この時代にこそ必要な要素、それはフワちゃん–日めくり「まいにち、フワちゃん」を3冊まとめ買いしてみた

 新型コロナはいよいよ非日常な局面に入りつつある。

 お笑いの巨匠、志村けんの逝去で正直落ち込む。そんな日に届いたamazonの予約注文。

 「まいにち、フワちゃん」3冊である。折角なので自分以外への配布分も含めて事前予約購入していたのだ(忘れてた)。

 

 複数あるとなかなかインパクトもあり、厄除効果もありそうだ。

 同じ八王子出身として頑張ってほしい、と思う。

 真面目な話、今回は東日本大震災の時とは異なり、ひとりひとりの行動が当事者となる状態になっている。つまり自分が感染者になりうる可能性を秘めていることで、他人への関わり方にも社会的責任による制限を受けてしまう。いわゆる「自己責任」論が通用しないのである。リバタリアニズムが通用しないというべきか。

 また、社会的な互恵、いわゆる相互援助のような、他人への援助行為自体が、場合によっては社会的な加害行為になってしまい指弾されるような状況が作られている。個人経営の飲食店が経営に困っているから、そこへ飲みに行くこと自体が、より社会的な意味で加害になるようなシチュエーションになっている。では、個人経営の飲食店はただ黙って社会の犠牲になるべきかのか、と言われる、そうではないという主張らしい。誰もその矛盾を本質的に解決していないのである。

 まさに今そうした矛盾を突きつけられている。それらの矛盾に目を伏せて、個別的な論理整合性のみを語っているように思える。誰も全体としてどうあるべきかを語れない。いや、語ることが倫理的にできないのであろう。要するに「社会的に何を優先的に犠牲にすべきか」を誰も明確に語れない状況になっていると思われる。

 そんな中でこのまいにち日めくりのフワちゃんカレンダーは、救いになるのである。言っている事はしょうもないが、それでも全く有効な言明ができない地上波TVの映像より、余程勇気づけられるのである。

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いきなり大雪、3月29日なのに

 リアルタイム性がないブログであるが、小池都知事の外出自粛要請に加えて、この季節外れの大雪で「いや、そもそも出れないし」みたいな状況を一報しようかと。なかなかの雪である。10cmはあるかと。

 昨日は暖かいし、桜は既に咲いているのに、季節感が混乱しそうである。季語を使う俳人が廃人になりそうである。

 雪が重たく、水分多めのため、庭草が倒れて動線が無くなったりと、通常の大雪とは様相が異なる感じである。

 これで本日夜に気温が下がって、翌朝凍結の場合、早朝革靴出勤したら絶対スケートリンク状態で傷だらけになることも予想でき、なかなか厳しい。

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立ち飲み屋探訪:三条駅(京都)「立呑み 友立ち」三条通りの路地にある飲み屋街は新型コロナの影響か客足少なめだったが、酒飲みは注文で応援するしかない

 先日の京都出張、先斗町付近の散策で、三条通りから一つ路地に入ったところにある「立呑み 友立ち」に入店。

 システムは後から一括方式である。

 カウンターの中にマスターが一人。そして客は入店時ゼロ。

 京都で久々のタイマン勝負である(関連記事:【立ち飲み屋あるある】お客が私一人状態における立ち飲み屋での店主とのタイマン勝負がきつい

 まずはプレーン酎ハイ300円。

 メニューに英語版もあるところをみると、外国人観光客も来る店でまさに新型コロナに直撃されているのであろうか。

 我々ができることは、沢山食べて沢山飲んで消費で貢献するしかないのである。ということでダイエットはしばし忘れて、ここは注文である。

 デミチーズハンバーグ250円。こってりしており良い。

 豚の生姜焼き300円。甘めの味付けが、美味い。

 竹輪とカレーの炒め物(”ちくコロカレー”)250円。練り物はうまいなあ。

 お酒もせっかくなので焼酎ロックにチェンジ。麦焼酎の「河童九千坊本流」をロックで。350円。

 タイマン勝負はやはり厳しく、会話が持たず、焼酎のお代わりを繰り返している内に、記憶がなくなってきた。確か客が一名新規で来たのを折に、帰宅したはずである。気づけばホテルで寝ていた。

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【書評】谷川ニコ「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」17巻–高校生の心理戦からツイスターゲームになり、最後はシャワー覗きに至るスペクタクル展開(喪168)

  谷川ニコ「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」17巻を読んだ。さすがにいい年をしたオッさん(私)が、高校3 年生の学園ものを読むのはちょっと苦しいものがある。特にこのところのリア充路線だと、本当に青春ドラマにされそうで、もう身体中が痒くなりそうだ。

 とはいえそこはギャグマンガであり、うっちー(絵文字)と小見山さんというブレない二大変態キャラのおかげで、何とか変態路線に一本筋を通しているところに救いがある。

 今回は、もこっちの弟をめぐる下級生(朱里)と小見山さんとの抗争エピソード(喪168)が面白い。高校生同士のエゴやいい顔を見せたいという心理戦(下記のコマ)から始まり、そこから事態はさらに発展する。

仲の良い二人の心理戦。毒が厳しい(笑)

 何故か1人でツイスターゲーム→もこっちが盗撮→小宮山さんに通報→雨の中不良の吉田さんのバイクに無理やり同乗して黒木家へ→シャワーを借りた吉田さんの裸を弟が覗く、というなかなかの目まぐるしく、スペクタクルな展開。面白かった。

 

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立ち飲み屋探訪:尻手駅「尻手酒場」居抜きで開店した店は、発展途上の雰囲気が面白い

 尻手駅近くに新しい立ち飲みができていたことに気づいた。「立呑み 俺の庄太郎」が休業し、その場所に居抜きで新しい店「尻手酒場」ができていた。

 関連記事:立ち飲み屋探訪:南武線尻手駅「立呑み 俺の庄太郎」のたこ焼きが熱すぎる(追記:休業中の模様)

 早速入店。当たり前だが、店内も以前と同様のU字型カウンターである。若い女性が二人とマスターが切り盛りをしている。システムも前店と同じく後で一括方式である。

 ホッピーセット400円を注文。

 食べ物系は焼きあり刺身ありであまり何か1本に絞った感じではない。まずは「洋食屋のポテサラ」250円を注文する。

 続いて焼き物で「ハツ」120円/本を塩で。

 ホッピー中1追加で、その後、ハイボール380円にチェンジ。

 よくよく観察してみると、まだ開店間もないからか、この手の飲食業に対する客との距離感がちょっと不思議なのである。知り合い?常連との会話に集中してしまったり、お金を落とさない雑談だけの酔っ払いもサクッとあしらわず手を止めて対応してしまっているとか、飲食業における経験値が初々しい感じなのである(失礼)。ただ、それが悪いのではなく、ある意味面白く眺めていたのであるが。

 その結果として、支払時に私のn伝票にハイボール380円×2が含まれておらず、とんでもなく安い値段を請求された。これも客の様子を見ていれば、この客だとこんな価格の訳ないと店側の危機意識が働きそうであるが、あまり気づいていないようだ。申し訳なさすぎて、わざわざこちらから自己申告してしまった。

 尻手は小さいながらも立ち飲み激戦区であり、ある意味、発展途上であるこの店も頑張って欲しいのである。

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立ち飲み屋探訪:三条駅(京都)「立ち呑み 傘(きゃさ)」スタイリッシュな京都先斗町の立ち飲みで、おでんに厚切りベーコン、そして本格焼酎

 新型コロナの影響は相変わらず。世界同時株安の様相まで出てきた。また相変わらず新幹線ガラガラ、ホテルもガラガラで、これでは商売上がったりであろう。まさに負のスパイラル一歩手前である。

 私自身は、「不要不急」ではなく「要・急」な業務であるという理論武装した上で、最近よく行く京都方面へ泊まりがけ出張してきた。

 辛い出張先のアウェイ業務を終え、酒の誘いも断り、ひとり京都へ繰り出す。今回は三条大橋から高瀬川沿いにある先斗町付近を散策した。風情はあるが、やはり人気は少ない。

 そんな一角に「立ち呑み 傘(きゃさ)」を発見。通り過ぎそうな感じのビルの1Fにあり、カウンターだけの小さめの店である。

 システムはキャッシュオン。本格焼酎の一升瓶が並ぶ。

 まずはハイボール400円。ウィスキーと氷を入れた状態でマスターが、しばしステア。その後、炭酸を注ぐという丁寧な造り。

 ツマミも安いが、せっかくなので、また昼間の業務を不満を忘れる意味も込めて、高めのものをオーダーすることに。

 おでんの5品。400円。関西風という感じで上品な味であった。

 続いて厚切りベーコン500円。フライパンで焼いた状態で出てくる。美味い。

 せっかくなので酒もこれに対抗できそうな本格焼酎を頼むことに。熊本の麦焼酎「麦汁」(豊永酒造)をロックでもらう。600円。麦の香りが広がって非常にうまく、お代わり。

 そんなこんなでガッツリ飲んでしまったが満足である。

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関西方面出張でウイルス対策もあって、発酵食品をゲット–京野菜「すぐき漬」と琵琶湖産「鮒寿し」(鮒味)

 新型コロナウイルスの猛威は、なかなかすごい状況である。もはや平時ではなくなってしまったような殺伐とした雰囲気である。中国、韓国への出張もできず、国内でも”不用不急の出張は取りやめ”のような状況である。

 そんな中、やむを得ず京都方面への出張の用事があった。

 東海道新幹線はガラガラであって、1車両に10人くらいしかいないような状況もある。ホテルもガラガラ、値崩れも起こっている。

 このように、人の移動量が少なくなったということは、自然と経済活動も停滞しているということで、このような活動の停滞が日本経済に与えるダメージはなかなか厳しいものがある。

 私自身も体調管理に気を遣う。手指のアルコール消毒など結構面倒だが、この状態ではしかたない。そんな中で、やはり腸内環境を良くすることを念頭に置いて、発酵食品をいくつか探してみた。

 京都駅の土産物コーナーで購入した京野菜「すぐき漬け」である。カブを漬けて、乳酸発酵を進めたもので、なかなかの酸っぱさである。

 「すぐき」はカブの根っこの部分と葉の部分が微妙に味が違っている。

 続いて滋賀県で購入した「鮒味」(ふなちか)の鮒寿しである。

 スライスではなく、頭もある。子持ちのニゴロブナである。そして、鮒の身の下には”酸っぱいご飯”もあり、これと一緒にいただく。さすが琵琶湖産の鮒寿しだけあって、ガツンとした酸っぱさと旨味。ただ匂いはキツくて、まさに地元の味と言える。

 ネットでみると白ワインとあうと書いてあり、試してみたがワインとはイマイチ合わない(個人的感想)。やはり絶対安定の日本酒であったか。

 発酵食品で体調管理と経済効果の一石二鳥を意図したが、アルコール飲み過ぎで体調は違う意味で厳しくなるのであった(内臓消毒にはなるのかな)。

 

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立ち飲み屋探訪:京都駅「立呑み いなせや」安くてメニュー豊富な人気店!

 京都駅中央口から徒歩7分程度にある「立呑み いなせや」に入店。

 まだ17時過ぎなのに結構賑わっており、注文もうまくタイミングを図ってしないと通らない。支払いは後で一括方式である。

 メニュー豊富でしかもリーズナブルな価格設定になっており、迷ってしまう。

 角ハイボール280円。グラスはオリジナルであろうか。

 早めに出てくるメニューでまずは「とりの南蛮漬け」250円。さっぱりとして、酢が効いていて美味い。

 「造り盛り合わせ」600円。これも刺身醤油でいただく。

 15:00から開店しており、私が入店した時点で既に日本酒熱燗でベロベロの人も周りにいたりして、非常に活気のある店であった。

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バイオレンス度max!もはや凶器のような「ペヤング獄激辛やきそば」を食べて上と下がエラいことに

 ある日、同僚から「〇〇さん(私の名前)、辛いの好きでしょ。これあげます」ともらった「ペヤング獄激辛やきそば」。

 パッケージのおどろおどろした感じといい、食品の商品名にはおそらく使わないであろう「獄」の字が色々な雰囲気を醸し出している。

 まぁ、とはいえ中本のカップ麺「北極ラーメン」も何とかいけたので、それほど味の方は不安視してはいなかった(関連記事:超激辛カップラーメン「蒙古タンメン中本 北極ラーメン」を1階で食べたら2階で寝ていた家族が起き出した)。

 先日の昼食に食べてみた。ペヤングでおなじみの手順で、お湯をいれ、湯切りをするところまでは通常品と同じ。添付の激辛ソースを入れて混ぜるとこんな感じ。あまり辛そうな感じはない見てくれである。また目にくる刺激も無いわけでは無いが、それほど厳しい感じではなかった。

 といった感じで早速食べてみた。

 ・・・・痛い。口内が痛い。

 口内の味蕾細胞全てを針で刺すかのような唐辛子のキツめの辛さ。

 麺は通常のソフト麺なので何とかギリギリのバランスで食べ切った。しかし、口内の痛み、痺れは止まらない。危険な感じである。胃袋に一応は収まったが、その後の行方も気になる。

 10分痛みが消えず、冷たいお茶を500ml×3本流し込む。もらった当人に惨状を話すと、さすが先行者だけあって、ゲラゲラ笑いながらチョコを2個くれた。確かにチョコを食べると若干中和される気がする。

 その夜。激しい痛みとともに2時間トイレの住人である。まさに肉体へのダメージがある、バイオレンスなフード凶器としか思えない物凄い問題作であった。

 飲み会の罰ゲームでやったら後々訴訟問題に発展しそうな感じの辛さであり、このコンプライアンスの時代にメーカーの攻撃的な製品開発コンセプトに少々呆れると同時に頼もしさ(?)も覚えるのであった。

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立ち飲み屋探訪:神田駅「もつ焼大衆酒場 つみき」元気いっぱいの店員さんとプリプリのもつ焼きにいい感じ

 先日茨城方面への出張の帰り、中央線へ乗り換えの神田駅で途中下車。駅前の飲み屋街をフラフラ歩いていると、駅から徒歩5分程度の駅近に「もつ焼大衆酒場 つみき」を発見。早速入店である。

 1Fにはカウンターがあり、2Fには座席もあるらしい。なかなかの賑わいである。

 フロア店員のお兄さんがとにかく元気で非常に良い。支払いは後で一括方式。

 まずはホッピーセット390円。中は230円であった。

 やはり、看板に大々的にあった”もつ焼き”が興味をそそるので、お任せ5本でお願いした。以前も書いたが、お任せで頼むと、焼き上がり時間の差で順次串が来るので、ちょっとしたコースメニューチックな高級感がある。

 まずはレバータレ。プリプリしていて絶品である。

 続いては、タンとカシラを塩で。これも美味い。

 最後は、チレ(脾臓)とナンコツをタレで。チレが特に脂が乗っていて旨かった。 

 あとはオニオンスライス280円をアテに中をお代わり。アルコールチャージで、また中央線に乗って長い家路に着くのであった。

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