大倉山の駅前から5分くらい歩いた先の大通りを1本曲がったところに「大倉山もつ肉店」はあった。
ものすごいレトロな店構え。店内は狭く、3人くらいしか入れなそう。肉屋のような店先に立ち飲みができそうなスペースもある。
さらに1名扉の前に立っている人もいた。これは一体?立ち飲みエリアらしき場所は空いているが、すぐに行って良いのかどうかわからない。
老舗の暗黙ルールすらありそうな感じである。逡巡の末、声をかけてみる。
「ここ、立ち飲みできるんですか?」とおずおずと問いかけると「いいですよ」との返答。よかった。扉の前に立っている人は、テイクアウト待ちであった。
メニューを見ると、店内の張り紙しかない。
まずは瓶ビール大(サッポロ):700円を注文。
「お勘定は先ですか?」と聞くと、「最後でいいですよ」とのこと。
何を頼もうかとみたら水・木限定の「もつ煮込み」400円があったので、これを注文。
食べてみるともつの臭みがほとんどなく非常にうまい。これはアタリである。
そろそろ串を頼もうかな、として、ハツ(100円)とレバー(100円)を2本ずつ。さすがのうまさであった。レバーもいける。
隣の先客の老人は、煮込み、もつ焼きや野菜串をガンガン頼み、さらにはビールをチェイサーに熱燗をお代わりしている。すごい先輩である。
こちらも中瓶を追加し、満足。
入りにくい雰囲気はあるが、レトロな空気と旨いモツで大変満足である。