立ち飲み屋探訪:小田急線町田駅「晩杯屋」でカツオ刺(180円)をいただく

町田で天気がやばそうになり、困っていると立ち飲み屋を発見。

晩杯屋町田店である。

関連記事:立ち飲み屋探訪:京急川崎駅「晩杯屋」でちょっとシステマチックな対応で凹む

入店すると比較的空いていたが、詰め詰めでセットする方針なのか、端っこへ通される。

バイスサワーセットとマグロ刺しである。

うまい。これ以外にも、写真には撮っていないが、レバカツとモロQも頼む。とにかく、ツマミのコスパがいい店である(酒はいい感じで単価を稼いでいるが)。

そして本日オススメのカツオ刺しである。

コスパは良いは良いのだが、前回記事同様、従業員が結構テンパっているのが気になった。

さっきまでカツオ刺しを盛り付けていた店長が片手で生ビールを注ぎながら、もう一方の手でレジ打ちをする。人生産性はものすごくあって、感心はするのだが、立ち飲み屋に必要なゆったり感を阻害しているようだ。

個人的には単価を上げてもいいので、もう少しのんびりとした厨房の感じが良いと思うのであった。

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【B級グルメ】ミートソースの下には焼きそば?新潟名物「イタリアン」(フレンド)を食べてみた(追記あり)

新潟出張が多くなっている。乗り換えなどの際に時間が余ると、近場のスーパーなどを回ったりして時間を潰している。

スーパーのフードコートにある「イタリアン」という謎の料理が前から気になっていた。

どうみてもスパゲッティミートソースのような雰囲気であるが、何故に「イタリアン」?という疑問が湧く。

メニューには、カレーやハンバーグのトッピングも充実している。

今回、長岡駅で時間が余ったので、ついに「フレンド」という店で売っている「イタリアン」を食してみることにした。大盛り480円である。

こんな感じ。食べてみると、麺が焼きそばである。焼きそばにミートソースがかかっている。味はあまり焼きそば部に塩辛さがないので、比較的サッパリしている。なかなかうまい。

wikipediaにも項目があった。題名も「イタリアン(新潟)」となっている。

イタリアンとは、新潟県中越地方・下越地方独自のファーストフード・ジャンクフードの一種である麺料理。カフェテリア型のチェーン店で販売されている。

(中略)

実態は、名前から想像されるスパゲティの類や、具にもやしやキャベツを用いた焼きそば・焼きうどんの類でもなく「洋風ソースかけ焼きそば」と表現すべきものである。原材料は焼きそば同様に蒸した中華麺である。

(中略)

新潟県民の中でも、とりわけ新潟市を中心とする下越地方と、長岡市を中心とする中越地方の在住者の間では長年にわたって浸透しており、中には県外に出て初めて「新潟だけの食べ物」と気付く者もいる程である。

引用終わり

といった形でまさに”新潟の名物”だったことがわかった。また、この「フレンド」もイタリアンのルーツの一つであることが記事内に記載されている。その意味では由緒正しい「イタリアン」を食べることができて満足であった。

何故にイタリアン?という名前については、発明者である三日月晴三が、以下のようなイメージで名付けたらしい。

大阪風の焼きそばをアレンジしたソース焼きそばに遭遇した。三日月はこれにヒントを得て、イタリアンスパゲティのイメージを取り入れ、(以下略)

引用終わり(wikipediaより)

wikipediaにあるように、「みかづき」と「フレンド」が双璧のようだ。どちらもウェブサイトでイタリアンの宣伝を活発にしている。

「みかづき」では

昭和35年に発売された みかづきのイタリアンが、57年の時を経て”おそらく”5000万食の販売数に達したであろうことを記念してキャンペーン

やっている模様である。

「フレンド」では掲示板で社員がイタリアンとの出会いを熱く語っている。

一度目で「案外、ありかな?」
二度目で「うまいかも?」
三度目食べたら病みつきだ!

だそうである。私もそうなるのであろうか。

追記:後日の新潟出張で再度(二度目)の「イタリアン」である。

オムレツイタリアン(大盛り)。うまいかも。

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【日本酒】大吟醸発泡酒「ゆきくらスパークリング」(玉川酒造)と「純米吟醸 朝日山」(朝日酒造)

先日の新潟出張で、再び帰りに日本酒を買って上越新幹線車中で飲んで帰った。

今回は大吟醸発泡酒「ゆきくらスパークリング」と「純米吟醸 朝日山」である。

スパークリングの「ゆきくら」は、炭酸多めで、乳酸菌飲料あるいはレモン系柑橘類の爽快感を彷彿させる酸っぱさと同時に、日本酒としてもガツン!とした味があり、ドリンク感覚でスルスルと飲めてしまった。

炭酸多めでありながら、グイグイ呑めてしまう。

はっきり言って、これは美味い。

一方「純米吟醸 朝日山」も日本酒としてはサッパリ系であり、クセがなく東京に到着する前に飲めてしまったのである。

どちらも店で冷蔵のものを買って飲んだので、飲み口は軽いが、東京駅に着いてから酔いが回って、帰宅するのに色々と大変であった。

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立ち飲み屋探訪:小田急町田駅の新規店「蔵家SAKE LABO」はツマミ充実で高級層狙い

最近小田急町田駅の近くに日本酒の立ち飲み屋「蔵家SAKE LABO」が開店した。

居酒屋が密集している地帯のやや外れでもあり、立地的には厳しめであるが、日本酒を充実させ、ツマミも高級かつリーズナブルなラインナップがあり、なかなか他店との差別化を志向した店である。

日本酒の銘柄は10くらいあり、半半合(45ml)、半合(90ml)、1合(180ml)という注文ができ、こうしたワイングラスで提供される。

今日の突き出しは、シジミのスープであった。汁物なので、ちょっと驚くが、飲んでみると良く出汁が出ており、充分日本酒のツマミになる濃い旨味があった。

今回は、ポテサラを注文。刻んだいぶりがっこが入っており、手が込んでいる。

日本酒は「奥播磨 純米吟醸  深山霽月(みやませいげつ)」の1合をまずは注文。

必ずこんなビンに入ったチェイサーがついて来る。これもなかなかのサービスである。

ツマミメニューも充実している。刺身が1切れ100円単位で注文できるのも良い。

ここは、ツマミで腹を膨らませず、日本酒を少しずつ銘柄を変えながら、テイスティングしていくのが良い感じである。

本日は、その後「陸奥八仙 特別純米ひやおろし」を半合飲んで退店。僅かな発泡を感じ、フルーティでうまかった。

店員さんも日本酒に詳しそうで、なかなか面白い店が町田に生まれたという感じである。

 

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【つけ麺】小田急線町田駅「バラそば屋」のつけ麺がさっぱり+こってりでイケる【ラーメン】

小田急町田駅の第二踏切近くでラーメンを食べようとキョロキョロした挙句に、この「バラそば屋」に入店。オシャレな店構えである。

塩ラーメンぽいが、豚骨系の模様である。

つけ麺大盛りを注文する。

なかなかの大盛りである。スープは豚骨醤油系であるが、サラサラとさっぱりしている。

やや塩味が強めであるが、麺と絡めると脂の味が漂って非常にうまい。さっぱりと見せかけて、意外とこってり(脂分ですな)で、なかなか後を引くうまさである。

具もそんなに多めではないので、十分に麺に絡んだスープを堪能できたのであった。

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【日本酒】相模の地酒「厳乃泉(いわおのいずみ)」(清水酒造)は常温で飲むと晩酌にぴったり

先日の秋山温泉からの帰りに、津久井湖の観光センターで相模の地酒「厳乃泉(いわおのいずみ)」(清水酒造)を購入。ここは普通の晩酌用を購入した。

やはり地元の酒は普通のクラスを常温で飲むのが良いというのが私の持論(新潟の朝日山理論;根拠なし)なので、早速晩酌してみる。

さっぱりしており、うまい。適度な日本酒感はあるが、まさに「晩酌」にあう。常温で香りがちょうどいい感じである。コクを期待する場合には、物足りないが、私には問題なく、言い方は悪いが「これなら量が飲めそう」。

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長岡名物「へぎそば」と新潟ソウルフード「タレかつ丼」を同時にいただく

出張先の長岡駅で何か名物を食べて帰りたい、ということで少し高いが小嶋屋の「へぎそば」を食べることにした。「へぎそば」は布海苔(ふのり)という海藻をつなぎに使った蕎麦で、ツルツルとした食感がある。

wikipedia(へぎそば)から引用する。

へぎそばとは、新潟県魚沼地方発祥の、つなぎに布海苔(ふのり)という海藻を使った蕎麦をヘギといわれる器に盛り付けた切り蕎麦。

「へぎ(片木)」と呼ばれる器に載せて供されることからこの名が付いた。(「へぎ」は、剥ぎ板で作った四角い器であり、「剥ぎ」を語源とする。)この器に蕎麦を小さな束にして盛りつけていく。

引用終わり

駅ビルにある「小嶋屋」に入店。

更に折角食べるのだからと、メニューを見ると「タレかつ丼」セットなるものがあった。

そばつゆベースのダシにトンカツをくぐらせたかつ丼で「新潟市のソウルフード」らしい。

であればと「へぎそばとタレかつ丼(小)セット」の「そば特盛」(1586+249円)を注文することに。

以前にも食べた経験からすると「へぎそば」自体は結構”軽い”ので、おそばの「特盛」を追加したのである。

カツには、一見タレがかかっていないように見えるが、そんなことはなくしっかり味は付いており、肉も薄いが脂少なめで歯ごたえがある。

そして、へぎそばは、やはりスルスルと喉を通っていったのである。

 

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立ち飲み屋探訪:川崎駅「立ち呑み 満うま」でタイガーマスクと対面

川崎区役所の近くにある立ち飲み屋である。

オープン形式になっている。

ハイボールをいただく。メニューも豊富である。

扇風機には何故かタイガーマスクが。

日替わりナムル(小松菜)、うどん揚げ(カレー味)をいただく。

そしてやはりちょっと贅沢であるがハラミ串(350円)。

 

上品な感じでなかなか美味かった。

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立ち飲み屋探訪:海老名駅「あぶらや」ここは地元密着戦略で幸せな角打ちである

海老名駅の開発戦略で、”VINAWALK(ビナウォーク)”というパッケージはやめた方が良いのでは無いかと思う。

その理由は、海老名駅周辺の飲食店が地理的には全く統合されていないにも関わらず、イメージだけで統合することにより、利用者視点からは却ってネガティブな印象を与えてしまっているからである。

具体的に言うと、ビナウォークという名で、各種の建物がナンバリングされているが、それらは通路でシステマチックに案内される訳でもなく、それぞれの建物の距離は「間違ったにしては心理的に不快に思う程度」のそこそこの物理的距離を有している。

要するに、無理やり感が目に見えている、駅前開発なのである。

ビナウォーク6号館から2号館に移動するために、横断歩道の無いそこそこ通行する道路を危険覚悟で渡らなくてはいけないのである。

その上2号館というのが、他と比べて小さな建物で、入口もわからないようなレベル。無理してそんな名前にしなくても、という感じがビンビンするような行き当たりばったり感が漂う設定なのである。

これは、一言で言えば不便な駅前周辺のまちづくりである。

・・・まあ、私には関係無い話ではあるが(しれっと)。

そんなこんなでビナウォークはあきらめ、海老名駅から10分位歩いた角打ちに突入である。

「あぶらや」である。ここはいい。

  

酒場の隣に角打ちスペースが。

入ると広い空間に沢山のメニューが。なんかいい感じの空間でほっこりする。

乾き物も充実しており、目移りしてしまう。

前金制で、酒は冷蔵庫で冷えている。またワンカップに至っては、冷蔵、常温(冷や)、熱燗を選べるという凄さ。

まずは、角ハイボールとおつまみをいただく。

ワンカップは地元の泉橋酒造「いづみ橋 純米酒カップ」である。

辛口でスッキリ。うまいので2杯飲んでしまった。

この居心地の良さ。海老名駅のバブリーな雰囲気と一線を画しており、非常に頼もしく感じるのであった。

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立ち飲み屋探訪:京急川崎駅「晩杯屋」でちょっとシステマチックな”間締め”対応で凹む

京急川崎駅の立ち飲み地帯の一角に「晩杯屋」はある。ツマミが100から200円台という価格破壊ぶりで、注目のチェーン店である。

飲み物は口頭注文、つまみは紙に記入して注文するというシステマチックさを導入している。

まずはゴールデンハイボールと冷やしトマト。冷やしトマトが来ても、飲み物が来ない。催促したら完全に忘れられていた模様。でも、厨房の目の前だし、気づかないものか?と不審に。店員間の意思疎通がうまくいっていないのか、少々厨房の雰囲気が悪いようだ。

レバカツ。レバーは得意でないのだが、この平たく伸ばしたレバーは旨い。

続いてホッピー。ホッピー指数は2.5である。

チェーン店だけあるのか、店員の対応がどうしてもマニュアルチックなところがある。入店客に対して、テキパキと詰めてくるのだが、まるでトヨタ生産方式における「工程の間締め」を見ているようである意味立ち飲み屋において生産現場(?)の整流化を励行しているのは良いのだが、要するに「ムダ取り」の手法であって、我々は「ムダ」なのかというへんなん疑問も湧いてくる。

立ち飲み屋の店主のルールで詰められるのは良いのである。例えば平塚駅の「阿久根」のような女将さんに厳しめに指示されるのは良いのだ。立ち飲み屋というコンセプトは、ある意味”店主”がいるのに相応しい。これは暴君でも良いのだ。

しかしホールスタッフによりビジネスライクに効率化が進められるのは、本来の「立ち飲み屋のコンセプト」とは意味を異にする感じがあり、今回は早めの退店となった(ある意味回転率は良く、ビジネスモデルとしては良いのかもしれないけど)。

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