吉田のうどん探訪:富士山駅「とがわ」は駅ビルB1Fのフードコートにある本格派だが、マンガ本も何故か充実

 富士急行線「富士山駅」併設のショッピングセンター「Q-STA」の地下1Fにフードコートがあり、本格的な吉田のうどんを食べることができる。

 フードコートなので気軽に立ち寄れるため、観光客、ショッピングセンターの従業員、高校生集団などが集って、敷居が低く雑多な雰囲気の中で吉田のうどんが提供されている。

 店の前にはメニューのランキングが。観光客が多いからか多言語対応である。

 迷う。

 ここは「肉つけうどんの大 麺は冷たいの」600円を注文。

 麺は太く、良く締まっている。つけ汁は結構熱いので、ちょうど良いバランスである。上品な感じのスープが良い。すりだねや天かすも何種類かあり、なかなか。

 なぜか漫画本が充実していた。これもなかなか凄いサービスである。

Share

吉田のうどん探訪:富士吉田市松山「玉喜亭」国道139号沿いの人気店で肉うどん大盛り

 河口湖方面から富士吉田市方面を結ぶメインストリート国道139号沿いにある「玉喜亭」に行ってきた。ここは何度もその前をクルマで通過しているが、なかなか立ち寄ることができず、今回初の入店である。

 午後3時というオフタイムであるが店内は満員で待ち行列ができていた。吉田のうどんの店は意外に昼だけ(11:00-14:30)というスポット営業が多いので、この時間帯は結構限られるからであろうか。

 店内の食券機で食券を購入して待つ。1人用カウンターがあり、1人だと少し優遇され、あまり待つことなく通された。

 食券と交換に番号札を受け取り、うどんができると「**番のお客さん〜」と店員さんが持ってきてくれるシステム。

 今回は、肉うどん480円+大盛り130円である。

 肉に加え、キャベツ、ネギ、油揚げ、そしてニンジンの彩りが良い。スープも上品な感じで、麺のコワさも申し分ない。美味かった。

 

Share

【2019年】いつもの相模川河口でテナガエビ仕掛け2号針+ノベ竿により、ヌマチチブが爆釣・・・そして佃煮へ

 いつもの相模川河口へ釣りに行ってみた。2019年初の釣行である。

 いつもの1.8mのノベ竿に、2号針のテナガエビ仕掛けにジャリメで、初めから小サイズ狙いである。ちなみに愛用していた仕掛け「マルフジ 手長エビ仕掛 K-036」はもう店頭に並ばなくなってしまった。残念である。

 いつものポイントの超浅の淀みを狙う。

 さすが定評あるポイント。

 入れ食いである。

 ヌマチチブが(泣)。

 ヌマチチブは、マハゼとは明らかに異なるグロな見た目(青っぽい斑点が)と貪欲な食性、底知れぬ生命力、ネバネバした滑り(ぬめり)など、外道として有名(?)であるが、これしか釣れないと逆に闘争心が高まる。

 現在のポイントでは3cm位の稚魚が沸いているような状況で、テナガエビの仕掛けのサイズにちょうど合っている状態。小サイズ仕掛けでもあり、ヌマチチブの稚魚〜成魚サイズでも十分な引きを楽しめる。

 稚魚のくせに、ものすごい貪欲なのでガンガン当たる。針にフックしていない若干のジャリメの垂らしの部分にさえ食いついてくる。

 ただマハぜと比べて厄介なのは、貪欲であるが故か、針を飲み込んでしまうことが多い。マハゼが比較的フック浅めで、上顎に軽く掛かることが多い。なので手返し良く釣ることができる一方で、ヌマチチブは針を外すのが難しく、結果ハリスが切れたり、針が変形してしまうことも多い。その意味で釣る側にとっても厄介な存在なのである。

 ただ、意外に活性のあるこの状況で、少しテンションも上がってくる。もはや汽水域におけるタナゴ釣りのようなマニアックな世界に突入しているような気すらしてきた。

 投入すると必ずアタリがあるという感じで、3cm〜7cmくらいのサイズが2時間弱で25匹ほど釣れた(きりがないのでやめた)。

 今回ここまで外道中の外道であるヌマチチブの猛攻を真正面から受けて頑張ったのには実は背景がある。

 実は「ヌマチチブは佃煮にすると美味い」という情報をゲットしており、一度食べてみたいと思っていたからである。マハゼなどが釣れる場合、敢えてグロな見た目のヌマチチブを持ち帰る気にはならないが、それだけ釣れるのであれば、今回は味を見てみようと思ったのである。

 ハラワタは、幼魚は取らずそのまま、サイズが大き目のものだけ軽く取って、真水+料理酒で臭みを取り、みりん+砂糖+醤油+料理酒で煮詰めていく。

 結果、こんな感じになった。

 食してみると、身が締まってほろ苦く美味い。骨ごと食べることができて、酒のツマミやご飯のお供になり、侮れない味である。

Share

駐車場まで車が大行列の大人気スポット「宮ヶ瀬ダム」で観光放流を見学し、「宮ヶ瀬ダム放流カレー」を食べる

 神奈川県の貯水池である宮ヶ瀬ダムが何故か今人気スポットと化しているらしい。ダム?水力発電?どこに訴求力があるのか、よく分からないが、地元住民から周辺道路まで混雑するほどの観光スポット化しているようなのである。

 観光地とか渋滞とか行列は大嫌いであるが、大型構造物は好きなので、ゴールデンウィークにおっかなびっくり行ってみることにした。

 結論を先に書くと、凄い人出であった。まあゴールデンウィーク+晴れという良条件であることは差し引いても、開場するなり駐車場は満車、周辺のスポットも同様に満車。おまけにその駐車場待ちの行列が細い山道を続くという正直ちょっと人混み嫌いの私としては”地獄絵図”(すいません)の光景が繰り広げられていた。

 ダムといっても何も動きがないことはなく、1日2回の”観光放水”なるダムからの放水ショーがある。これが結構スペクタクルではあった。

 今回は混むことを見越してあいかわ公園の駐車場会場時間8:30を目指して、宮ヶ瀬ダム(あいかわ公園)へ向かう。しかし、津久井方面から愛川方面に行った時点で既に断続的に渋滞が。これは?と思うが、この周辺に思い当たる節もないので、多分そうなのであろう。

 この辺りは基本片側1車線の普通の道路。そこに地元に不慣れな観光客が押し寄せた結果、メイン道路(それでも狭い)が溢れている状況である。特に観光客向けメインルートからスポットに対して右折で入る、いわゆる右折渋滞が起こりやすい構造になっており、直ぐにクルマが詰まる。かといって電車も徒歩も行きにくいという、まさにスポットを浴びることに向いていないアイドルが急に人気者になったというか、身の丈に合わない炎上を起こしてサーバダウンする低パワーブログ(自分のことではないと思う)のようなものだ。

 さらに悪いことに途中に「オギノパン」というちょっと有名なB級グルメの揚げパンの店があり、こことの渋滞の相互作用も発生しているのである。なまじオギノパンの駐車場には警備員がいるので、ここを目的地と勘違いして、右折渋滞を作り出しているのである。

 それでも早めに出たことと、若干の土地勘があったので、渋滞にはまったものの手前の第二駐車場(北側)開門にちょうど間に合った。それでも到着は9:00である。若干心が折れている。

 第二駐車場は公園の手前側にあり、公園入り口まで10分くらい山を下るような形になる。第一駐車場に行けなかったのは残念だが、もっと不運なのは、ここで発生した”第一駐車場と第二駐車場の間の道路に取り残された車の列”である。これも1kmくらいの距離があるはずで、キャパは考慮されているのだろうが、徒歩でヘトヘトになりながら第一駐車場の近く、公園入口に到着した時点でも、まだ入庫列は続いていた。

 駐車場からの道のりは辛いが確かに山の中。緑が映えて、癒される。

 まだ入口に到着しただけだが、もう既に疲れたので早速売店(車上販売)の「揚げパンアイス」500円をいただく。

 暖かいモチモチの揚げ立てパンとアイスがなかなか。

 ダムまでは「徒歩15分〜20分」・・・心が折れそう。そういう人のために乗合のトレインカーもあったが、頑張って歩くことにする。

 道はダムの底に行くので下り。宮ヶ瀬ダムの下流にある「石小屋ダム」。

 そして次第に宮ヶ瀬ダムが見えてくる。

 手前の橋の上から11:00の観光放水を待つ。

 11:00に放送が流れ、放水。こんな感じ。

 ダム寄りの橋だともっと豪快に見えるらしい。放水は6分くらい続いた。

 その後エレベーター(無料)またはケーブルカー(インクライン;有料)でダムの上に登れる。人がごった返しているのでいずれにせよ時間待ちが必要で、エレベータの場合、20人くらいが定員なので待ち時間がある。それでもなんとかダムの上へ到着。放水から20分くらいかかっている。

 ダム上部の風景。

 そしてダム上にあるレストランでお目当の「宮ヶ瀬ダム放流カレー」である。しかし、ここでもまた行列。レストランのキャパが25人くらいのため、ここでまた待ち行列である。辛い。

 なんとか30分待って食券を購入。「宮ヶ瀬ダム放流カレー」1000円。

 到着。ダムカレーらしく、ダムを模したカレーである。ライスで決壊、という最近のネット過剰反応に配慮したのか、ソーセージを刺してあり、これを抜くことでトンネルができて「放流」となるという趣向である。色々大変だなあ。

 ソーセージを抜いて決壊!じゃなかった放流!

 帰りはケーブルカーで300円払って下る。そして主に登り道を歩いて駐車場へ。噴水やアスレチックなど子供連れで遊べる空間が多く、テントがあちこちに張られている。空間は広めなので、問題なさそうだが、施設側(食べ物)のキャパと合っていないので行列&行列である。

 再び駐車場にたどり着くと、まだ駐車場待ちの車行列。おまけに右折側から入る列と左折で入る列が整理されていないので、ドライバー同士で喧嘩まで発生している。もはや施設側では整理できないのであろう。

 昼過ぎに帰るとまだまだ渋滞。一旦満員になった駐車場から出庫するペースは遅いはずで(皆腰を落ち着けるような手荷物で来ている)、先に同行者を降ろしてただ待っているだけの死んだような目の運転手を見ていると身につまされるものがあった。

 近隣の施設(牧場など)も同様の渋滞を引き起こしており、施設キャパとのアンマッチを早急に解消しないと、ちょっとした行政を巻き込んだ問題になりそうな気もしている。

Share

中国土産のイトーヨーカドーPB製品「烤葵瓜子」”ローストひまわりのタネ”を食べてみた

 中国出張土産の「烤葵瓜子」(ローストしたヒマワリのタネ)を食べてみた。品質はこのようなパッケージのイトーヨーカドーブランドなので安心感がある。


 先日中国出身で日本人と結婚して日本に長期住んでいる人と話をした際に、この「ひまわりのタネ」の話題になり、”自分にとって懐かしい味で、今でも突然食べたくなることがある!”と非常に食いつきが良かった。

 日本人の私としては、ヒマワリのタネには食べ物という認識が薄く、いろいろ中国経験のある人と話すと、結構文化的な違いとして話に上ってくるネタである。中国の工場だと、床にヒマワリのタネが散乱している、とか(これが台湾だと檳榔(びんろう)になる)。

 開封してみると、意外にタネの一粒一粒が大きい。この時点で夏休みの自由観察で使った日本のヒマワリの種とは別物な感じが漂う。

 ローストしてあるので外側の殻は、指先でパキッと割れる。その中のタネを探す。

 結構小さい。最初のサイズから1/4くらいまで小さくなっている。食べると味は、うまい。ピスタチオのようなコッテリ感があり、普通に美味い。特に味付けはしていないようで、自然な甘さもあり、結構後を引く美味さである。ビールのツマミにもイケそうだ。

 ただ、殻を割って、タネを探して食べての繰り返しをしていると、労多くしてリターンが意外と少ないことに気づく。このタネ部分だけをガッツリ食べることができたら満足感がありそうだが、出るゴミの量+作業量と可食部分の差が若干戸惑いを覚える要素となってしまった。

 ただ、タネ自体は普通に美味い。これは明言しておく。

Share

立ち飲み屋探訪:平塚駅「角打ち・飲み放題 ひらつか酒場」GWに新規オープンしたフード持ち込み可、60分1,300円でコスパ最強の店!

 ゴールデンウィークの17:30。平塚駅で少し時間が余ってしまい、ふと見るとこんな看板が。

 新規店であろうか。「角打ち」とあったので、フラフラと、この「角打ち・飲み放題 平塚酒場」に入ってみる。駅近の好条件の2Fにある。

 場所としては大衆ジンギスカンで有名(?)な「どさん娘」の向かいである。

 関連記事:居酒屋探訪:知る人ぞ知る元祖ソロ焼肉の平塚駅「どさん娘」で開高健も食べた熟成ジンギスカンを食らう

 店の前にいた店員さんから、チラシをもらい、システム説明を受ける。

 まだ開店して3日目とのことで店内は綺麗。

 完全セルフのシステム。1時間1,300円、90分2,300円、無制限3,000円の飲み放題で、ビール、サワー、ハイボールのサーバーがあり、日本酒がかなりの種類大型冷蔵庫に常備されている。開店記念ということで本格焼酎の一升瓶もあった。

 熱燗もできるようにお湯やチロリも揃っている。冷酒用にガラスのコップと枡のセットも用意されているので、おっとっとと枡に溢れさせる具合も自由にできる。まぁ飲み放題なのであまりその行為自体にありがたみはないのだが、なんか少しだけ楽しい。

 今回はこのチラシ持参で-300円オフとなった。まずは1時間1,000円で飲み放題である。

 ツマミは持ち込み可能(途中調達も可能)で、電子レンジまで常備。また、店内にも手作りツマミや缶詰などの乾き物がある。

 テーブルの座席に加え、お一人用の立ち飲みエリアもあるので、立ち飲みエリアで飲む。

 こんな感じの時間が書かれたシートで時間を管理。飲み放題のお金は事前精算で、ツマミ系は後精算というシステムである。

 まずはハイボールから。自ら注いだハイボールは美味さもひとしおである(無根拠)。


 ツマミは「もやしメンマ」180円とサンマの蒲焼缶280円。

 ハイボールがセルフだと、自分のペースで進んでしまい、飲み放題だと早めにベロベロになってしまう。

 平塚周辺にはこのようなセルフ方式は、無かったシステムで、隙間時間にピッタリな感じ。綺麗な店内で椅子席もあるので、腰を落ち着けても良さそうである。

Share