先日実家で焼き芋にこだわりのある老父が興奮気味に勧めてきた冷凍焼き芋がある。冷凍でもらって冷凍庫に保管しておいたら、その後も何度も電話で「食べたか」「食べたか」とうるさい。
80歳近いので、いよいよ〇〇てきた(自主規制)のかと焦ってきた。
しかしある日、その焼き芋をレンジでチンして食べようとすると、驚いた。異常な蜜と、焼き芋なのにスイートポテト以上の旨さ。そしてとんでもない甘み。
なるほど、これは感想を前のめりに求めてくるだけのものはあるのである。
調べると、これは茨城産の「紅天使」(ポテトかいつか)という品種で、冷凍法に秘密があるらしい。
紅天使の冷凍焼き芋を別ルートでもなんとか入手(上記のオンラインショップで頼めばよかったが)。そして到着である。
冷凍状態であるが、レンジでは1分程度加熱すると焼き芋、そのままだとアイス、そして半生でもうまい、と書いてある。
アイスで食べてみるとさすが、焼き芋のくせにそこらのアイス並の甘さである。加熱してみると蜜がすごい。
「ハンチョウ」ではないが、脳内でポテト革命が起こってしまったのである。さすが茨城、あなどれない。