緊急事態宣言は解除となっているが、やはりできることなら、在宅で巣篭もりをして、感染防止に協力をすべきなのであろう。
ストレスも溜まるし、外出もしたいが、冷静に考えると、やはり従来の行動様式を変化させないといけないということは理解できる。
新型コロナ感染防止を考慮した行動様式の変容が必要になるのであろう。手探りで試行錯誤しながら、少しずつ生活スタイルをつくっていくしかない。
季節的には梅酒のシーズンでもあり、スーパーに果実酒キットが並ぶ時期になってきた。
そこで、家でできるちょっとした趣味として果実酒を作ってみることにした。
参考にしたレシピは宝酒造のwebにあった「3日でできる」というもの。グラニュー糖を使い、最初に甲類焼酎に砂糖を溶かしておき、大量の果実を漬けてその成分を移す方式である。
梅酒のような3Lクラスの瓶に、氷砂糖でゆっくりと作るのではなく、小ロット+時間短縮というリードタイムをあえて短くとって、PDCAサイクルを多く回すタイプのスタイルである。
1Lの甲類焼酎を購入し、500mlの2ロットにする。キウイは4個、グレープフルーツは1個を使用。グラニュー糖はそれぞれ150gを使用した。結構な量で、なかなか溶けない。一抹の不安は、焼酎のアルコール濃度が20度であり、低めであることである。これが濃度勾配にどう影響するか(今回は濃度勾配はあまり関係ないとは思う)。瓶のサイズは果実の嵩を考慮して1Lとした。
キウイは皮を剥いて輪切りに、グレープフルーツも皮を剥いてザク切りにする。
そして溶かした焼酎の瓶に、果実を投入。なかなか良い見栄えである。これを時々かき混ぜて、香りを移す。
見た目も綺麗で手軽なので、結構ハマりそうである(お酒ばっかり飲んで良いのか、という懸念はあるが)。
1週間経ち、果実を取り出し、冷蔵庫に移動した。焼酎の度数が20度と低いので、腐敗の恐れがあり少々気にしていたがOK。
少し味見をしてみる。やはりグラニュー糖による促成栽培チックな感じがあるが、結構果実の風味が移っており、いける。炭酸で割ると非常に爽やかであり、なかなか良さそうであり、500ml(20度)は3日で無くなった。