日: 2020年5月9日

読書, 読書メモ

【書評】都筑道夫「三重露出」無国籍スパイ活劇と本格推理が同時並行で進み、解決できない謎があと1層残る問題作

 都筑道夫「三重露出」(講談社文庫)を読んだ。  終戦直後を舞台としたアメリカ人作者によるスパイ活劇小説である「三重露出」の翻訳(という体裁の文)と、その翻訳者滝口が「三重露出」の登場人物である女性の名前が、かつて本人も …

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