1980年代後半の少女マンガ雑誌「りぼん」には恐ろしいエネルギーがあった(言っておくが、私は変態ではない)。 当時の連載陣で思い浮かぶのが 一条ゆかり『有閑倶楽部』 池野恋『ときめきトゥナイト』 といった安定した長期連載 …
カテゴリー: マンガ
【書評】もこっちのスクールカーストからの独立問題–『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』11巻
谷川ニコ『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』をコミックスで読んでいる。 今回、最新刊11巻を読んだ。 高校生活における”ぼっち”の話が胸打つ感じで、私のサイトテーマである、”単騎でサバイバルR …
ビジネスシーンにおける北斗神拳究極奥義「無想転生」
ビジネスシーンにおいて、人から仕事を振られる場面はよくある。 力関係で受け取らざるを得ないものもあるし、いやいやちょっと待ってよ、という保留状態、調整フェーズがある場合もあるし、勘弁してつかあさい、負荷パンパンです、とい …
【書評】矢作俊彦・谷口ジロー『サムライ・ノングラータ』かっこいいフリーランスの姿
矢作俊彦・原作 谷口ジロー・作画『サムライ・ノングラータ』(フリースタイル)は、フリーランスのかっこいい生き方を描いて、何度も繰り返し読み返したくなるマンガである。 主人公二人(個人の商社マン・ホンゴーと元傭兵・ノリ …
甘さのダブル役満(チョコトースト)を食す
私は酒飲みでもあるが、甘いものも好きである。 その結果、ガンマGTPと尿酸値がリーチかかっており、あとは手牌を倒すだけだ(倒したらまずいだろ)。昨年は出張続きで、暴飲暴食を続け、その結果としてのイレギュラーな数値というこ …
【書評】つげ忠男『けもの記』の続きが読みたい
好きなマンガ家の一人に、つげ忠男がいる。 『無能の人』で有名なつげ義春の弟で、兄のようなシュールさ、リリシズム、ユーモラスな作風には遠く、底辺労働者の生活や辺境の地を舞台にした、やりきれない現実を描いた作品が多い。 …