カテゴリー: 古本

古本, 政治家, 歴史

町田市立自由民権資料館「町田の民権家たち」を見て、明治初期の日本人の、同調圧力に負けないエネルギーに感服する

 マイナーな(失礼)地元の資料館「町田市立自由民権資料館」の企画展「町田の民権家たち」展示を見てきた。  入場無料で、あまり期待はしていなかったが、なかなか面白い展示であった。  三多摩地区出身でもあり、小学校の授業など …

Share
古本, 私について, 読書

【ブックセンターいとう】30年前の多摩ニュータウンにあった超大型古書店の思い出【博蝶堂】

 あれは1980年代前半から1990年代前半。  まだバブルが弾けていない、古き良き時代のことであったと記憶している。   多摩ニュータウン近郊に出現した「超大型古書店」の思い出について語ってみたい。  これはBOOKO …

Share
SF, 古本, 読書, 読書メモ

【書評】ヴァン・ヴォークト「武器製造業者」ー70年前の古典でありながら歴史・ファンタジー・恋愛・SF全てが凝縮

 最近新版が出版された、ヴァン・ヴォークト「武器製造業者」(創元推理文庫)の旧版を読んだ。  原著の出版は1947年ということで、第二次世界大戦終了後2年しか経っていない。既に70年経過しているSF古典であるが、これがな …

Share
古本, 科学技術

電通大附属図書館の古本市で理系×古本にときめく

2018年1月25日(木)から27日(土)まで、調布市にある電気通信大学の附属図書館で蔵書の放出、古本市を開催する情報を入手した。平日は厳しいが、土曜日の27日に行ってみることに。 web情報によれば「除籍図書(各分野の …

Share
労働問題, 古本, 読書, 読書メモ

【炭鉱労働】あまりにも過酷な労働と記憶の遺産【書評】

   以前の記事:【炭鉱労働】上野英信と山本作兵衛を読んでブラック労働を考える【書評】    に引き続き、 ・真尾悦子『地底の青春 女あと山の記』(ちくまブックス) ・鎌田慧『去るも地獄残るも地獄 三池炭鉱労働者の20年 …

Share
お酒, マンガ, 古本, 読書メモ

【ブックガイド】説教臭くない稀有な酒飲み本・マンガを探せ!

酒と読書(マンガ含む)はあまり相性が良くない気がする。 飲酒は酩酊的であり、思考を分裂される方向に作用するが、読書は理性的であり、思考を統制・集中する方向に作用するからであろうか。 読書はどちらかというとコーヒーなどが合 …

Share
古本, 読書, 読書メモ

【書評】倉田喜弘『明治大正の民衆娯楽』ーメディアとしての芸能「講談」の隆盛と衰退の背景(追記あり;再販されました)

倉田喜弘『明治大正の民衆娯楽』(岩波新書)を読んだ。 明治、大正の様々な–既に廃れたものや、今なお形を変えて続いているものもある–芸能が解説されている。時代背景も含め、興味深く読んだ。 例えば「娘 …

Share
労働問題, 古本, 読書, 読書メモ

【炭鉱労働】上野英信と山本作兵衛を読んでブラック労働を考える【書評】

   この記事は、過重労働問題、特に現在日本で直面している労働の課題について相対化する意図はないことを冒頭で記しておきたい。 ・上野英信『追われゆく坑夫たち』(岩波新書) ・山本作兵衛『画文集 炭鉱( …

Share
古本

メタ読書、ブッキッシュからビブリオマニアへ至る道

例えば水泳を趣味にしていると、泳ぐことそのものの楽しみに加え、次第に泳ぎ方について興味が湧いてくる。 これは水泳に限らず、趣味一般に言える、方向性なのではないかと思う。 翻って、読書についてはどうか。 面白い本を読むこと …

Share
古本

古本屋巡りは念力とともに(オカルト注意)

週1回”行きつけの”古本屋を巡回することを続けている。 いわゆるブックオフのような大型古書店ではなく、昔ながらのタイプの古本屋で、店の前には「100円均一」の文庫や”茶色くなった”全集本などがワゴンで出されている。 最近 …

Share