SF, 読書, 読書メモ

【書評】オラフ・ステープルドン「シリウス」ー知性をもつ犬の”魂の成長”を描いた美しい物語

古典SFの名作と呼ばれるオラフ・ステープルドン「シリウス」を読んだ。(注意:ややネタバレあります!) 科学者によって生み出された人間と同等の知性をもった犬(シリウス)と人間社会との交流を描く。物語の主題としては、犬の身体 …

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マンガ, 読書メモ

【書評】谷川ニコ『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』24巻–小宮山さんの”王者の変態ぶり”が冴える

谷川ニコ『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』24巻を読んだ。 今回は文化祭の前日から当日を迎えるまでのまさに青春ど真ん中の期間が収録されている。 文化祭は準備期間が一番楽しい。開催するまでは時間が濃密だが、実際 …

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読書メモ

【書評】宮島未奈「成瀬は信じた道をいく」ーぶれない強固な軸を持った主人公成瀬が突き進む

先日(1/24)発売された宮島未奈「成瀬は信じた道をいく」を読んだ。 前作「成瀬は天下を取りにいく」同様、クールな主人公成瀬あかりと、その周囲の人々の日常が滋賀県大津を舞台に繰り広げられる青春小説である。 前作で中学生〜 …

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読書メモ

【書評】宮島未奈「成瀬は天下を取りにいく」ー滋賀県を舞台にしたクールな青春小説

24年1月に続編が出たばかりの、宮島未奈「成瀬は天下を取りにいく」を読んだ。ちょうど滋賀県への出張が立て込んでいた23年夏頃に、琵琶湖線の車内で読了したのを思い出す。 ミシガンクルーズ、平和堂など最近滋賀県に足を踏み入れ …

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私について

2023年も大詰め!今年は激烈に疲れた・・・他人を巻き込むには「味方」がゼロだときついことを知る1年

2023年も終わりつつある。今年も昨年から一層苦しい日々となった。いったい何時になったら楽になるのであろうか、という感じである。 今年の前半は、仕掛けた勝負に対して連戦連敗であった。他人を含めた組織を巻き込むということの …

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マンガ, 読書メモ

【書評】ラズウェル細木『酒のほそ道』54巻 今回はウンチク課長の縁談まとめムーブが不発に終わる

「酒のほそ道」54巻を購入。この巻では、オヤジ読者を謎の乱気流に巻き込み混乱させてきた例の主人公・岩間の恋愛エピソードは抑えめであった。 今回は前巻で松島さんに好意を抱いた若手の小篠くんの思慕が軽く出るシーンと、定番であ …

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お酒

立ち飲み屋探訪:「立ち呑み処 喜楽」は昔ながらの近所の社交場系スタイルの立ち飲み

 先日の昼下がり、外出先の町田で用事を済ませもはや直帰可能な時間帯となった。晩杯屋でも行こうかと向かった先に「喜楽」を発見。ここは結構混んでいて中々入る機会がなかったが、空いていたので入店。  カウンターの中には女将さん …

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ご当地グルメ, スイーツ

津久井湖と相模湖の間にある焼き立てパン屋で「相模湖くりぃむパン」を食べる

 津久井湖を抜けて、相模湖方向へ向かってクルマで藤野方面へ向かう用事が結構あり、その途中に「相模湖くりぃむパン」なる看板があり、非常に気になっていた。  やはり甘いものが欲しくなることもあり、「夢造りパン工房 相模湖店」 …

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お酒

立ち飲み屋探訪:小田原駅「0.5軒目酒場MAAいいか」小田原のおしゃれ横丁にある立ち飲み

 新幹線停車駅にもかかわらず、あまりアクセスする機会は少ない小田原駅。これは現状のJRが「のぞみ」偏重で「ひかり」本数が少ないことが影響の一つなのだろう。しかし、時には使用することもある(失礼)。  小田原駅は観光地でも …

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