ラーメン, 蕎麦

富士そばの「煮干しラーメン」が意外に美味い件


 サラリーマンの友「富士そば」である。

 朝食を食べたい時に駅の周りを見回せば、とこかに必ず見つかる安心感。

参考記事:

富士そばの「富士山もり」(3玉)を食す

本日も「富士山盛り」、そして店側の逆襲

 私もこよなく愛する店であるが、最近このメニューにある「煮干しラーメン」にハマっているのである。

 ”駅そばのラーメン”というのであまり期待していなかったのだが、かなり美味い。

 煮干しと銘打っているが、予想したエグ味は少なく、むしろ魚粉のような甘みがある。透明系ではなく、若干のとろみがあるので、まるで花月嵐のダブルスープ・”豚そば銀次郎”を思わせるのである。

 値段も駅そばの相場で450円というリーズナブルさ。大盛券追加で大盛りもできる。

 

 上記のように、トッピングはさほど主張せず、チャーシューも極めて普通でラーメン専門店でありがちのアブラ多めとは対極にある。

 煮玉子でもなく、普通のハードなゆで卵。

 更に特筆すべきは、駅そばの”速さ”に特化する形での、あまり熱くないスープである。これは猫舌にも助かる。ラーメン屋のスープは余計な気合が入って、温度が高い場合が多い。

 このあっさり感という脱力感が、駅そばの雰囲気と合わせ、非常に良い感じなのである。

 要するにラーメン屋特有の変なコダワリがないのと引き換えに、いい感じに力が抜けて、普通に美味いラーメンに仕上がっているのである。

 これを朝食でも食することができる訳で、なかなか良い選択肢を発見して、ささやかに嬉しいのである。

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作成者: tankidesurvival

・男性 ・アラフィフ ・技術コンサルタント ・日本国内の出張が多い ・転職を経験している ・中島みゆきが好き ・古本屋が好き