川崎駅から歩いて30分。汗だくである。噂の角打ちの名店「三島商店」にたどり着いた。
遠くからも見える明かりと常連さんたち。なかなかの風景である。
前払い制である。
マスターが親切で対応が優しい。またキビキビ働いているので、見ていてすごく気持ちがよい。いわゆる店主、というような強面系ではなく、酔っ払いを優しく見守る、まさにマスターという雰囲気なのである。
ホッピーセットを注文したら「ホッピーはダブル?」と確認が。「はい」と答えると、こんな量の焼酎が。ダブル400円、シングル300円という破格の安さである。
ツマミも奥の方に乾き物や缶詰を中心に充実している。
魚肉ソーセージ(100円)はちゃんとビニールを切って渡してくれる親切さ。
角打ちの定番6Pチーズのバラ売りもやっていて、冷蔵庫で冷えている(60円)。
常連さんの飲んでいるものを観察してみると、結構ウィスキーの水割り(ビン入りのニッカ)を飲んでいる人が多かった。地元の名物なのだろうか。
常連はカウンターに小銭を置いて、黙っていてもマスターが飲み物を出して来る。
店の前に置かれた自転車の周りで仲良くだべっている感じで、マスターの温厚な人格とあいまって、非常に気分の良い店であった。
また行きたい。