ご飯の代わりに豆腐ならダイエット中でもいけるのか?すき家の「牛丼ライト」を食べてみた

 ダイエットを開始して1年、そこそこの成果は出たが相変わらず「日常の食事をどうすべきか問題」が解決していない。リバウンドの恐怖と戦いながら、食べたいものを「微妙に」我慢しているのである。

 牛丼屋の前を通る度にヨダレが出るが、炭水化物の塊、というイメージを植えつけてしまったのでどうしても利用できない。かつてはカレギュウ大盛りを毎朝の朝食にしていたのに。

 そんな日々。すき家のメニューに「牛丼ライト」なるものがあることを聞きつけ早速行ってみた。

 ご飯の代わりに豆腐を使うというもの。なるほど松屋の定食でもご飯を湯豆腐に変えるというパターンもある。

 今回は、牛丼ライトのお肉大盛りに、豚汁をつけてみた。カロリーは515kcal+157kcalと、まあまああるが、低糖質なのは間違いないはず。

 食べてみた感想は、肉はまさに牛丼のアタマであるが、トータルで少々微妙。

 上図にあるように3層構造になっている。最上位の肉は申し分ないのだが、その下層にあるサラダと豆腐が冷たい状態(これはデフォ)で、かつ、豆腐にポン酢がかかっている。この組合せとしては悪くないはずなのだが、なんか牛丼を食べた感がないのだ。これならいっそ”ひき割り納豆”とかと一緒に食べた方が、もう少し「牛丼感」が出るような気がする。

 まあ、ただ美味いは美味いので、贅沢を言っても仕方がない。わかってはいるのだが、やはり牛丼の持つガッツリ感は、なかなかダイエッターには手の届かない遠いところにあることを改めて実感させられたのであった。

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夏の家庭菜園で収穫されるキュウリとナスを大量消費–三五八漬けにして、更に軽く一手間加えたレシピ:山形郷土料理の「だし+三五八」、食べるラー油で「無限キュウリ+三五八」

 夏になり、ささやかな家庭菜園でも定番のナスとキュウリが、そこそこ大量に収穫できるようになってきた。あまり手間もかけていないので、キュウリは結構なジャンボサイズになる。

 この消費として、やはり三五八漬けが役に立っている。

 ただ、それでも新たな問題が発生している。

 収穫と小ロット方式三五八漬け、更に消費(食べる)とのペースが合わない。工程ごとにサイクルタイムが連動していないのでムダが生じているのである。

 同期していない工程間に停滞が発生し、仕掛かりロスが生じているのだ。

 収穫と三五八漬けの間では、冷蔵庫内で保管によるロスもあるし、三五八漬けの取り出し遅れによる発酵進みすぎ(腐敗)のロスもある。

 整流化が必要なのである。

 そこで三五八漬けをそのまま食べるのではなく、一手間かけてみることにした。

レシピ①:三五八漬けによる山形「だし」

 山形県の郷土料理「だし」はキュウリ、ナス、ミョウガなどを細かく刻み、醤油などで味付けした料理で個人的にも時々作っている。これを三五八漬けでやったらもう少し美味くなるのでは、と思い作成。

 簡単に、三五八漬けにしたキュウリ、ナスを細かく刻み、ミョウガ(これはそのまま)の刻みと和えて、めんつゆを希釈しないでかけて、しばらく冷蔵庫に入れておくもの。三五八漬けの水分があるので、自然と希釈されるのである。

レシピ②:三五八漬けによる”無限キュウリ”

 キュウリを乱切りにして、ごま油や中華だしと和える「無限キュウリ」。これを三五八漬けにして、既成の”食べるラー油”で更に簡単にして作ってみた。

 三五八漬けのキュウリとナスを刻み、冷蔵庫で眠っていた”食べるラー油”をかけるだけ。ラー油の力で保存も効く。

 どちらもご飯(白米)のお供にしたいが、まだダイエットモードなので我慢である。酒のツマミとしても良いので、チビチビ食べている。

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【ソフトランディング計画】今後のダイエット計画とカロリーのバジェット割付【今度こそ-3kg・3ヶ月】

 昨年10月から年末まで3ヶ月間実施してきた、健康保険組合による「強制ダイエットプラン」は年末を以て終了した。

 結果は既報の通り、「目標3kg」に対して「実績18kg」と大幅達成。

 景気の良い結果となった。実際の懐は寂しい限りだが。

 契約プランは終わっても、個人の人生はまだ続く。

 まだ終われない理由があるのである。

 今回の急激なカロリー制限による体重減に対するソフトランディングが必要でなのだ。結局、今回のケースのように、欲望の我慢がダイエットのメイン戦略手法だと、その欲望を制御して定常状態に戻さないと、リバウンド必至なのである。

 そしてリバウンドすれば、またダイエット企画の再開になる。馬鹿馬鹿しい限りだ。精神と肉体の負担にもなる。こんな永久運動をする訳にはいかない。

 よって、あと3ヶ月、次の定期健康診断までの間に、リバウンドすることなく、ソフトランディングする計画を立てる必要があるのだ。

 まず、これまでの体重と体脂肪率の推移をグラフ化してみた。左軸が体重減少、右軸が体脂肪率減少である。脂肪も順調に落ちているようで、腹囲も10cmくらい小さくなった。ただ、体重減少の傾きは明らかに落ちており、 カロリー制限による基礎代謝量の減少(筋肉の減少)もありそうだ。

 まずは、今後の1日のカロリーのバジェットの見直しをする必要がある。

 基礎代謝量を2000kcalと仮定する。

 食事量を以下のようなバジェット割付とする。

  朝食;250kcal

  昼食;500kcal

  夕食;900kcal

  間食;150kcal

 以上の合計:1800kcal

 運動として200kcalとする。これはウォーキング3km程度に相当する。

 以上より、熱量の収支は、1800-2000-200=-400kcalとなり、1日あたり400kcalの差分となる。

 脂肪1gあたり 7kcal相当とすると、1日あたり脂肪 57gの燃焼となる。1週間で約400g、1ヶ月で約1.7kgとなる。

 当初目標3kgに対して割付が余裕があるが、不確定要素(飲酒とか)も含めてこのくらいのマージンを有したバジェットとしてみたい。

 まずはこのような計画で実行してみることにする。結果は報告するかもしれないし、しないかもしれない。

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【目標;3ヶ月で-5kg】ダイエット第13週(12/24〜12/31)の結果報告;とりあえずの3ヶ月の結果は三五八漬けダイエットで-18.6kg減!

ダイエット1週間の記録:第13週目(12/24-12/31)

 結果:体重減 2.2kg 累計(-18.6kg)

 ついに3ヶ月終了。最終週は色々あったが、一気に体重減。今までのノイズ成分が無くなったのであろうか。あるいは、ちょっとした体調不良のせいであろうか、一気に体重が減った。

 ということで、当初目標は5kg減に対して、何と18.6kg減!372%達成である。この結果がビジネスの成果になれば、と思うが、まぁそこはどうしようもない。

 怒りダイエット、三五八漬けダイエット、ウォーキングダイエット、カロリー制限など様々なダイエットも駆使しつつ、無事成功である。

 特に、三五八漬けは、ほぼ毎食食べ、ダイエット手法として非常に有効であった。世が世ならこれで一つ本も書けそうなチャンスもある位であろう(?)。

 しかし、まだ終わる訳にはいかない事情もある。ここでリバウンドしたらまた来年も同じことの繰り返しの無間地獄になってしまうので、次の健康診断まであと3ヶ月はある程度継続しないとまずいのだ。今後の計画は再度立てたいと思う。

 この期間、食事は基本カロリー計算で制限したものの、酒だけは我慢せず、一応ハイボール、酎ハイ、ワインなどを中心にしたがガッツリ飲んだ。

 並行して実施したウォーキングも昨年の3ヶ月で累計499.6km。結構歩いたのである。頑張った。

 結局、会社の健康保険組合によるダイエットプログラムはこれで終了。ハガキは3通、電話は2回。どうやら、うまくいっていない人に背中を押すシステムのようで、私の事例のような「やりすぎ系」には、ノウハウがなく、あまり対応できていない模様で、正直実施期間において有効に思えたアドバイスや効果はなかった(だいたい、おやつのオススメで”ナッツ10粒”なんてアドバイスもらってもしょうがないっつーの)。

 

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【目標;3ヶ月で-5kg】ダイエット第12週(12/17〜12/23)の結果報告

ダイエット1週間の記録:第12週目(12/17-12/23)

 結果:体重減 0.75kg 累計(-16.4kg)

 減少量は小さくなったが、まだ減少傾向は維持。やはり代謝が落ちているような気がする。

 それはそれとして当初目標の3ヶ月のゴールが見えてきた。達成目標-5kgに対して大幅達成の見込みである。これが売上げだったり、原価低減だったりしたら、もっと直接的なインセンティブになるのだが、そちらの方は今年も今一つであった。

 この体重減を何とかビジネスの成果に繋げられないのか?一瞬考えたが、「そもそもその目標設定が甘い」(ビジネスシーンでよく言われる)とか「増えたものが減っただけでプラマイゼロで、ただのマッチポンプだろ」(ビジネスシーンでよく言われる)という藪蛇反応が予想できるのでやめた。

 とは言え、まだまだ年末から正月にかけての誘惑満載モードを乗り切れるのであろうか。

 今週の”眼福”は、某喫茶店で同行者が頼んだパンケーキ。パンケーキもさる事ながら、それと同じレベルの分厚いホイップ生クリームがあり、恐ろしいカロリーモンスター。

 ブラックコーヒーだけで我慢している人間の前で食べるのはどうかと思うが、最近は諦念が出てきて見ているだけでも満足できるようになってきた(本当か?)。実にうまそうである。

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【目標;3ヶ月で-5kg】ダイエット第11週(12/10〜12/16)の結果報告

ダイエット1週間の記録:第11週目(12/10-12/16)

 結果:体重減 1.4kg 累計(-15.65kg)

 先週はついにこれまでの単調減少傾向に反して、ついに体重増加してしまった。しかし、今週は何とか減量。再び減少曲線になった。

 12月になり、相変わらず忘年会や送別会、職場の慰労会、さらにはダイエット期間中でも記事にしている1人立ち飲み慰労会などの飲食イベントが多く発生しており、カロリーコントロールが難しい(色々しがらみもあるので、行かないという選択肢は基本的にない)。

 さすがに、会う人からは「しぼんだね」という”デブが痩せた場合特有の言い回し”で指摘を受けることが多くなった。若干の上から目線の言葉であっても、言われて嬉しい自分がいるのが何とも情けない。

 時系列的には、5年前くらいの体重に戻ったことにはなる。

 当時は体重増加の一途であり、まさか今後痩せることになるとは想定しておらず、その時の服は捨ててしまっており、今のサイズに合った着る服がない問題も発生している。

 新たに購入すればいいのではないか、という単純な話ではない。

 どうせこの先再びリバウンドするのだから、あえてこの体形で購入しても無駄な出費になるというあきらめと、いやいやここでサイズダウンした服を購入して後戻りできない覚悟を示した方が良い、という二つの相反するロジックに悩まされている。

 今回食べて良かったものは、この「豆乳グルト」である。

 豆乳を乳酸菌で発酵させた豆乳ヨーグルトは、風味に若干大豆くささ(青臭い感じ)がある。ただカロリー控えめであり、以前紹介した甘味料「ラカントS」との相性が良いので重宝している。ラカントSの主成分はエリスリトールであるが、同じくエリスリトールが主成分である「パルスイート」とは明らかに味が異なる。ラカントSの方が、豆乳ヨーグルトなどには相性が良いと思う。

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【目標;3ヶ月で-5kg】ダイエット第10週(12/3〜12/9)の結果報告

ダイエット1週間の記録:第10週目(12/3-12/9)

 結果:体重+ 1.15kg 累計(-14.2kg)

 ついに体重が増えてしまった。まあ、正直ベースなので、これが実情である(開き直って、胸を張りながら偉そうに)。

 やはり忘年会が始まり、どうしても外食が多くなるのだ(言い訳)。

 特に最近の忘年会は、食べ放題系が多くて自制心が試される(言い訳)。

 ただ、少し(言い訳を)言わせていただくと、この2カ月とは身体の反応が違ってきているようだ(真っ青な顔をして)。

 先月の運動量は下図に示したように先々月を上回る。脂肪に直せば約2kg弱の減少になる。

 先月と特に変わったことをしていないのだが、しかしこの1週間は平衡状態になっていると言わざるを得ない。やはりこれがプラトーであろうか。

 あるいは、食生活の乱れによるノイズで隠されて、実際に体内の脂肪燃焼は実行されているのであろうか。ただ、感覚的には、やはり基礎代謝が落ちてるような気がする。それは、このところの、体温低下、冷え性のような感覚からも裏付けられる。

 ではそれを打開するためには、代謝アップすなわち筋トレ?・・・これは少々気が進まないのである。

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【目標;3ヶ月で-5kg】ダイエット第9週(11/26〜12/2)の結果報告

ダイエット1週間の記録:第9週目(11/26-12/2)

結果:体重減 1.1kg 累計(-15.35kg)

 順調に減りつつあるが、明らかに代謝が落ちているのか、体重の減りが鈍くなってきた。

 また、12月に入り「忘年会」というダイエットに対する鬼門がやってきた。

 ダイエット中 であることは周囲にオープンにしつつ、なんとかそれをネタにすることで、周囲の環境からも統制をかけてもらい、バカ食いをしないように気を付けている。

 しかし、飲み会のもうひとつの鬼門である「帰りのコンビニ」は如何ともしがたい。

 ここでスイーツを買ってしまい、帰宅後「まあ、もう充分飲み食いしたし、この位いいよね」という理論武装ができてしまい、抗うこともできず、翌朝の食卓には謎のスイーツ食い散らかしの夢のあとで、それを見た後悔と胸やけで、形而上学的二日酔いは増進するという訳である。

 まあ、その意味では年末、正月の前にそこそこ結果を出せておいたので、良かったとも言える。ここはキープで乗り切り、来年も継続、というようにランディングしたいのだ。

 今回買ってよかったものは、ローソンの「やわらか黒おしゃぶり昆布」である。

 おしゃぶり昆布は固いものと思われがちだが、これは比較的食感がやわらかく、味も上品な旨味である。カロリーも当然低く、1袋26kcalである。

 都こんぶの大容量パックは、手づかみになってしまい、あまり会社のデスクでは食べにくいので、オフィスではこちらを重宝している。

【肉体の変化】

  • 持病の腰痛が薄れてきた


【メンタルの変化】

  • 睡眠の質がいまいちよろしくなく、ちょっとした脅迫系の夢を時々見るようになってきた。クリーンルームで、自分の手袋がどうしても見つからない、出張で次の宿泊予約や乗車券がどうしても予約できない、温厚な同僚から突然会議の場で暴言を吐かれる、などの夢を見る。ちょっと何かに怯えているような気がしている。何かは自分でもわからない。
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【目標;3ヶ月で-5kg】ダイエット第8週(11/19〜11/25)の結果報告

ダイエット1週間の記録:第7週目(11/19-11/25)

 結果:体重減 1.6kg  累計(-14.25kg)

 既に2ヶ月が経過し、なかなか良いが、これから忘年会シーズンも到来して、低カロリーな食生活中心でのダイエットも計画が苦しくなってきた。

 加えて、やはり基礎代謝が落ちているのか、カロリー計算の収支が次第に合わなくなってきたようだ。明らかに減りの傾きが緩やかになっているのである。運動負荷も日常の中で限界もあり、そろそろ基礎代謝アップのため筋トレでもやらなくてはいけないのだろうか。でも、そこまではしたくないし・・・というモヤモヤ状態である。

 とは言え今回少しサイズダウンしたことにより、光明も見えてきた。背広などのロストが低く抑えられそうな気がしている。

 やはり、デブは特殊体型なので、既製品が限られる。実質的にビッグサイズの店に限られ、この数年は「サカゼン」ユーザーになっていた。ただ結局バリエーションやコストなどの面から、デブ専門店のものは選択肢狭め+割高であって、ようやく少し普通の紳士服販売店の大きめコーナーに行けそうな気がしてきた(まだ行ってはいない)。

 既に2ヶ月終了が近づいているが、ハガキは1枚、電話は「無理なさらず」の1回だけ(前回記事参照)。なんのためのプログラムなのか、いまいち良くわからないままである。

 上記プログラムはどうでも良いとして、個人的には来春の健康診断における体重計測までは、ある程度の体重をキープしないと、このダイエット地獄の無限ループになるのでこの輪廻から抜け出す意味でも、最低でも来年3月くらいまでの射程で計画を立てなくてはいけないと思いつつある。

 今回食べてよかったものは、ローソンのサラダチキンスティック。手軽で食べやすい。1本60kcal程度なのも良い。

【肉体の変化】

  • 酒に酔いやすくなった気がする(無意識で、つまみを少なめにするからであろうか)
  • 低栄養に伴う冷え性で、手足の冷たさが堪える

【メンタルの変化】

  • 集中傾向は変わらず
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【目標;3ヶ月で-5kg】ダイエット第7週(11/12〜11/18)の結果報告

ダイエット1週間の記録:第7週目(11/12-11/18)

 結果:体重減 1.6kg  累計(-12.65kg)

 まだ減ってはいるが、1.5ヶ月を経過し、やはりそろそろ厳しくなってきている。人工的に作った「ひとりサバイバル環境」に身を置いている訳であるが、日常生活の中で無理も生じてきている。

 極端な話、誰かから折り入った相談を受け、通常なら「じゃあ、少しサシ呑みで話そうか」なのだが、ダイエット中なので計画外のカロリー摂取はちょっと、という時もある(酒を否定している訳ではない)。しかし、この手の話はこちらの一方的な事情で断ることが出来ないケースもある。

 そんな状態で、「じゃあ申し訳ないけど、一緒に二つ向こうの駅まで歩いてもらって、その後に刺身中心の店で、その話を聞こうか」ってのも明らかに不審な動きなのである。あるいは、相談してきた人に対して、無粋というべきか。

 また低カロリー生活を進めていると、どうしても口寂しくなる。仕事などでストレスがあると、更に何か食べたくなる。一応「都こんぶ」「おしゃぶり昆布梅味」「カリカリ梅」などの低カロリーおやつは常備してあるのだが、これだって何回も食べていると流石に飽きてくるし、糖分も足りていない。

 この「ひとりサバイバル環境」にずっと身を置くのもまずく、どこかで定常的な方向、つまりソフトランディングをする必要も実際問題としてある。

 敏感な制御対象に、大きめゲイン(P要素)を入れるとハンチングするようなもので、リバウンドの恐れもある。特に、体重という制御対象は、時定数が大きく(キャパシタ成分がある)制御が難しい。制御因子も、食物だったり運動だったりと、代謝を含む複雑な要素が絡んでおり、単純ではないのだ。さらに先に言及した外乱(飲み会など)もある。もっと言えば自分の精神という外乱、いや、この場合には「内乱」か、もある。甘える心や、欲望、糖分や満腹感への依存性などもあるのだ。

 一方向に制御する方が容易い。

 実は平衡状態に制御するのは難しい。

 今、この瞬間に目の前に牛丼特盛が出てきたら、その一食では済まない自信がある。だから依存症患者のスリップ体験は身につまされる。田代氏もシャバでの誘惑が大変だったろう。食欲だって欲望なのだから尚更だ。

 意外に複雑なのである。

 リバウンドをすることなく、定常状態に持っていくためには今後どうすべきかが課題である。

 しかし、まだ答えは出ていないのだ。非常に難しい。

 自分のことなのに。いや、自分のことだからか。

 そう言えばすっかり忘れていたが、同伴していないようなダイエットプログラムからようやく第1回目の電話がきた。ちょうど開始1.5ヶ月目。11/15である。マニュアル化されている。

 電話の主は栄養士の方のようだ。事前に私の情報を確認するのをミスったらしく、体重計測データは確認しておらず(記録していないと思っていた)、どうやら”プログラムを開始したものの、全く記録もせず放置していて、当然体重も減っていない人”マニュアル(?)を事前学習していたらしく、全く噛み合わない会話となった。

 栄養士さん「お元気ですか?ダイエットプログラム、開始されてますか?体重記録もされていないようですが」

 私「?いや、毎日記録していますよ、アプリで」

 栄養士さん「えっ、お待ちください(PCを操作するような音)・・・・ああ、ありました。記録されていただいていますね。はぁ、それで体重の方は、減ってますね・・・」

 私「いや、減ってるも何ももう3ヶ月目標を達してますけどね」

 栄養士さん「あぁ〜。そ、そうですね、で、ちゃんとやっておられるようで・・・でもこんなに体重減ってたら苦しくないですか」

 私「そうですね。苦しいです」

 栄養士さん「そうですよね、まあ減ってますしね。ご無理なさらず」

 という、明らかに間違った台本を渡されて練習した役者が本番で全く異なる筋書きに戸惑い、絞り出した「ご無理なさらず」というセリフしか言えない状況となってしまったようだ。まぁ、仕方ない。しかし、なんというか、一言でいうと「形式的」だし、向こうも結局こちらの体調に関することなので、踏み込んだことは言えないはずで、こちらとしては「このサバイバル状況を継続すべきか、否か」というジャッジを求めたかったのだが、そんなことを回答できるわけもない。「ご無理なさらず」しかないのである。それにしても、何かイマイチだなぁ。

 今回食べて良かったものは、ゼロカロリー甘味料「ラカントS」とマルチビタミンである。ラカントはヨーグルトなどに添加することで「甘みが欲しい!」という際の非常手段の一つである。クールで尖った甘みなので、冷たいものとの相性が良い。また「ミン剤」(睡眠導入剤ではない。ダイエット業界ではビタミン剤を指す、かどうかはわからない)は、低カロリーダイエットでの必需品である。

【肉体の変化】

  • ベルトはかなり余ってきた。位相でいうとπ/8 ラジアンくらいの進みである(要するに体幹断面中心で45°分のベルト余分ができた)
  • 寒さが厳しくなり、体温低下の中、堪える。今年の冬は寒さ対策が例年より厳しそうな予感である。

【メンタルの変化】

  • ”運動しなきゃ”の軽い強迫観念化は、予想通りであるが定着。1日何か運動をしないと、罪悪感に苛まれるような気分になっている。しかしこれ以上進みすぎるとヤバい感じである。
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