お酒

立ち飲み屋探訪:相模線香川駅「カガワバル 茅ヶ崎」単線の駅前にできた洋風立ち飲み屋


 茅ヶ崎に以前住んでいた時代がある。茅ヶ崎は”山側””海側”という概念があり、駅を境に南口側=海側、北口側=山側という呼ばれ方をする。

 そしていわゆる湘南&サザン風なポップな感じは海側であって、街並みも何やら南国情緒もある。しかし山側になると一気に田んぼだ畑だ、と農村風景になり、イマイチ見下され感があるのだ(被害妄想込み)。

 当然私は山側であった。当時、住居について聞かれて、「茅ヶ崎ですか?いいですね海が近くて」と言われると、いつも「いやいやむしろ寒川に近いので、海まで距離がめちゃくちゃある(事実)ので、全然湘南という実感ないですね」という自虐をかまさなくてはいけなくなっていた。

 とはいえ山側もそれなりの情緒もあり、のんびりとした感じであった。

 そして、そこに茅ヶ崎-八王子間を結ぶ単線、相模線がなかなか味わい深いローカル感を出しているのであった(ちなみにいまだに茅ヶ崎→八王子が下りなのは納得がいかない)。

 そんな寒川-茅ヶ崎間の単線駅「香川」に立ち飲み屋がある。

 その「カガワバル茅ヶ崎」に行ってみた。駅前すぐの立地である。

 香川駅は茅ヶ崎の酒造「熊澤酒造」の酒蔵があり、ここには高級和食レストラン「天青」もある、なかなかの場所でもあるのだ。

 香川駅は茅ヶ崎の酒造「熊澤酒造」の酒蔵があり、ここには高級和食レストラン「天青」もある、なかなかの場所でもあるのだ。

 店内はカウンターとテーブル。洋風である。

 店内の壁一面にある黒板メニューから注文する。カクテルなどもあるが、ここは「がぶ飲みアイスワイン」380円を注文。なみなみとやってきた。

 おつまみとして「オリーブ盛り」300円。脂がキツくてワインと合う。

 「ポテサラ」350円。これは明太ソースとガーリックチップスがあり、更に”いぶりがっこ”と思しきお新香のみじん切りが混ぜ合わされている、最近見ない手のこんだポテサラであり、少々感動した。

 駅近でもあり、非常に使い勝手は良い良店であるが、惜しむらくは相模線が1時間に3本しかなく、帰りの時間のタイミングが見極めにくいのである。まあ、今回はベロベロに酔って、相模線で爆睡して帰宅である。

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作成者: tankidesurvival

・男性 ・アラフィフ ・技術コンサルタント ・日本国内の出張が多い ・転職を経験している ・中島みゆきが好き ・古本屋が好き