日: 2021年3月2日

読書, 読書メモ

【書評】連城三紀彦「離婚しない女」–同心円状の外と内がひっくりかえるような感覚の恋愛ミステリ

 連城三紀彦「離婚しない女」(文春文庫)を読んだ。中編の表題作と、「写し絵の女」および「植民地の女」の短編2編で構成されている。  名作「恋文」や本格ミステリ「人間動物園」で描かれた、心理劇+どんでん返しを味わうことがで …

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