに謎である。あのアナログ式機械式で、どうやって複雑な役判定をしていたのだろう。特許を調べてみようかと思っているが、まだ成し得ていない。

関連記事:

【懐かしの自販機】相模原にあるレトロ自販機スポットを訪ねる【ニキシー管】

相模原レトロ自販機スポットのリベンジ:念願のトーストをゲット

おまけ

食事をしたら、テーブルに占い自動販売機があった(禁煙表示をつけられている)。

自分の干支のところに100円を投入すると占いの紙が出てくる。

若干変色した感じではあるが、良い内容で安心。

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【レトロゲーム】相模湖で懐かしの駄菓子屋ゲームと再会(前編)【国盗り合戦】

久しぶりに相模湖へ行ってみた。遠い昔の幼少時代には、遠足やピクニックなどで来たことがあるが、大人になってからはしばしご無沙汰になっていた。とはいえ、近場で人出もさほど無いので、なかなか落ち着ける、いい感じに寂れた観光地である。

ずっと昔にもあった遊覧船とボート乗り場があり、相変わらず客引合戦をしている(確か昔、これに関して事件があったような覚えがあるが、もう忘れてしまった)。

ここには懐かしのレトロゲームが残存していることでも一部有名であり、今回はそれを中心に観光してみた。

ちなみに、最近のニュースでは「相模湖でクマが出た」らしい。

関連記事:TBSニュース「相模湖を泳ぐ熊、視聴者が撮影」(リンク切れ)

万が一のことも考え、用心しつつのゲームスポット確認である。

遊覧船乗り場に併設されたゲームスポット。

回転台に乗っているミニカーを振り子のように動く棒のタイミングをみて落とすゲーム。一発勝負で、なかなかむずい。100円で5回チャレンジできるが、できそうでできない感じがなかなか。

ラムネのキャッチャーである。動作がレバー式。

謎の10円ゲーム。回転するスリットに10円を滑らせて入れば当たりらしいが、詳細わからず。

もぐら叩きである。数字表示はニキシー菅。ここでも活躍している。

昔のパチンコ台がメダル方式になっていた。手前の羽根モノをプレイしたが、釘がガバガバなのであっという間にフィーバーしてメダルを10枚獲得。カウンターに持っていったら、マルカワの10円ガム1個と交換だった。なかなかの低いギャンブル性。

昔の駄菓子屋でおなじみの国盗り合戦。これは少年時代にハマったなあ。

コインを弾く”インターチェンジ”系のゲームもあった。

玉入れゲームであろう。

ビリビリ棒。若干新しいものも。

ルーレット系のゲームである。

懐かしの染之助・染太郎のゲームがあった。

絵柄が微妙なラムネのクレーンゲーム。

そして懐かしの遊具である。下の方は確認したところ現役で動いた。シーソー的な動きに合わせて「エリーゼのために」が流れる。

やはり少し興奮するものの、レトロ自販機の時よりは焦りがない。

関連記事:

【懐かしの自販機】相模原にあるレトロ自販機スポットを訪ねる【ニキシー管】

相模原レトロ自販機スポットのリベンジ:念願のトーストをゲット

ここにある古いゲームの機構のほとんどは、おそらく電子制御ではなく、リレーなどを使った機構制御であろう。こうした部分には興味があるが、今更ラムネが手に入っても・・・・という躊躇いがあるのである。

とはいえ、相模湖のレトロにはまだ先があった。

後編に続きます。

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相模原レトロ自販機スポットのリベンジ:念願のトーストをゲット

前回記事で、夜に相模原市下溝にあるレトロ自販機スポットへ行ったものの、お目当てのトーストを購入できなかった無念があり、昼間にリベンジを行なった。

店の全景。もはや人気スポットなのか、かなり人出が多い。駐車も大変だ。

天ぷらうどん(300円)とチーズバーガー(280円)をゲット。

そしてトーストである。

キター!トースト中 点灯!

沖スロのハイビスカスのごとく点滅する。なぜかこの手のランプ点滅は興奮する。

待つこと40秒。熱々である。すぐには持てないくらい熱い。

ハムチーズトーストとコンビーフトーストである。各300円。

アルミホイルということは加熱はオーブンなのだろうか?

コンビーフトーストの具の部分。あっさりした感じでうまい。

家族連れや若者など、来る人来る人が皆楽しそうな表情だったのが、印象的であった。

レトロ感の中で、ハッピーな気分になるスポットなのかもしれない。

別記事:

【レトロゲーム】相模湖で懐かしの駄菓子屋ゲームと再会(前編)【国盗り合戦】

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【懐かしの自販機】相模原にあるレトロ自販機スポットを訪ねる【ニキシー管】

 相模原近辺にレトロ自販機があるらしい、という噂を聞いて訪ねて見た。

 場所がわかりにくく迷った挙句に、日没となってしまった。写真が暗いのはご容赦いただきたい。

 相模原市下溝にそのレトロ自販機スポット「中古タイヤ市場 相模原店 自販機コーナー」はひっそり建っていた。周りには店もなく、暗い。

 自販機がずらっと並んでいる。向こうの方には溶接用と思われるガスボンベが。

 昔高速道路のサービスエリアで見かけたようなレトロ自販機がある。

 うどん・そば(天ぷらうどんとそば)、ラーメン(チャーシューメン)があった。

 チャーシューメン(400円)を購入してみる。

 カウントダウンが始まる。

 なんと数字表示は、あの冷陰極放電管(ニキシー管 wikipedia)である。真空管の原理で、数字の形をした陰極周りにグロー放電ができることで数字表示する、LEDや液晶ができる前の昔懐かしい表示素子である。

 参考記事(外部リンク):ニキシー管のできるまで(GIGAZINE)

 調理時間を可視化することで顧客のイライラ感をなくすアイディアであり、当時としたらハイテク機器であった。

 カウンドダウンが終了し、完成。プラスチック容器に入ったラーメンである。なかなかうまかった。

 続いては

 ハンバーガーとトーストである。このトーストが実は狙いだったのだが、あえなく売り切れとなっていた。

 ハムチーズトーストとコンビーフトースト。どちらも300円。

 よってハンバーガー(280円)を購入。再び60秒のカウントダウンが始まる。

 パッケージに「写真はイメージです」と書いてあった意味がよくわかった(笑)。

 見栄えはイマイチだが、味はうまかった。なぜかテリヤキバーガーであったが。

 (追記:後日よく見ると、3つボタンがあり、左からハンバーガー、チーズバーガー、テリヤキバーガーと書いてあった)

 その他、レトロでは無いが、缶入りラーメン、ジュース、お菓子、スナック、駄菓子、アイスなどの自販機があった。

 ↑サンガリアのジュース

 上段には柿ピーのスナック缶、中段にはタイのジュース、下段には甘酒という不思議なラインナップ。

 アイスの自販機

 瓶のコーラ自販機。これは懐かしい。

 ポップコーン

 お菓子の中に何故か魚肉ソーセージが。

 サンガリアのマニアックなジュースや、なぜかタイのよく分からないドリンクなどを購入してみた。これは別途報告したい。

 とはいえ、この手のレトロものは結構興奮する。あれも、これもという感じで目移りし、もう少し落ち着いてゆっくり調べておけばよかった。

 念願のトーストを購入するべく再度チャレンジする所存である。

 追記: 別の日に行ってきました→相模原レトロ自販機スポットのリベンジ:念願のトーストをゲット

 更に追記:【懐かしの自販機】相模原のレトロ自販機が更に増台し、ついに「おみくじ」まで・・・

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