琵琶湖線栗東駅から徒歩5分程度のところに気になるお店があった。住宅街の一角の民家のような雰囲気だが、商店ぽいのである。
ハバネロ専門店「ハバネロ館」。明らかな唐辛子専門店である。
珍しいと同時に、最近激辛志向が個人的に高まってきたこともあり、意を決して入店することに。
予想通り、唐辛子が並ぶ。そして唐辛子らしく赤系で統一された店内。
レベルも色々あるようで、良くメディアで騒がれる、ブートジョロキア、スコーピオン・ブッチテイラー、スコーピオンモルガ、そして”死神”とされているキャロライナリーバーとか、いろいろな一味唐辛子が陳列しているのである。
こういう場合、チョイスが難しい。専門店だけにうっかりそこの平均を選択すると、世間の平均と比較して辛い方にシフトしている場合がありそうだ。以前も書いたが、激辛は体調悪化とのギリギリの線を攻めなくてはいけないので、この見極めが難しい。
小考の末、一番初級のハバネロ「炎龍」を900円で購入。こういう場合には、変な冒険はすべきでないはずだ(自分に言い聞かせる)。
買ったからには、さっそく宿泊先のホテル自室夕食で、カレーをテイクアウトし、試してみることに。
まずは、香りをかいでみると、ほのかにフルーティ。意外であった。ピュアな唐辛子は果物系の香りがするのであろうか。
味はやはり唐辛子。とはいえ痺れるほどではなく、まさにカレーにあう。
チキンティッカマサラのような激辛カレーに足してもいけるし、バター系の甘めのカレーに敢えて足してもうまい。これとハイボールがまた合う。
マンネリ化しつつあるホテル部屋飲みに、新たな刺激が得られた気がする。