立ち飲み屋探訪:蒲田駅「立ち飲み集会所 日本酒人」のお任せ利き酒セット2,000円でうまい日本酒とツマミを堪能

蒲田駅の西口を出て、東急線線路沿いに歩く(バーボンロードというらしい)。

炙り安」、「うなぎ家」、「やきとん 豚番長」など立ち飲み屋も多い。

これらの店を抜けた先に「立ち飲み集会所 日本酒人」がある。

こだわりの日本酒を置いてあり、銘柄も定期的に入れ替わる。

ここにはマスターに全てお任せの「利き酒セット」がある。2,000円と1,500円があり、どちらも日本酒(各半合)3杯と酒肴2品がお任せで出てくるのだ。これはある意味付加価値が高い。

せっかくだからと2,000円のセットを注文。2,000円のセットの銘柄はショット1杯500円の銘柄からチョイスされる。デカ目のぐい飲みにたっぷりと。

①高知の「純米吟醸 南」(南酒造場)

②山形の「大吟醸 九郎左衛門 雅山流」(新藤酒造店)

③京都の「守破離 雄町」(澤屋まつもと)

である。「大吟醸 九郎左衛門 雅山流」は非常にさっぱりとした味、そして「守破離 雄町」は微発泡しつつコクを感じる旨さ。

お任せのつまみはポテサラと炙りイカ。ポテサラにはおそらく”いぶりがっこ”の刻みが入っており、口当たりが良い。炙りイカは濃厚なハラワタもあり、日本酒のアテにぴったりである。

チェイサーもサービスで出てくる。

2,000円である意味贅沢なコースを堪能できるなかなかの店である。

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【ラーメン】町田「ぎょうてんや」の二郎インスパイア「ぎ郎」で大食いガッツリの世界からは年齢的に引退を決意

 

昔は食べて、最近食べていないものとしてラーメン二郎がある。15年くらい前は良く食べていた。歌舞伎町の二郎が美味かった気がする。

最近になって、ラーメンやつけ麺のチャーシューが肉体的に”重く”感じられるようになり、二郎にも足が遠のいていた。

関連記事:【つけ麺】「大勝軒町田店」のつけ麺大盛り 旨いが寄る年波にチャーシューが堪えるようになってきた

ただやはりもう一度食べてみたい気もする。でも二郎はこの15年の間に無駄に敷居が高くなっているので、残したら恥ずかしい。

そんなダブルバインドのなか、ちょうど良く昼過ぎにかなりの空腹状態となり、かつ、入店しやすい二郎インスパイアに入店することができた。

町田にある「ぎょうてん屋」である。

到着。ドン!そう、こんな感じである。野菜が多かった。これを下に沈める。

太麺のコク&脂のスープ。うまい。チャーシューも柔らかい。

結果、完食できた。周りはまだ食べている。勝った(何を?)。

そしてやはり旨かった。

でも、さすがにこの手の大盛り脂モリモリ系は、もう寄る年波的には限界なのかなとも思えるようになった。

その証拠に上記注文には、脂少なめ、ニンニクなしである。ダメダメである。

その一方で無料で付いてくるライスは注文し、そのためにノリ増量はしている。

まだ迷いがあるのかもしれない。

しかし、これからはやはりガッツリよりも、多品種少量の方向性を模索する方が良いのかもしれないと思った冬の夜であった。

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立ち飲み屋探訪:青梅線沢井駅「福島屋酒店」奥多摩にも角打ちがあった!

立川駅から青梅線に乗って約1時間。青梅より先は奥多摩まで無人駅が続く。

多摩地方の地酒「澤乃井」で有名な小澤酒造に向かうため「沢井駅」で降り、徒歩5分。青梅街道に出ると米の匂いがしてくる。小澤酒造の工場の隣に1軒の酒屋がある。

「福島屋酒店」である。

ここには角打ちコーナーがあり、お酒が飲める。周りは針葉樹林と山々。

こんな東京の西はずれ(失礼)にも角打ちがあるとは驚きである。

店の中は普通の酒屋。澤乃井が沢山置いてある。

店の隅にカウンターがあり、角打ちになっている。

乾き物のツマミも置いてある。

 

ビールと「澤乃井ワンカップ」とチーカマで一杯。

小澤酒造は一種の観光スポットにもなっており、人出も多い(私もそれが目当てだけど)。その一方で、こんな感じの角打ちが生息していることに新鮮な驚きを覚えた。

「小澤酒造の利き酒」編へ続きます。

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立ち飲み屋探訪:東京駅「焼きはまぐりSTAND」で”はまぐり”を堪能

東京駅八重洲中央口から徒歩5分の好立地に、貝を中心とした立ち飲み「焼きはまぐりSTAND」がある。

はまぐり、ムール貝、牡蛎などがメニューにある。1日10個限定で「大はまぐり」もある模様。

この日は2周年記念とのことで、”コロナビール+はまぐり5個で1,000円”という特別メニューを勧めており、ではということで注文した。

焼きはまぐりは1個150円。シンプルに出汁だけでも十分。

醤油をかけた”いそべ”や”ガーリックバター”などへの味の変化もできる。

店内は満員。マスターが一人で獅子奮迅のごとく注文をさばいて貝を焼いており、なかなかメニューを頼みづらい。

と思っていたら空気を察してくれたのかマスターから「遠慮なく注文してくださいね〜」という気を遣ったセリフをもらう。

そこでガーリックバターを3個追加。これもなかなかうまかった。

常連も多いのか、結構アットホームな店で、マスターの優しい人柄もあり、人気の店である。

 

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立ち飲み屋探訪:蒲田駅「やきとん 豚番長」新鮮な芝浦食肉市場からの激ウマやきとんが食べられる名店

蒲田駅西口から出て、東急線の線路沿いを歩く。

名店「やきとん豚番長」である。常に満員の人気店である。

今回は1名の入れ替わりタイミングでちょうど入れた。

やきとんは近くの「芝浦食肉市場」から仕入れているらしく、種類が豊富である。

メニューでもやきとんの部位の名称が多すぎる。

これほどあると、どれを選んで良いか迷ってしまう。

ここは一発「お任せ5串」である。

焼いた順番から順次出てくる。

食材に自信あるのか、全部塩で出てきた。

まずはガツとレバー。臭みもなく旨い。

そしてバラ、ナンコツ 、さらに最後に満を持してマスターが

”これは今日特別に入荷したから”

と太鼓判を押して来た珍しい部位「のどガシラ」(下の写真の一番右)である。

豚のなんこつは”のどなんこつ”らしく、鳥とは異なり肉が沢山付いている。

塩で肉の味がよくわかり、どれも旨かったが、やはり最後の”のどガシラ”が、ボリューム満点で、プリプリの食感といい濃い旨味といい絶品であった。

お酒はホッピーセット(400円)。ホッピー指数は2.5。

 

さらにここは煮込みも名物なのである。2種類用意されており、黒板に書かれた”本日の煮込み”「豚ナンコツの塩煮込み」 380円を注文。塩煮込みというのも珍しいが、これはすごく上品な味付けで旨い。柚子胡椒があう。

いや〜料理が旨いと、切り上げどころに悩む。そんな感じの人もチラホラである。

さらに今回は頼まなかったがこの店には「刺し」のメニューもあるのである。

これは次回にとっておくことに。

最後にバイスサワーで締め。

旨いやきとんと煮込みで、酒がどんどん進んでベロンベロンである。

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立ち飲み屋探訪:蒲田駅「立ち呑み 炙り安」でアットホームな感じで安らぐ

JR蒲田駅西口から東急線の線路沿いに飲み屋がが並んでいて、結構面白い店がたくさんある。そんな一角に「立ち呑み 炙り安」がある。

マスターとお母さんの夫婦?二人でやっている立ち飲み屋である。

カウンターにはおばんざいの大皿が並ぶ。手作りという感じでそそる。

前払い方式でカウンターにある小皿にお金を置いて清算していく。

ホッピー400円。ホッピー指数は3で、中の焼酎(200円)を2回お代わりした。

つまみは小さめだがリーズナブル。ポテサラ150円といぶりがっこ150円である。

おでんなどのメニューもあるが、これは次回にすることに。

ここまでで1,100円。十分酔っ払ってしまった。満足である。

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立ち飲み屋探訪:長岡駅「ぽんしゅ館」セルフ利き酒エリアで日本酒天国(後編)

前編から続く。

出来たばかりの長岡駅「ぽんしゅ館」でメダル5個を握りしめ、サーバー(自動機)の前で思案する。

ちなみにこのサーバーの裏には計量機構と日本酒一升ビンが銘柄の数だけ並んでいるのであろうか、などと仕事柄かメカニズムを考えてしまう。

せっかくだから、個人的にあまり飲んだことのない銘柄を中心に頼むことにした。

山古志(お福酒造)

お福正宗 冷や卸し 熟成原酒(お福酒造)

これは濃厚でうまい。

スキー正宗(武蔵野酒造)

ひやおろし吉乃川(吉乃川)これもうまい。

やはり吉乃川は私にとって相性が良いようだ。

最後なので一本〆(恩田酒造)。

25ml×5=125mlとはいえ、ちびちび飲んでいると結構いい気分になる。30分くらいボーっとしながら時間が過ぎていく。なかなかのコスパである。

酒好きの時間待ちに格好のスポットといえよう。

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立ち飲み屋探訪:長岡駅「ぽんしゅ館」セルフ利き酒エリアで日本酒天国(前編)

長岡駅の駅ビルCoCoLo長岡の一部が改装されて、安価で日本酒の利き酒ができる「ぽんしゅ館」ができた。酒屋も併設されているので、日本酒も買える。

先日新幹線の待ち時間が少しあったので、立ち寄ってみることにした。

店内の雰囲気。大量の日本酒がある。

ワンカップだけでもこの規模。これは目移りする。

これが利き酒システムの説明。500円でメダルを5個ゲットできる。

貸してくれるおちょこ(小さめ)とメダル。

おちょこを自動サーバーにセットし、メダル1個を入れると25ml注がれるという仕組みである。下世話だが、25ml/100円なので500円だと125mlで1合弱。置いてあるブランドを考えると結構リーズナブルのような気がする。

壁1面にサーバーが約100種類並んでいる。まさに立ち飲み状態である。

何を飲めば良いのか悩む人用にオススメまで掲示されている。

アテも用意されている。

 

味噌。メダル1個でキュウリが交換できるので、キュウリにつけて食べることもできる。

塩(岩塩)である。これは無料。

さて、いよいよメダルを握りしめてティスティングである。

後編に続く

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立ち飲み屋探訪:上大岡駅「たちのみ いくちゃん」で手作り卯の花を食べる

上大岡駅から大岡川を越えて10分くらい歩くと住宅街の中に立ち飲み屋「いくちゃん」がある。きっぷの良いママ(チーママなのか?)が切り盛りしており、常連がワイワイと集う賑やかな店である。

ホッピーセット400円である。

おつまみはカウンター上に「おばんざい」もあり、うまそう。

 

卯の花(200円)。私は卯の花大好物なのである。ただあまり居酒屋には置いていない。

この卯の花はチクワが入っており、手作り感があり、なかなか旨い。

マグロ刺身である。

ママによると餃子がオススメだけど、にんにくが凄いので休日の前に来るといいよ、というアドバイスをもらった。次回は餃子にチャレンジしたい。

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立ち飲み屋探訪:東京駅「呑うてんき」の過剰でアングラな感じがそそる

東京駅の八重洲口付近を彷徨う。まさに都会である。

しかし、1本外れの路地に入ると結構寂しくなり、その先になにやら灯りが見える。

立ち飲み屋「呑うてんき」は、こんな感じで、なかなかの過剰な佇まいである。

入り口も結構独特。中の雰囲気がわからないので、ちょっと入りにくい。過剰なデコレーションとも相まって、少し迷っていたら、ちょうど扉が開いて退店する人が。

チラ見する限り、大丈夫そう。入ってみる。中は結構広く、ほぼ満員。

暗めの店内にも、色々デコレーションがあり、窓が無いこともあって閉じた空間にアングラな雰囲気が漂う。

店員さんは中国人なのかちょっと片言であるがテキパキと対応してくれる。

キャッシュオンデリバリー式で、金属のカップにお金を入れる。

ここは景気付けに2,000円投入である。

ホッピーセット(400円)ホッピー指数は3であり、喜んでいると、こんな掲示が。

”その三 お替り焼酎は二回までとする”というルールが。なかなか面白い。

マグロ中落ち(350円)。結構なボリューム。

ハムカツ(150円)。名物らしく結構みんな頼んでいる。ソースをたっぷりかけていただく。

調子に乗ってホッピー中をお代わりし、食欲がさらに湧いてくる。ジャンボシューマイ(250円)。これもうまい。

すっかりエンジンがかかってしまい、最後にハイボール(350円)を頼んだら、激濃いハイボールがきた。これも店内を見回すと「当店のハイボールはダブルです」という記載が。そうだったのか。

ベロベロである。まだ家は遠いというのに。

 

 

 

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