町田街道を八王子方向に直進し、相原駅を越えたあたりから次第に街並みが田舎風になる。そんな中で古民家風の佇まいで「うどん屋開都 相原店」がある。
2012年にオープンした店で広めの駐車場もあり入りやすい。店舗は”埼玉県新座市にある築150年”の古民家(農家)を移転したものらしい。中には座敷とテーブルがあり、普段の食事から法事などの会席にも、いろいろ使えそうな感じであり、いつも賑わっている。
本日空腹を抱えて注文したのは「武蔵野肉つけうどんの”つけ”」900円。それを特盛+310円とし、さらに「ミニかき揚げ丼」390円。
うどん自体は讃岐うどん系のツルツルしこしこな感じ。やや細めなので、食べやすい。つけ汁はカツオ出汁が効いていて肉の脂も十分。麺に良く絡む感じで非常にうまい。かき揚げもライトな油で揚げており胸焼けもなく、素材の旨味が凝縮されており、完食である。
「開都(かいと)」の由来は、このあたりの地名(字名)が”開都”であることからきているようだ。以下の情報が参考になる。
(前略)このあたりは字名が開都となっており、この地名から名前を採ったことがわかりました。でも開都とは都を開くことであり、相原に都を開くことは100%考えられません。ずっと疑問を持っていました。地元の方に聞いてやっと謎が解けました。
相原 まちづくり協議会より
「開都」はもともと開戸だったのが「開戸」だと読みが「ひらきど」になってしまうので、開都と書くようになったのではないかとのことでした。開戸は谷戸と谷戸の間の丘状になった土地の名称です。