オペレーションズ・リサーチ(OR)という自然科学と社会科学の境界線のような学問がある。 その対象を、自然現象というよりも社会的現象まで広げ、その分析に数理的な手法で行うジャンルである。 私は専門領域ではないが、対象として …
【異世界】給水塔が生理的に怖いので、克服すべく給水塔の聖地「多摩川住宅」へ巡礼してきた
給水塔が怖い。何のことかわからないであろうが、団地にある、あの給水塔の姿が怖いのである。 給水塔を見ていると、身がすくむというか、ものすごい不安な気持ちになる。 まるでこの世界が終わってしまったような終末感、取り返しのつ …
町田市民文学館「本の雑誌 厄除け展」に行ってきた
こんな展示を見かけたので興味を持って行ってみた。 椎名誠はSF小説や自伝的小説含めてかなりハマっていたし、目黒考二(北上次郎)も活字中毒関連でエッセイを面白く読んでいた。 目黒考二『本の雑誌風雲録』(角川文庫) 特に編集 …
立ち飲み屋探訪:橋本駅「気利屋」
京王閣競輪で日本選手権競輪をGW期間中にやっており、そこで苦闘した挙句に、橋本駅で途中下車した。 ブックオフに寄り、本を買って、その後立ち呑み屋があることを思い出し、入店。 いつもは結構混んでいるが、今日はGW中だからか …
【京王閣の負師】何をやっても当たらないので、もう何も考えずに予想屋に11レース全乗っかりしてみた結果
ささやかな趣味である競輪だが、最近スランプである。 勝てない。 全く勝てないのである。 予想するが裏目裏目、何をしても上手くいかない。勝てないと楽しくないのである。ドキドキ感だけではなく、当たった感も欲しい。 仕方がない …
【ご当地グルメ】競輪場だけで食べられる、あのスポンジの様な黒モツ肉(やおぎも)が激烈に美味い件について
初めて食べたのは立川競輪場の売店であった。 黒モツと白モツがあり、串に刺してある。食感はスポンジのようなフワフワな感じである。七味唐辛子をたっぷりかけて食べると、味が染み込んでおりうまい。 若干臭みはあるが、全く気になら …
【駅弁】高崎駅 「だるま弁当」で晩酌
出張のお供には駅弁がある。割高ではあるが、色々地元の工夫を凝らしており、時々お酒のツマミに購入する。 先日の出張先の高崎駅で、名物「だるま弁当」を購入した。これは山菜や蒟蒻を中心としつつ、濃いめの味付けなので、酒のつまみ …
【ドリンク】新潟のお土産 「良寛コーヒー」
乳飲料は保存が効きにくいので、地産地消になりやすい。よって地元のブランドができやすいという仮説に従い、先日の新潟県出張時にスーパーの乳飲料売り場に足を運んでみた。 すると、予想通りあった。 新潟県の出雲崎酪農組合の …
手の中のリアクションホイール:「パワーボール」を買ってみた。
なんか最近流行っているのかそうでないのかわからないが、「パワーボール」を買ってみた。 人工衛星の姿勢制御などで使われるリアクションホイールの原理(ジャイロ効果)を利用したトレーニング器具で、回転軸が直交する回転2軸が内蔵 …
【書評】嵐山光三郎「漂流怪人・きだみのる」ー文明批評される側の論理
嵐山光三郎『漂流怪人 きだみのる』を読んだ。 きだみのる(山田吉彦)は、岩波文庫『ファーブル昆虫記』の翻訳で業績のあるフランス文学者である。在野で過ごし、戦後は文明批評で有名であった、というのが一般的な世評である。 …