仕事で色々と消耗している。
単純な技術や管理の話ならまだ良いが、更に組織では、人間関係や感情が含まれるので、そうした問題が顕在化してくると非常に厄介である。
技術的な課題には最適解がある事が多い(ないこともある)が、人間関係や感情がパラメータに入ると、そこには最適解がない場合が多い。あるいは全員が傷つくような解しかなかったりする。三方一両損みたいな解はなかなかないし、全員ハッピーなんてことは本当に滅多に無い。
と愚痴を連ねてしまったが、そうした悩みを悶々と抱えつつ、向河原駅の駅前で夕食を食べようかと店を探していると、駅すぐの踏切にさぬきうどんの店があった。
「さいか」である。
私はさぬきうどんについてはあまり語るほど食べていない。富士吉田の吉田うどん派なのである。
でも、ちょうどいい感じなので入店。
梅おろしぶっかけうどんの大盛りに炊き込みご飯を足してみた。
うどんは細めかつツルツルでうまい。
吉田うどんを基準にすると、「こわさ」(=顎への反力、あるいは、麺の剪断方向の剛性)が気になってしまうのだが、それでもこのうどんは旨かった。
うどんを顎で噛みつつ、喉越しを楽しみ、無心に食べることで、少しストレスが解放された気がするのであった。