ちょっと遅い情報であるが、2018年8月に出版社である海悠出版が倒産したことで、休刊となっていた「月刊 磯・投げ情報」が2019年5月20日の7月号から復刊することが明らかになった。今後も毎月20日発売になる模様。
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海を対象にユルく遊ぶ記事が多く、この雑誌のロストは結構痛く、釣りライフがイマイチ充実していない中、朗報である。
編集スタッフも同じようで、非常に楽しみである。
以前の記事では、「カニのひっこくり」(カニを引っ掛ける道具をホムセン製品で自作する)や、潮干狩りの情報など、釣り自体のマニアックな方向性を追求するより、海で遊ぶ人口の裾野を広げる記事に力点があった。
その一方で、釣りとは自然が相手なので、そんな大きなサイクルで状況の変化はなく、結局毎年ほぼ同じような傾向の記事になってしまう「マンネリ化」との戦いになる。
それでもこの雑誌は、そのマンネリズムに対抗して、常に新鮮な記事を出すことを意識していたと思う。上記の目次やSNS情報を見る限り、その視点は変わっていないようで楽しみだ。
とりあえず再会を祝し、予約注文をポチッとした。
追記:
雑誌が到着し一読した。人気企画だった堤防ウオッチングでは懐かしの面々が再集合していて、なんか嬉しくなったのであった(面識はないけど)。その後、お便りコーナーを見ると、その代表的な20年近く参加している有名人Wさんの投稿があり、”休刊の間も、そこで知り合った仲間と月一で集まる自力の堤防ウォッチングをしていた”という感動的なエピソードも。
また、これも懐かしのブラックラー・ヤスからのお便りとブラクリ記事やM様の姿もあったりして、雑誌のあちこちに、かつての仲間が集合して、復刊を祝っているような感じに溢れており、非常にハッピーな気持ちになった。