投稿者: tankidesurvival

・男性 ・アラフィフ ・技術コンサルタント ・日本国内の出張が多い ・転職を経験している ・中島みゆきが好き ・古本屋が好き
極限環境, 歴史, 読書, 読書メモ

【書評】池田晧「漂民の記録 極限下の人間ドラマ」鎖国体制での過酷な漂流のエピソード

 池田晧「漂民の記録 極限下の人間ドラマ」(講談社現代新書)を読んだ。1969年出版であり、現在の講談社現代新書とは装丁がかなり異なっている。カバーもない。また現在はついていない「スピン」(栞紐)がついている。  サバイ …

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極限環境, 読書, 読書メモ, 辺境

【書評】斎藤邦雄「シベリア抑留兵よもやま話 極寒凍土を生きぬいた日本兵」–ユーモラスなマンガ風イラストで綴る強制労働の記録

 斎藤邦雄「シベリア抑留兵よもやま話 極寒凍土を生きぬいた日本兵」(光人社NF文庫)を読んだ。以前、シベリア抑留の文章を書いた際にも読んでいたが、やはり人によって経験が異なるのか、この体験記からの引用はできなかった。   …

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ビジネス, 歴史, 読書, 読書メモ

【書評】土門周平ほか「本土決戦 幻の防衛作戦と米軍侵攻計画」–最終防衛としての総力戦による水際作戦

 土門周平ほか「本土決戦 幻の防衛作戦と米軍侵攻計画」(光人社NF文庫)を読んだ。  昭和20年4月に沖縄に上陸を許し、太平洋戦争の敗戦が濃厚になってきた段階に、米軍が本州、九州に直接上陸することを想定した防衛作戦「決号 …

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極限環境, 読書, 読書メモ

【書評】南日本新聞社編「戦火の漂流42日 太平洋に流され敵潜水艦に捕われる」–太平洋戦争中に起きた、漂流から捕虜収容所に至るまさにサバイバルな数奇な人生

 南日本新聞社編「戦火の漂流42日 太平洋に流され敵潜水艦に捕われる」(光人社NF文庫)を読んだ。  漂流ものは、まさにサバイバルであり、色々読んできた。  本書は、その副題にあるように、単なる漂流による過酷な環境での生 …

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ビジネス, 政治家, 読書, 読書メモ

【書評】半藤一利「指揮官と参謀 コンビの研究」人と人の化学反応による組織的行動、そして人材マネジメントにおける”失敗の本質”

 半藤一利「指揮官と参謀 コンビの研究」(文春文庫)を読んだ。14組の指揮官と参謀の組合せと、それによる組織的行動の”失敗”を系時的に描くことにより、昭和初期の満州事変から太平洋戦争敗北に至る日本という”組織”の課題を「 …

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読書, 読書メモ

【書評】清水きん「夫 山本周五郎」へそ曲りの山本周五郎を支えた奥さんの回想による、もうひとつの”山本作品”

 清水きん「夫 山本周五郎」(福武文庫)を読んだ。  山本周五郎も好きな作家で、新潮文庫で随分読んでいる。大学時代、理論物理のゼミ発表のため徹夜をして準備している最中に、思わず手に取った「さぶ」(新潮文庫)を一気読みして …

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読書, 読書メモ

【書評】スティーヴ・ハミルトン「解錠師」–金庫と”対話”する、言葉を失った少年のモノローグ

 スティーヴ・ハミルトン「解錠師」(ハヤカワ文庫)を読んだ。テレワークで孤独に苛まれている精神状態ともマッチして、しみじみと良い小説であった。  とはいえ、小説としては犯罪小説である。主人公の才能は天才的な「金庫破り」で …

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お酒, 私について

自粛期間中の酒飲みは、家の裏庭でひっそりと「チェアリング」

 新型コロナの自粛要請で、テレワークしている平日は当然だが、休日も家から出られない、というか出づらい。かと言って、家の中で昼から酒を飲むのも気が引ける(まあ、別によさそうだけど・・・)。  家の庭でBBQしたって良さそう …

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ビジネス, 私について

在宅勤務で拘禁反応が出る前に、PC内のパンダ画像を放出(2018年の成都パンダ繁殖研究基地で撮影)

 在宅勤務で溜まるストレスはなかなか解消しにくい。酒に溺れるのも危険であり、早いところ定常運転のペースを作りたい。  自分の意思ではない状態で閉じ込められているような、いわゆる拘禁反応のようなストレスを受けているような気 …

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ビジネス, ものづくり, やばい, 私について

ぼくの在宅勤務(テレワーク)あるある

 今回の「新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言による」テレワークを始めて、試行錯誤的に数日が経過した。相変わらず慣れないし、ストレスも溜まっている。だが、やはりやってみるもので、少しずつ改善はしてきているようでも …

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