大船駅構内の「濱そば 大船店」期間限定「グリーンカレーつけ蕎麦」がパクチーのエスニック風味たっぷりで意外にもマッチしている

 大船駅構内は飲食店がかなり充実している。そこの一角にある「濱そば 大船店」で、こんな看板が。

 「グリーンカレーつけ蕎麦」である。ソーメンに「いなばのタイカレー」が美味いという記事がネットにあり、実際に試してみたら美味かった。これは期待できる、ということで食券を購入である。

 「グリーンカレーつけ蕎麦」500円に、期待のあまり大盛り券100円をつけたが、カウンターで「すいません、これは大盛り無いんですよ」と言われる。確かに看板にそう表示があったように思える。でも、茹でるだけだから問題ないのでは、と思いつつ素直に従い、払い戻しせずコロッケ100円とする。

 到着。この皿のサイズなら麺大盛りでも十分のような気がする(しつこい)が、まあよろしい。

 つけ汁(というかカレースープ)は結構熱い。そして、パクチーがたっぷり。他にはチキン、パプリカなども入っている。

 食べてみると、やはり合う。比較的どろっとしたスープに蕎麦が良く絡み、多めのパクチーの風味が予想以上に合うのである(ただ、これは好き嫌いありそう)。

 個人的にはヒット作の予感があるが、どうであろうか。

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立ち飲み屋探訪:新杉田駅「立ち飲み処 五郎ちゃん杉田店」常連多いがすぐに溶け込める賑やかなお店

 JR新杉田駅と京急線杉田駅を結ぶ導線、ぷらむろーどを新杉田方面から進むと左手に立ち飲み屋を発見。直線カウンターのみで賑わっているが、ちょうど入れ替わりで入ることができた。

 早速ホッピーセット400円を注文。ここは後払い方式である。

 喉を潤し、早速壁にあるメニューや黒板を見て、カウンターの女性に2品料理を注文した。

 すると、私の注文に対して周囲の常連さんが大笑い。そして当のカウンターの女性も大笑いしている。何事かと思うと、隣の常連と思しきおじいさんが笑いながら「この人はね、料理できないの」と言う。どうもヘルプで入っているようだ。

 では?と思うと「こちらがおすすめですけど」と、カウンターを指す。

 カウンターの上には、大皿でおばんざいが並んでいた。なるほど、できているものは出せるが、それ以外はNGという状態なのか。

 ひょっとしてこのカウンターの女性はお客なのかとも思ったが、どうも常連さんが彼女をイジる会話を聞く限り、そうではないようだ。

 まあこの手の話は、深追いしても仕方ない。店内はほとんど常連だが、あまり違和感はない。某所で起こった悲劇にはならず、むしろ常連のトークを肴に酒が進む。

 参考記事:居酒屋探訪:鶴見線国道駅「国道下」へ行ったが人見知りが災いして溶け込めず、角打「相模屋酒店」でストレス解放、その結果の悲劇

 思うに酒場の常連の話がおしなべて面白い(例外もある)のは、アルコールのせいで本人は毎回初披露のつもりで何度も同じ話を繰り返しているので、結果として情報アウトプットの場数が多くなり、無駄が省かれ、かつメリハリも効いたこなれた話に自然になっていくからではなかろうか。

 大皿のおばんざいの焼売200円と、ホッピー中200円を追加。ここの店は回転が早く、常連が次から次へとやってきてはいなくなる。なので長居は野暮と判断し、滞在30分トータル800円でここは撤収。

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立ち飲み屋探訪:新杉田駅「愛知屋酒店」路地を入ったところにある昼飲みできる居心地の良い角打ちに夜を待たずにベロベロに

 ある外出の仕事終わりで、もう帰社しなくても良い程度の時間、一杯飲みたいが開いている店も少ないような状況がある。

 特に新杉田の周辺のような飲み屋が多くあるところだと尚更である。灯りがついているので、中を伺ってみると準備中で「17:00開店です」と言われスゴスゴ引き返すことも。

 新杉田駅から杉田駅方向のストリート沿いは歩行者量が多く、ここも飲み屋街になっている。そこから少し外れた路地を1本入った先に角打ち「愛知屋酒店」を発見した(ネットなどでは「愛知屋小林商店」ともあったが)。

 入るとカウンターと酒の入った冷蔵庫、お惣菜の沢山並んだ業務用冷蔵庫があり、奥には優しそうなマスターが。

 親切に色々教えてくれた。ホッピーを頼むと、ショットで焼酎を計量し、ジョッキに入れてくれる。氷もあり、なしを選べる。今回は「無しで」。

 キャッシュオンっぽい雰囲気であったが「後でいいですよ」と言ってくれた。

 おつまみはお惣菜コーナーから「漬物」130円と「厚揚げ」180円。厚揚げはレンジでチンしてくれて生姜もつけてくれた。その後食べた「ままかり」280円が非常に美味かった。

 昼下がりで天気も良く、まだ早い時間のためか、客も誰もいない。ここは店主とのタイマン勝負(下記事参照)になりそうな予感があったが、さすがこのマスターは一流で、客との間合いを見て何も話しかけてこない。

 関連記事:【立ち飲み屋あるある】お客が私一人状態における立ち飲み屋での店主とのタイマン勝負がきつい

 かと言って放置されているわけではないのである。私の注文に備えてくれているものの、こちらがストレスを感じない絶妙な間合いで、遠からず近からずの距離に佇んで、ただ一緒に大相撲を見ているのである。

 この居心地の良さに、ホッピーを都合4杯、さらに缶チューハイ500mlを飲み、お惣菜をトータル3品缶詰の秋刀魚の蒲焼を追加して、これで夜になる前にすっかりベロベロになってしまった。

 もし、私が新杉田駅周辺に勤務していたら、週5で通いたくなる素晴らしい角打ちであった。

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立ち飲み屋探訪:浦和駅「立呑み屋WA」は駅から徒歩30秒!串焼きお任せ5本500円をホッピーでグビリと

 浦和駅東口から出てすぐの駅チカ超好立地にある立ち飲み屋「立呑み屋WA」に入店。小テーブルとカウンターがあり、カウンターに着く。支払いは後で一括方式。

 まずはホッピーセット450円。ここはホッピー中がシングル130円とダブル180円が選べる。意外とダブルのニーズはありそうだが、採用している店は少ないのは何故だろうか。

 串焼きのお任せがメニューにあったので5本500円を注文。

 ししとうが激辛でホッピーが進む。

 あとはオニオンスライス300円を追加して、ホッピーのダブル中をおかわりし、その後はトマトハイ2杯でベロベロである。

 

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立ち飲み屋探訪:平塚駅「田中屋酒店」角打ちとは思えない優しいマスターのサービスに酒が進む

 平塚駅北口から5分くらい歩いたちょっとディープなエリアの一角に「田中屋酒店」がある。ここで角打ちができることは知っていたのだが、ちょっと入りにくく、何度かスルーしたこともあった。

 入り口から覗くとカウンターだけは見えるのだが、混み具合がわからないので、入ったら席がない、とか、頑固な店主と怖い常連ばっかりの中に1人ストレンジャーみたいな状態だと怖いなあ、と勝手に悩んでいた。

 本日勇気を振り絞って入店。カウンターにいるマスターが「立ち飲みですか?」と声をかけてくれ、奥の立ち飲みエリアに案内してくれた。

 ホッピーセット450円を注文。ここは珍しくホッピーや割材をマスターが割ってくれた状態で提供してくれる。なので濃さがわからないのだが、中のおかわりを頼んで判明したが、かなり濃い。

ホッピーの中おかわり。量が半端なく多い。

 店内はテレビと立ち飲みスペースがあり、20人くらい入れる感じ。常連さんも多めだが、特に問題なく1人静かに飲んでいる人もいる。お勘定も最後に一括。

 黒板に料理が5種類くらい書いてあり、また角打ちらしく乾き物系もある。缶詰をカウンターに持っていくとお皿に盛り付けてくれ、テーブルまで届けてくれる。角打ちとは思えないサービス満点である。

乾き物があるスタンド。

 ツマミは黒板にあった「パイコー豚」。あと缶つまの穴子煮を頼んだ。

 パイコー豚はカレーの香味が効いていてツマミ能力が高い。

 結局ハイペースで濃い焼酎のホッピー(中1おかわり追加)とパクチーレモンサワー350円を2杯飲んでベロベロである。

久々に飲んだハイサワーの「パクチーレモン」
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オカッパリ海釣り情報誌「月刊 磯・投げ情報」の2019年5月20日復刊について

 ちょっと遅い情報であるが、2018年8月に出版社である海悠出版が倒産したことで、休刊となっていた「月刊 磯・投げ情報」が2019年5月20日の7月号から復刊することが明らかになった。今後も毎月20日発売になる模様。

 関連記事:貴重なオカッパリ海釣り情報誌「月刊 磯・投げ情報」の海悠出版の倒産について

 海を対象にユルく遊ぶ記事が多く、この雑誌のロストは結構痛く、釣りライフがイマイチ充実していない中、朗報である。

 編集スタッフも同じようで、非常に楽しみである。

 以前の記事では、「カニのひっこくり」(カニを引っ掛ける道具をホムセン製品で自作する)や、潮干狩りの情報など、釣り自体のマニアックな方向性を追求するより、海で遊ぶ人口の裾野を広げる記事に力点があった。

 その一方で、釣りとは自然が相手なので、そんな大きなサイクルで状況の変化はなく、結局毎年ほぼ同じような傾向の記事になってしまう「マンネリ化」との戦いになる。

 それでもこの雑誌は、そのマンネリズムに対抗して、常に新鮮な記事を出すことを意識していたと思う。上記の目次やSNS情報を見る限り、その視点は変わっていないようで楽しみだ。

 とりあえず再会を祝し、予約注文をポチッとした。

追記:

 雑誌が到着し一読した。人気企画だった堤防ウオッチングでは懐かしの面々が再集合していて、なんか嬉しくなったのであった(面識はないけど)。その後、お便りコーナーを見ると、その代表的な20年近く参加している有名人Wさんの投稿があり、”休刊の間も、そこで知り合った仲間と月一で集まる自力の堤防ウォッチングをしていた”という感動的なエピソードも。

 また、これも懐かしのブラックラー・ヤスからのお便りとブラクリ記事やM様の姿もあったりして、雑誌のあちこちに、かつての仲間が集合して、復刊を祝っているような感じに溢れており、非常にハッピーな気持ちになった。

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立ち飲み屋探訪:浦和駅「立ち呑み しゅらん」で焼きたてピザをメガハイボールでいただく

 浦和駅東口改札を出て線路沿いを歩いて7,8分くらいのところにある「立ち呑み しゅらん」へ訪問。駅から歩く途中で、少し繁華街が”薄く”なってきたので少々不安な道中であった。

 店内はテーブルもあり、立ち飲みカウンターもある。立ち飲みカウンターは結構常連さんもいるようで、店員さんと会話が弾んでいる。

 私が行った日はテーブル含めほぼ満員。カウンターは少し空きがあったので、店員さんが調整してくれて何とか入れた。

 満員でオーダーが渋滞しており、店員さんが結構大変そうなので、ここはメガハイボール650円。これで安心である。しかし結局結構なスピードで飲んでしまい、おかわりも頼む。

 ツマミは結構バラエティに富んでいて迷う。

 「大矢さんの大きなつくね」280円を注文。

 でかい。そしてがっつり詰まった肉が美味い。

 続いて「本日のピッツア」500円を注文。本日はしらすのビザであった。本格的な焼きたてホカホカであった。1人ではちょっと大きめであるが、美味いので問題なく完食。満足である。

 

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2019年新入社員に贈る:世の中には「時間が解決することもある」ので、のんびりやってほしい。ということを数理モデルで説明してみる

 今年も新入社員が入ってくるシーズンになって、通勤電車で慣れない立ち振る舞いなど、色々と社会の荒波に揉まれている様子が見られるようになってきた。

 実際の業務に就くのはまだ先であろうが、今後慣れてくるに従って、色々な現状へのイライラ感が出てくるであろう。

 ある程度仕事がわかってきて、一人前に近付いてくると「どうしてこの組織は、こんなに意思決定が遅いのだろう」とか「どうして自分が感じている危機感を上司は理解してくれないのだろう」と言ったイライラが出てくると思う。私もそうだった。

 そのイライラが昂じると「危機感と変革力がない上司は老害」「この組織にはスピード感がない」「大企業病」と言った不満になってくる。

 ドラマであるような、熱血・情熱的な現実的なスタンスで問題意識に過敏に反応し変革を求める若い層に、保守的・既得権益維持を使命とする体制層が冷や水を浴びせ、若い層にはフラストレーションを溜める対立構造は、大なり小なりどこにでもある光景として見ることができるのだ。

 そして、その若者の不満は一面として真実であろう。確かに組織というものは集団の内部統制という側面もあり、ルールとチェックでがんじがらめで意思決定が遅くなりがちなのは事実である。

 そして今こうして「一面として」と書くと、「はいはい、またそうはいっても現実はそうじゃない、とか、もの分かりの良さそうな態度で足して二で割るみたいなガス抜き折衷軍団がやってきた、老害乙」みたいな感想が返ってきそうだ。

 ここでは、その功罪というより、既存の組織で行われる意思形成を成す既得権益を持つ主流層いわゆるビジネス的な意味での”エスタブリッシュメント”には、本質的に「鈍感力」というべき応答時定数の遅いシステムが組み込まれている、ということを説明してみたい。

 ここで言う”エスタブリッシュメント”をもう少し具体的に定義すると、組織の予算と人事評価権、人事権を握っている層ということに尽きる。組織は予算と人事、この2つを抑えることで基本的には統制を取っている。

 組織全体は、応答時定数が早い(遅れが少ない)システム(=若い層)と応答時定数が遅い(遅れが大きい)システム(=エスタブリッシュメント)が直列結合で組み合わさっているような、すなわち図1で示す2質点系のバネ-マス(+ダッシュポット)モデルで表現できる。

図1 若者(添字2)とエスタブリッシュメント(添字1)が結合した組織の数理モデル

 例えばこの系は、図2のような運動方程式で表される。外力項が入っているが、ここではゼロとして考える。変数の添え字では、エスタブリッシュメントは添字1、若い層は添字2とした。

図2 計算モデルの各質点の変位xに関する運動方程式

 そのようなモデルの若い層(添字2)の動き(変位)とエスタブリッシュメント層(添字1)の動き(変位)についての運動方程式(図2)を以下の計算条件で数値計算したものが図3である。

 この計算パラメータの条件設定では、若い層がより過敏に反応し、エスタブリッシュメントが鈍感に動く応答性の差異を、バネ定数と質量から決まる固有周波数に3倍の比率を与えて表現する。つまり、若い層はエスタブリッシュメントより”3倍の周期で速く動きやすい”。

 続いてエスタブリッシュメントの応答性の悪さを表現するために、運動に対する抵抗特性である減衰係数の比率を1000とする。つまり、若者はほとんど自己の運動を減衰させない一方で、エスタブリッシュメントには大きな減衰特性を与える。

 初期条件として、若い層にのみ初期速度を与え、それ以外はゼロとする。つまりエスタブリッシュメント層は初期のエネルギーはゼロで、受動的に動くとする。

図3 運動方程式の解とエネルギーの挙動(上図)と各質点の相図

 若い層に当初与えた運動エネルギーは急速に減衰してしまう。一方でより応答性の悪いエスタブリッシュメントは、ほとんど反応せず、自らの減衰特性によって若者の運動を巻き込んで、元の位置に収束してしまう。つまり、若者のエネルギーがより大きな組織のエネルギーに変換されようとしているが、慣性と減衰が大きく、組織全体を動かすに至らず急速に減衰してしまうのである。

 先に述べた対立構造の現実では、このような状態がまさに起こっているのであろう。ちなみに若者がより感度を上げて活動しても、全体としては同じで、こんな若者の”独り相撲”のような解になる(図4)。

図4 若者の固有振動数を7倍した解

 若者の情熱、応答時定数が高い部分の運動が、システム全体の運動に寄与せずダッシュポット要素における熱的散逸、つまり文字通り「摩擦」として全体の運動に寄与しないで無駄に消えてしまうところも現実と同じだ。

 では、なぜこのような構造が発生するのか。特に、なぜエスタブリッシュメントは応答性が悪いのか。

 これは単純に「生理的なもの」と「経験的なもの」と考えられる。

 「生理的なもの」とは、単純に加齢、もっと言えば老化であろう。年齢を重ねるごとに外部の刺激に対して反応が鈍くなる。単純に思考のスピードも遅くなる。また若い場合にはセンサーも過敏で、取得する情報も多いので、この対比はより大きくなる。

 「経験的なもの」とは、いわゆるインサイドワーク、あるいは、経験知というようなものである。物事には実は「時間が解決する」ようなケースは多い。特に複雑な組織において課題を処理するような場合には、先ほどのモデルを更に多変数にしたようになり、1つの要素だけ早く動いても全体には影響を及ぼさない。同期しないと無駄が多いのである。そうすると実は「まずは待ってみる」というのも結構無視できない有効な策であることがわかってくるのである。

 「だからどうしたの?」という声が聞こえてきそうだが、まずは長い旅なのでのんびりと取り組んで欲しいのである。

 補足:この運動方程式は、よく知られたカオス的な挙動を示す「二重振り子」のモデルとも類似しており、単純な系でありながら、現実と同様に複雑な運動の様相(図5)を持っているのである 。

図5 減衰無しのバネのみで結合した場合の運動方程式の解の一例。意外に複雑な運動の様相を示す。
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ローソン「グリーンスムージー400gパック」の新製品が出たので早速泥酔の後に飲んでみるが、桃の爽やかさがあるものの、前より粘度が落ちており悪酔い防止的にはイマイチな気がする。→結果変わらず

 個人的に悪酔い防止に1番効くと思っているローソン「グリーンスムージー」の紙パック400gであるが、先日コンビニに行って陳列棚を見ると既存のタイプのとなりに、新製品が出ていた。

 関連記事:ローソンの「グリーンスムージー400gパック」が飲酒後の悪酔い防止に効果があるような気がする

 こんなパッケージであり、黄色の”NEW”の標示が格好いい。

 早速泥酔した夜に飲むことに。平塚の大衆焼肉ジンギスカンで飲んだ後の帰りである。ホッピーセット350円の中おかわりで、致死量サイズが来て撃沈したのである。

ホッピーの中おかわりで到着した”致死量サイズ”の焼酎。

 従来製品も売っていたので両者を購入して比較してみる。

 表示を比較してみると、果物で”桃”が入ったことが新しい模様。飲んでみる。

 見た目はあまり変わらないが、粘度が若干落ちている。サラサラなのである。

 確かに味には桃の爽やかさがあるが、悪酔いに対しては、そのドロドロ感が効く気がしており、その面では少々物足りない。これなら前のバージョンの方が好みである。

 悪酔い防止効果の検証結果は、明日朝に報告したい。

追記 :悪酔い防止効果は既存品と同じような感じであった。飲みごたえの感覚の問題であろうか。

 

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吉田のうどん探訪:道の駅で車中泊の後は、中央道・谷村PA(上り)で朝8:30の「吉田の肉天うどん」

 先日のゴールデンウィークでは、思い立って車中泊の旅に出た。宿泊場所は「道の駅富士吉田」である。

 全く下調べと準備はしていなかったが、この道の駅にはmont-bellの店舗があるので、いざとなれば装備を買い足すなりして、何とかなるだろうと踏んだ。

 また近くに日帰り温泉「赤富士の湯」があり、ここで温泉に浸かって、そののちに車中泊という流れを描いていた。

 やはりゴールデンウィーク。遅めの時間19:00に行ったにも関わらず「赤富士の湯」は激混み。温泉芋洗状態である。それでも何とか風呂には入れた。

 道の駅に戻ってクルマを停める。19:00には店も閉まり、駐車場に残っているのは車中泊組であろう。キャンピングカーもいる。トータル20-30台くらいはいたであろうか。

 私のクルマには後部にはカーテンがありこれを閉めて、前方には吸盤でガラスにつけられるシートをセットし、プライベート空間をつくる。クルマの座席を助手席から後部にかけて1人分フラットにして、1人サイズの膨張式エアマットに寝袋という装備である。

 なおこの道の駅はフリーwi-fiがあり、登録が必要で、かつトラフィックが若干不安定だが通信環境も確保できており安心である。

 アイドリングは怖いので、エンジンを切り、やることもないので21:00には就寝である。

 ……寒くて眠れないんですけど。

 さすが河口湖。ものすごい勢いで気温が下がる。寝袋に完全に入っても露出している顔のエリアが冷たくて眠れない。寒さの限界が見えない恐怖もあったが、それでも0:00頃には、重ね着したパーカーのフード部分をうまく使って寒気を処理でき、何とか一応の眠りにはつけたのだった。

 朝5:00起床。寝不足である。やほり寝返り打てないのは腰痛持ちにはキツイ。キャンピングカー以外の普通車の人々はアイドリングでしのいだのだろうか。

 朝食はやはり、吉田のうどんということで、前回食べ損ねた朝8:15から開店している栄屋へ。

 ……またも臨時休業であった。

 こういうパターンも予想し、再び高速へ。疲れたのと、上り渋滞が怖いので、もう帰ることにする。途中の谷村PA上りで、吉田のうどんを食べるという狙いである。

 関連記事:吉田のうどん探訪:中央道・谷村PA(下り)は朝食で吉田のうどんが食べられる貴重なスポット

 うまかった。後は中央道の小仏付近の渋滞が広がらない内に帰るだけである。

 吉田の肉天うどん700円。ゴージャス。すりだねがイマイチ。

 富士吉田は標高が高いのである程度の寒さは予想していたが、このシーズンの車中泊はもう少し検討が必要のようだ。

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