圏央道もでき、多摩地方からのアクセスが便利になったこともあり、相模川河口(平塚側)は気軽に行ける釣りスポットである。
もともとハゼ釣りで有名な場所であるが、最近はハゼ釣り大会も開催されなくなったのではないだろうか。まあ、場を荒らすライバルがいなくなるので良いことである。
ここでの釣りは1.8mのノベ竿に、小型のテナガエビ仕掛け(0.4号)で、ジャリメを使う。これだけ小型装備だと、大物は無理だが結構小型〜中型までは対応でき、引きも楽しめる。15cmクラスのデキハゼでも結構スリリングなやりとりができるのである。
これまでも、ハゼ、メッキ、ヒイラギ、セイゴ、シマダイ(の子供)、クロダイ(の子供)などをこの装備でゲットできており、春から秋まで楽しめるのである。
クロダイは赤ちゃんサイズであっても引きは立派で、斜め下へ突っ込むような動き、セイゴもエラ洗いのような横への激しい動きがあるのである(もちろん、ほとんどリリースであるが)。
全く生体反応がない場合もあるが、基本魚影が濃いので、ノンビリ釣りができる。
今回ど干潮の中釣りに行ってきたが、テナガエビが10匹ほど釣れた。テナガエビ仕掛けを使っているが、実はテナガエビが掛かったのは今回が初で、外道であるチチブの猛攻&猛攻を避けつつ、テナガエビの長めの当たりを堪能できた。
平塚港(東海道線線路と湘南大橋)を望む。潮が引いて、中洲が露出している。長靴を履いてこの中洲に渡りハゼを釣るのが上級者だが、そこまでする勇気は出ず。
参考映像。別の日に撮影した同アングル。完全に水没である。
仕掛けは「マルフジ 手長エビ仕掛 K-036」を使う。小さいが結構使い勝手が良い。最近釣具店で見かけなくなっているので、生産中止にならないかビビっている。
こんな感じで、なかなかのサイズのテナガエビが釣れた。
2時間ほどで11匹テナガエビが釣れた。満足である。
帰宅まで泥吐きをさせるために真水(ミネラルウォーター)を張ったクーラーボックス中で生かしておく。汽水域であるが、海水でも真水でも関係なく元気よく生きていた。
最後は日本酒で締める(ボールに入れた日本酒に投入、ものすごく暴れるのでラップを張っておく)。
その後、爪楊枝で胃袋を取って、素揚げにすると綺麗なオレンジ色に。
非常にうまい。長い手も含めて、余すところなく全部美味しく食べることができた。
いやぁ、これはいい感じの酒のつまみになる。
改めて「テナガエビ、うまい!」ということを実感するのであった。
参考記事:【2019年】いつもの相模川河口では2号針+ノベ竿でヌマチチブが爆釣・・・そして佃煮へ
参考記事:2019年相模川のテナガエビ開幕(・・・ヌマチチブも好調)
参考記事:2020年の相模川テナガエビ開幕!