日: 2020年5月1日

読書, 読書メモ

【書評】スティーヴ・ハミルトン「解錠師」–金庫と”対話”する、言葉を失った少年のモノローグ

 スティーヴ・ハミルトン「解錠師」(ハヤカワ文庫)を読んだ。テレワークで孤独に苛まれている精神状態ともマッチして、しみじみと良い小説であった。  とはいえ、小説としては犯罪小説である。主人公の才能は天才的な「金庫破り」で …

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