2019年も終わったが、結構大変な年であったと総括する

 2019年も終わった。今年は色々なことがあった。仕事の成果もいまいち、災害もあった。何とも思い通りに行かない一年であった。

 ダイエットだけが唯一の成功?のような感じであるが、これにしても文字通り身を削っているわけで、なんかハッピー感がないのである。

 社会の一部として、いろいろな活動をしているわけであるが、やはり自分の協調性の無さに起因する生きづらさは年々厳しくなる。歳をとるにつれて、責任めいたものは増える一方で、おまけに結構周囲に気を使う。他人が忖度してくれることは、実は年々少なくなるということに今更ながら気づくのであった。若い頃は逆だと思っていたので、大きな誤算である。

 来年は今後の布石を打つ年ではないかと思う。何やら世の中はきな臭いと同時に、構造的な変動が我々のような庶民ひとりひとりに選択を迫ってくるようなことが起こりそうだ。

 そこをどうやって回避するか。来年は少しずつ変化するための準備をしていきたい。

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【書評】ラズウェル細木『酒のほそ道』46巻–ラブコメ路線になってしまった酒マンガであるが、あの麗ちゃんはどうなった?という悩み

【書評】ラズウェル細木『酒のほそ道』45巻 まさかの突然の婚約宣言!・・・ただし竹股の(苦笑)

【書評】ラズウェル細木『酒のほそ道』44巻 松島さんと岩間の関係性と情報量制限

【書評】ラズウェル細木『酒のほそ道』43巻 男女関係の伏線展開とストーリーラインの複雑化に戸惑う

【書評】ラズウェル細木『酒のほそ道』42巻 エビちゃんと諏訪さんの結婚報告と知識ロンダリングの表現

【書評】ラズウェル細木『酒のほそ道』41巻 なんと!エビちゃんと諏訪さんが

 最新の46巻を読んだ。

 1冊の中で、第8話、第9話、第12話、第14話、第17話、第18話と、見事に今巻では、主人公岩間の結婚(恋愛)話に特化している。しかも、伏線を張った「松島さん」と本命「かすみちゃん」との間のストーリーの行き来まで描いている。前巻で起こった竹股の婚約による「いいなあ結婚」という軽めの伏線回収も起こっている。

 ラブコメか。

 かすみちゃんがジェラシーを表現する(ただし泥酔しているが)場面まで。しかし今回の結婚ネタでは課長がいい?仕事をしている。昭和の時代のお見合いを仕掛け、それを触れ回るという、ものすごい狂言回し。

 ・・・いい加減にして欲しい。

 二つの意味で。

 まず、そもそも酒の話と恋愛の話は正直相性が悪いと思っている。飲み友達がゴールインした話は、実生活でも目にする。しかし、それが特に何か良い結果になっているとは言えないのである。飲み友達→良い夫婦というのは、いまいちハッピーな感じがしない。

 第一このマンガ自体がラブコメ路線じゃないんだから、変な編集者の甘い言葉に踊らされて「センセイ、ここはこの話を引っ張りましょう、その方が経費が落ちますし」みたいな方向性になって欲しくはないのである(妄想含み)。

 まぁ、もう一つの理由、本音を言えば、私は最近出ない「麗ちゃん」派なのである。

 アナゴのダブルブッキングも笑って許し、薄っぺらい沖縄知識をひけらかす岩間にズバリと指摘し、商店街の梯子酒に付き合い岩間の財布の中身を気にしてくれるようなサバサバ系(そして多少の浮気も許してくれそうな日陰の愛人系性格)こそ、いい加減な性格の岩間に合っているのではないだろうか。

 誰か忘れちゃいませんか、と言いたいのである(どうでもいい)。

 【書評】ラズウェル細木『酒のほそ道』47巻–松島さんの”瞳”が描かれ、ますます事態は混迷模様でまさかの”島耕作化”の傾向が・・・

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【目標;3ヶ月で-5kg】ダイエット第11週(12/10〜12/16)の結果報告

ダイエット1週間の記録:第11週目(12/10-12/16)

 結果:体重減 1.4kg 累計(-15.65kg)

 先週はついにこれまでの単調減少傾向に反して、ついに体重増加してしまった。しかし、今週は何とか減量。再び減少曲線になった。

 12月になり、相変わらず忘年会や送別会、職場の慰労会、さらにはダイエット期間中でも記事にしている1人立ち飲み慰労会などの飲食イベントが多く発生しており、カロリーコントロールが難しい(色々しがらみもあるので、行かないという選択肢は基本的にない)。

 さすがに、会う人からは「しぼんだね」という”デブが痩せた場合特有の言い回し”で指摘を受けることが多くなった。若干の上から目線の言葉であっても、言われて嬉しい自分がいるのが何とも情けない。

 時系列的には、5年前くらいの体重に戻ったことにはなる。

 当時は体重増加の一途であり、まさか今後痩せることになるとは想定しておらず、その時の服は捨ててしまっており、今のサイズに合った着る服がない問題も発生している。

 新たに購入すればいいのではないか、という単純な話ではない。

 どうせこの先再びリバウンドするのだから、あえてこの体形で購入しても無駄な出費になるというあきらめと、いやいやここでサイズダウンした服を購入して後戻りできない覚悟を示した方が良い、という二つの相反するロジックに悩まされている。

 今回食べて良かったものは、この「豆乳グルト」である。

 豆乳を乳酸菌で発酵させた豆乳ヨーグルトは、風味に若干大豆くささ(青臭い感じ)がある。ただカロリー控えめであり、以前紹介した甘味料「ラカントS」との相性が良いので重宝している。ラカントSの主成分はエリスリトールであるが、同じくエリスリトールが主成分である「パルスイート」とは明らかに味が異なる。ラカントSの方が、豆乳ヨーグルトなどには相性が良いと思う。

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立ち飲み屋探訪:五反田駅「立呑処 へそ」昼飲みできてタイムサービスもあるパラダイス

 年末も押し迫り忙しないある日の午後に、ポッカリ休みが取れたので五反田界隈をブラブラしてみた。すると、昼飲み出来そうな、良さげな店が。「立呑処 へそ」である。支払いは後から一括方式。

 入店するとテーブルにあったメニューでやはりタイムサービスをやっていた。

 また、1人1回だけだが、セットもある。こちらが良さそうなので、まずは「和牛ステーキセット」をホッピーで。1,060円。

 ジュウジュウと湯気が立ち上るステーキ。ガーリックたっぷりでなかなか勇気が要るが、まあ何とかなるだろう(無根拠)でパクリと食べる。美味い。ツマミ能力高い。

 その後は中(200円)、チューハイ180円と進み、昼間飲みとしては大成功であった。

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【書評】アイザック・アシモフ「はだかの太陽」前作に続くSFミステリの傑作!開放空間恐怖症からの解放とは

 アイザック・アシモフ「はだかの太陽」を読んだ。

 SFとミステリを見事に融合させた古典的名作「鋼鉄都市」の続編となっている。関連記事:【書評】アイザック・アシモフ「鋼鉄都市」–SFの王道でありつつ、実は「青春熱血小説」としても読める構造

 通常、第2作目というものはハードルが上がるが、この作品は前作にも増して充分面白い。前提条件として説明的になりがちなSF的世界観の記述が前作で十分準備されているので、本作ではストーリーそのものの謎に真正面から取り組むことができるからであろうか。

 前作と同様、地球人の刑事イライジャと、宇宙人を似せた人間そっくりなロボット・ダニールのコンビが、惑星ソラリアで起こったソラリア人の殺人事件-不可能犯罪-を捜査する。

 前作でジェリゲル博士に与えた「開放空間恐怖症」は、今度は(なぜか)主人公イライジャに強く投影されている。

 この恐怖症は、前作で記述された地球文明=”鋼鉄の閉空間(ドーム)”としてシンボライズされていると同時に、作者自身の持つ個人的性質でもあったようで、全編を通じて開放空間=自然への畏怖が生理学的に執拗に描かれる。そして、それ自身が、物語の核心にもつながる重要なファクターを占めている。

 何しろ屋根や壁の無い空間、要するに空の下に立っただけで、惑星の運動、宇宙まで広がる不安定さをイメージするのだから大変だ。アシモフ自身の体験でもあるのだろう、このあたりの記述はしつこい。

 本書の舞台である惑星ソラリアは、人間の関係性を徹底的に排除した上でロボットによってその経済的基盤を支配する超・個人主義の文明として描かれる。

 そこでは高度な遺伝子操作の繰り返しによる人間の精製・純化の結果として、”個人”は直接的接触を徹底的に排除する文化となっている。

 すなわち、生殖、しつけ、ふれあい、暴力、といった肉体的関係によって起こる事象、親子の情愛ですらも排除され、原理的に起こりえないとされる。

 この設定、および、前作から踏襲される「ロボット工学三原則」によって、この惑星サマリアにおける「殺人」は原理的に不可能、すなわち不可能犯罪の様相を呈するのである。

 こうした設定の中で、相変わらずエネルギッシュな主人公イライジャが、時にはロボットを出し抜き、自らの任務として”犯人”を探して行く。それは必然として、フーダニットだけでなく、ハウダニットを解明しなくてはならない事になる。

 ロボット工学三原則と究極の個人主義であるサマリア文明という、2つの制約条件のもとで、論理を駆使して謎を解明する。

 それは、まさに戦略ゲームであると同時に、イライジャがもつ地球人のアイデンティティである開放空間恐怖症の意味を、文明的に意味付けることでもある。これはSFが持つ文学的課題そのもの、つまり、一つの文明の行方の議論でもある。

 こうした、<個人>と<文明>、<ミクロ>から<マクロ>、<ローカル>から<グローバル>といった時空のスケールを自由自在に動かしたダイナミックなSFとなっており、なにより非常に面白い小説であった。

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【大田区】マクドナルドと地下鉄の睨み合い【馬込車両検修場】

 所用で大田区馬込付近、国道1号沿いを東京方面に歩いていた。ふと上方を眺めると、高架線の上に電車が止まっている。若干の違和感が。

 なんとなくであるが地下鉄っぽい。都営浅草線の車両のようだ。

 そして、南北に伸びている高架の線路の南端(要するに川崎方面)で、マクドナルドの建物によって、ちょうど高架線路が止まっている。睨み合いの様相である。

 むしろ、マクドナルドが線路の延伸を妨げているようにも見える。でも、都営浅草線に川崎方向に伸びる計画も聞いたことがないし…

 これはどう解釈すべきであろうか。

 やはり土地問題でごねてるのか?

 見ていると、そのうち電車は動き出した。

 どうやら真相は単純で、ここは「馬込車両検修場」という車両基地であったのだ。

 そして、この謎の盲腸のような直線線路は、スペースの関係上車両基地へ入る際の前後逆に転換する際のスイッチバックであった。

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【目標;3ヶ月で-5kg】ダイエット第10週(12/3〜12/9)の結果報告

ダイエット1週間の記録:第10週目(12/3-12/9)

 結果:体重+ 1.15kg 累計(-14.2kg)

 ついに体重が増えてしまった。まあ、正直ベースなので、これが実情である(開き直って、胸を張りながら偉そうに)。

 やはり忘年会が始まり、どうしても外食が多くなるのだ(言い訳)。

 特に最近の忘年会は、食べ放題系が多くて自制心が試される(言い訳)。

 ただ、少し(言い訳を)言わせていただくと、この2カ月とは身体の反応が違ってきているようだ(真っ青な顔をして)。

 先月の運動量は下図に示したように先々月を上回る。脂肪に直せば約2kg弱の減少になる。

 先月と特に変わったことをしていないのだが、しかしこの1週間は平衡状態になっていると言わざるを得ない。やはりこれがプラトーであろうか。

 あるいは、食生活の乱れによるノイズで隠されて、実際に体内の脂肪燃焼は実行されているのであろうか。ただ、感覚的には、やはり基礎代謝が落ちてるような気がする。それは、このところの、体温低下、冷え性のような感覚からも裏付けられる。

 ではそれを打開するためには、代謝アップすなわち筋トレ?・・・これは少々気が進まないのである。

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道の駅「パティオにいがた」で、体菜の塩漬けと諏訪乳業「ミルクヨーカン」をゲット(後編)

(前編から続き)

 見附市にある道の駅「パティオにいがた」で見つけた、諏訪乳業「ミルクヨーカン」。

 正式には「スワミルクヨーカン」である。

 500mlパックとプリン容器がある。どうやら牛乳寒天のようだが、洋菓子風である。 (パッケージにも洋生菓子とある)

 500mlパックを1つ購入。230円。 諏訪乳業は見附市の会社で、結構有名な製品らしい。牛乳パック風であるが、ずっしり重い。明らかに”固体”が入っている。

 家で開封。まさに豆腐のような感じで、上記は包丁でスライスしたもの。味はまろやかで上品な牛乳寒天。クリーム感もあり、確かに洋菓子風である。

 ついでにコーヒー牛乳「諏訪コーヒー」もあり、買って飲んでみた。 なかなかのコーヒー感があり、うまい。

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道の駅「パティオにいがた」で、体菜の塩漬けと諏訪乳業「ミルクヨーカン」をゲット(前編)

 大凧合戦で有名な新潟・長岡の刈谷田川にかかる中之島大橋の近くにある道の駅「パティオにいがた」に行ってみた。

 見附市と長岡市のほぼ境界にある。

 今回の訪問の目当ては、長岡野菜である「体菜(たいな)」である。

 例の新潟ソウルフードである「煮菜」のもとになる長岡名産の野菜で、あまり関東では見かけない(というか全く見たことがない)。

 関連記事:【ご当地グルメ】新潟(長岡)のソウルフード「煮菜(にな)」

 秋から冬に収穫した体菜を冬に備えて塩漬け保存して、それを少しずつ塩抜きで戻し煮付ける。そろそろ出回る時期ではなかろうかと思い、 併設の産直マルシェ「健幸めつけ」の野菜コーナーを探索。

 ・・・ないんですけど。

 売り場の人に聞くと「体菜が並ぶのは、10月から11月ですね」とのこと。遅かったか。 がっかりしつつ、それでも見て回ると惣菜コーナーに「体菜の塩漬け」500円を発見。

 さらに地元で作られた調理済「煮菜」パック350円も発見。

 これを購入することに。

あとはついでにせっかくなので打ち豆も地元産を購入した。

 とりあえず若干目的達成とは行かなかったが、良かったということで、 他の名物を見ると「ミルクヨーカン」なるパックがあった。

 ハイカラなパッケージと、「ミルク」と「ヨーカン」という不思議な組合せのネーミング。

 これに目を引かれたのであった(後編に続く)

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立ち飲み屋探訪:中野駅「鎌倉酒店 中野北店」酒屋直営の立ち飲みで那智の黒糖焼酎を飲む

 激戦区中野の北口から徒歩5分。「鎌倉酒店 中野北店」に入店。南口にも本店?があるが、そこは満員で入れず、こちらへやってきた。支払いは後で一括方式。

 酒屋直営を謳っているだけあって焼酎メニューが豊富である。とはいえ、まずはハイボール390円。こ、濃い(嬉しい)。

 焼き物が旨そうなので、「朝引き 軍鶏もも炙り焼き」530円を注文。がっつりとやってきた。プリプリ香ばしく美味い。

 「手作りポテサラ」200円も注文。ポテサラにエンドウ豆が載っていると高級感が増す気がするのはなぜであろうか。

 最後に黒糖焼酎「那智の黒糖」をロックで。480円。紀州の”那智黒”という黒あめが昔あった(今もある)が、それと関係あるのであろうか?疑問は解消されていないが、普通にうまかった。

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