【吉田のうどん】GWの渋滞の中、道の駅「富士吉田」で冷やし肉うどん大盛とかけうどんのダブルをいただく

GWで身動き取れないものの、吉田のうどんを食べたくなり、「道の駅富士吉田」を目指した。しかし予想通り、中央道は渋滞。下道も利用したが、所々渋滞に捕まり、ストレス溜まりまくりつつ昼過ぎに到着。

店内は非常に混んでいる。券売機の前に行列である。

前回訪問時には季節の関係でやっていなかった冷やしメニューがあった。そこで、今回は「冷やし肉うどん 大盛」と「かけうどん」のダブルである。

なかなかのボリューム感であるが、吉田のうどんでは普通である。

冷やしを先にいただき、残った汁を全てかけうどんへ注ぎ込む。麺にコシとコワさがあって美味い。ただ、冷やしの方は名店「美也川」「美也樹」を知っていると、やはり物足りなさを感じる。

土産物屋で山菜天ぷらセットを購入。

最近山菜が体に欲するようになってきたのは、やはり老いというものであろうか(いや、そうで無いと信じたい)。

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吉田のうどん探訪:「あらきうどん」の肉うどんと替え玉

河口湖インターの近くにある「あらきうどん」である。吉田のうどんの店は昼だけ営業が多く、昼から夜まで連続開店している店は意外に少ない。

「あらきうどん」はそうした連続営業をしている店である。ちょうど15:00くらいであった。

店の前にはこんなのぼりが。女子高生(ひばりヶ丘高校の”うどん部”)が”山梨県のソウルフード”としてハートマークを作っている。

さすがの戦略である。調べたら、こんな記事もあった。

私たち、今日から(勝手に)吉田のうどん観光大使に就任いたします。

どうもマジで高校に”うどん部”があるらしい。

店内。さすがに15:00なので他に客は1名しかいない。典型的な吉田のうどん店の座敷であり、座布団はデフォルトでは敷いておらず、壁にひとまとめされているので、自分でセルフで敷く。

肉うどん(500円)。テーブルにある”すりだね”は結構な辛めで、小さいスプーン1杯で汗が大量に出る。極太なコワさ爆発の麺が旨い。桜肉もいい感じに味が浸みている。

思わず替え玉うどん(150円)を追加。満腹である。

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飲み会帰りの22時に八王子駅構内の「いろり庵きらく」 で「武蔵野うどん」をいただく

先日酔っ払ってベロベロになり、八王子駅までたどり着いた。小腹が空いている。

コンビニに寄って帰ってカップラーメンだと寝るまでの時間が近すぎる。しかし時間はすでに22時。空いている店もないだろうし、途中下車するのも面倒だ。

と思っていると、八王子駅構内にある駅そば屋である「いろり庵きらく」が開いていた。なんと閉店時間は23時。これは素晴らしい。

武蔵野うどんを注文である。

多摩地方出身(八王子)でありながら、武蔵野うどんはあまり食べていない。

乱雑でフラット系の麺。甘い醤油ベースのつけ汁。

酔った体になかなかの良い感じである。

これで締めになれば良いのだが、得てして最寄り駅での誘惑に勝てないことも多いのである。

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【うどん】八王子のうどん名店「ふたばや」で冷やし2玉+肉をいただく【ご当地グルメ】

八王子駅南口から徒歩10分。八王子のうどん名店「ふたばや」に行って来た。

八王子出身ではあるが、この店に入るのは初めてである。やはり山側の方向(陣馬山の方向)が出身のルーツだと、南口方面は疎いのである(と言い訳)。

住宅街の一角にあるうどん屋である。店構えも住宅っぽい。混んでいるという噂なので11:00の開店に合わせて行ったものの、座敷とテーブルは既に半分くらい埋まっている。

紙に注文を書き、名前を書く。料理は「◯◯さん〜」とその名前で呼ばれて出てくる。

うどん2玉(500円)の冷やしに肉トッピング(150円)を注文した。

到着。付け合わせの漬物もうまい。肉は豚肉。

うどんは太く、コシがある。しかし”吉田のうどん”の麺とは若干相違していて、表面がツルツルであり喉越しも良い。吉田のうどんの顎に効く”コワさ”とはまた異なる風味である。やはり武蔵野うどん系であろうか。

参考記事:【ご当地グルメ】喉越しの”柔”ではなく、硬さの”剛”を独自に追求する”吉田のうどん”の特異性を愛する【うどん】

つけ汁は醤油ベースで甘めで非常にうまい。ただ、これも吉田のうどんの味噌系とは異なっている。

吉田のうどんにチューニングされた私の”うどん感性”ではどうしてもそれとの比較になってしまい失礼であるが(八王子のソウルフードなのに)、これもやはり中毒性がありそうなうどんである。店構えも何となく似ている感じがある。

店内メニューでは3玉(600円)までであったが、この食べやすく、かつ、うまいうどんであれば楽勝な気がする。

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吉田のうどん探訪:富士吉田で調達した「顎砕きMAX」により、家で吉田のうどんをいただく

 先日の富士吉田訪問では、「道の駅富士吉田」で吉田のうどんを調達してきた。

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吉田のうどん探訪:人気店「たけ川」で「かけうどん」と「つけうどん」のダブルをいただく

吉田のうどん探訪:「道の駅富士吉田」の「肉うどん」

 さすが道の駅。専用コーナーがあるだけあって、すごいものを発見。

 やはり吉田のうどんの主要パラメータは「硬さ」「こわさ」であってマニアがいる模様で、こんな硬さに特化した製品を発見。その名も「顎砕き(あごくだき)MAX」である。

 まさに「顎よ砕けよ」とばかりに、格闘技のようなネーミング。

 でも、うどんである。

 おまけに「ひばりが丘高校企画」とある。

 高校生の部活まで関与しているの?

関連記事:吉田のうどん探訪:ひばりヶ丘高校のうどん部による若者らしい先鋭的かつ荒削りなうどんに吉田のうどんの未来を見た!

 さらには薬味も購入。これも単なる唐辛子+ラー油ではなく、店々でオリジナルなものがある。辛さも半端ではない。

 こんな感じ。製造者が個人名なのもすごい。

 そしてこれもなかなか手に入らない「つゆ」である。吉田のうどんのかけうどんのスープは、味噌+醤油ベースで、なかなか再現できない。

 以前通販サイトから、レシピをもらったこともあったが、再現度はイマイチであった。

 これだけあれば、あとは茹でキャベツと天かすを用意すれば、かなりの再現性のある吉田のうどんが完成できる。前回訪問では冷やしを食べていないので、冷やしを作成。

 自家製冷やしたぬきである。これはめんつゆをかけて、薬味をたっぷりかけて食べる。

 自家製温かいたぬきうどん。まずは、冷やしたぬきを食べ、その残りスープを温かいうどんに投入するのが地元流である。そして、これを食べてまだいける場合には、再度おかわり注文である。

 「顎砕き」はさすがその名の通り、太く、硬い。歯ごたえ抜群である。

 しかし、いくら吉田のうどんとはいえ、やはりこのサイズまで来ると今度は”すいとん”感が出て来るので、やはり太さには適正値がありそうである。

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吉田のうどん探訪:人気店「たけ川」で「かけうどん」と「つけうどん」のダブルをいただく

前回記事(吉田のうどん探訪:「道の駅富士吉田」の「肉うどん」)で「肉うどん」を食べたのち、車を走らせる。

日曜日なので結構店は閉まっているが、以前良く行っていた「たけ川」に行くことに。ここは富士吉田というより河口湖駅に近く、駐車場も広いので入りやすい。

風が強くて暖簾が翻ってしまっている。

店はこんな感じで常に満員。テーブルは4人がけが基本だが、相席はあたり前なので、1人でも2人でも入れる。

客の回転も早いので、場合によっては10名くらいで入ってもスムーズに入店できるのである。

さらに会計もうどん到着時に清算なので、帰る時にレジ渋滞することもない。

数年前にここに入ったとき感心したのは、おかみさんと思しき店員さんがたった一人で30人くらいの注文(しかも1人2品も当たり前)を全て記憶で捌き続ける光景であった。

あれはさすがに達人だと思った。今回は出会えなかったが。

メニューはこんな感じである。つけうどんがある。

ここは「かけうどん」(350円)とつけうどん(350円)のダブルを注文。つけうどんの麺は熱と冷が選択できる。ここは冷を選択である。

到着。700円を支払う。がっつりであるが、テーブルに常備してある天かすや薬味をたっぷりかけてガシガシいただく。ここは油揚げが入っているのが特徴。

都合3杯目であるが、吉田のうどんの習慣性は凄く、これがいけてしまうのである。

うまかった。この時点で11:30。

とはいえ今回は日曜日で空いている店も少なく、ここまで。お土産を買って帰ることにした。

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吉田のうどん探訪:「道の駅富士吉田」の「肉うどん」で待望のうどんを噛みしめる

久々に通販ではなく、店で吉田のうどんを食べる時がやってきた。

関連記事:【ご当地グルメ】喉越しの”柔”ではなく、硬さの”剛”を独自に追求する”吉田のうどん”の特異性を愛する【うどん】

日曜日だったので(吉田のうどんの店は平日昼しかやっていないことが多いのだ)、まずは確実に開店しているであろう「道の駅富士吉田」のフードコートに向かう。

マスコットキャラ(吉田のうどんぶりちゃん)がお出迎えである。

10:00の開店まで待ち、開店と同時にイン。

はやる気持ちを抑えつつ、メニューを見ると、なんと「冷やし」は夏だけであった。

まあ、最初だからと自分に納得させ、「肉うどん」普通盛り(450円)。

きた。お待ちかねである。馬肉ものっている。

薬味をかけて、がっつり食べる。う、うまい。

替え玉150円もあったが、先は長い。次の店を探すのである。

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【ご当地グルメ】喉越しの”柔”ではなく、硬さの”剛”を独自に追求する”吉田のうどん”の特異性を愛する【うどん】

山梨県富士吉田市近辺の郷土料理に「吉田のうどん」がある。同じ地方の郷土料理「ほうとう」は比較的有名であるにもかかわらず、この「吉田のうどん」は、あまり全国区的な知名度を持っていない。

四国の讃岐うどんは長くブームを起こしているが、富士吉田の「吉田のうどん」も、それだけのポテンシャルはあると思う。しかし、あまりメジャーになっていない。

何故だろうか。

「吉田のうどん」の持つ、ちょっと変わった特徴ゆえであろうか。

「吉田のうどん」には、通常うどんの旨さの表現として持つ「喉越し」とは異次元の「こわさ」という概念がある。とにかく硬くて太い麺なのである。

顎への反力というか、徹底的に剪断応力に(何故か)拘った麺の硬さを持っているのだ。こうした特殊なうどんであるが、別に食べにくい訳ではない。

確かにツルツルシコシコではなく、硬い麺をひたすらガシガシと汗だくになって食べている。でも気がつくと何だか中毒性が出てくるのである。

最初の1回目は確かに、何これ?という感想なのである。

見た目からして、麺は極太で短く、かつ断面は四角である。最初はすいとん?あるいは小麦粉のカタマリ?と錯覚するくらいの硬さと剛性なのである。

しかし、繰り返すが、何故か中毒性がある。しかも安価で一杯300円くらい。店構えも普通の家のような佇まいで、山梨県の民家の一室で提供されるような、商売気のなさ。民家の一室から、スナックのような飲み屋風まで多様にあり、富士吉田周辺に沢山あるのだ。

あくまで日常に根付いているからか、営業時間も平日の昼だけ、というスタイルが多い。それでも地元民はどこからともなく昼過ぎには有名店に集い、私のような中毒者は先日の台風の中、高速を飛ばしてまで食べにくるのである。

硬い麺、醤油と味噌のスープ、茹でキャベツ、そして各店でオリジナルの薬味(唐辛子とラー油でできている)。あまり他のうどんと比べることができず、例えようがない。そして店によって微妙に異なる味。

小麦粉の塊のくせに、胃袋に優しいのか、何故か量もイケるのである。私は今やオーダーが、冷やしたぬきの大盛→肉うどん→かけうどんという、一回の食事でうどん3杯がイケる体になってしまった。

もともとは一杯だけだったのだが、以前同席していた(吉田のうどんでは相席が当たり前である)明らかに近所から来ている地元老人のまさかの三杯目おかわりを目の当たりににして、試してみたら、あっさりいけた。

最近は多摩地区のスーパーでも、吉田のうどんを見かけるようになり、家庭でも食べられるようになってきた。でも、やはり本場を食べたくなる。

数年前に河口湖周辺に仕事で滞在した際には、吉田うどんマップを片手に、クルマでひたすら店を探して朝昼晩と食べ比べをした。このマップでは富士吉田市中心だが、実際には河口湖町周辺にも広がっている。

先日の台風のなか、道の駅富士吉田では、フードコートに吉田うどんがあり、また地元特産品売場でもコーナーができていた。

吉田のうどんコーナーである。ここでしか買えないものもあり非常にテンションが上がってくる。麺だけでなく、数種類の薬味やめんつゆもある。

観光客向けや他県向けに保存性の高い、カップ麺も推している模様であるが、これはやはり再現性がいまいちで本質的でなく、生麺がベストである。

観光パンフレットの中にあった「吉田のうどん」のパンフ。懐かしい。

開くと、吉田のうどんマップが。しかもこれはまだ一部なのである。ちなみに全店制覇すると「マイスター」になるらしい。

”剛”よく”柔”を制すで、是非「吉田のうどん」にはメジャーになって欲しい。

正直テンションが上がるうどんなのである。ここからエンジンがかかり、今回の富士吉田訪問では2店訪問し3杯食べたので、次回以降紹介していきたい。

参考(外部リンク):富士吉田観光 富士吉田ってこんなトコ! 富士吉田市の名物 吉田のうどん

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【蕎麦】八王子市館町の蕎麦屋「水落」のあさり丼が絶品だった

先日所用で八王子方面を車で移動していた。時間は13:00。

昼食を食べそびれており、お腹が空いていた。しかし八王子の道路は基本的に渋滞するのと、道路設計があまりよろしくないので、”今すぐ食べたい”という欲求に応えにくい状況が続いていた。要するに適当な店が見つからないのである。

渋滞の中さまよい、ファミレスに入ろうとしたら駐車場が満車だったりとなかなか厳しい状況で、なぜか知らないが追い込まれたように北野街道の館町付近を走っていた。このままだと高尾山に行ってしまう。

私にとってあまり土地勘のない場所である。

仕方がないので、もう”次に左手にある飲食店に自動的に入る”という取り決めを自分に課した。

そこで見つけたのが「水落(みずおち)」である。

普通の店がまえである。店内は綺麗であった。

メニューと一緒にこんな説明文が。期待が高まる。しかし過剰な期待は禁物である。

うどんと蕎麦どちらにするか悩むが、ここは蕎麦にした。

せいろ蕎麦大盛りとミニあさり丼のセットである。

結論から言うと、すごく旨かった。

特に、このミニあさり丼の”あさり”は非常に肉厚であり、出汁が十分に染み込んでいて、それをショウガと一緒に卵とじにしてある。旨味抜群で、これはミニ丼でなく普通に丼の大盛りを食べたくなる味であった。

また蕎麦も香りが豊かで非常にうまく、このあと出て来た蕎麦湯も超濃厚であった。

偶然入った店でこんなヒットがあると、何か幸せな気分になる。

横目で他のお客が食べていた「むじなうどん」(たぬき:天かすとキツネ:油揚げのミックス)もうまそうであった。この店は、ひょっとするとうどんも旨いのであろうか・・・と後ろ髪を引かれる思いであった。

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向河原駅「さいか」のさぬきうどんで、ストレスフリーに

仕事で色々と消耗している。

単純な技術や管理の話ならまだ良いが、更に組織では、人間関係や感情が含まれるので、そうした問題が顕在化してくると非常に厄介である。

技術的な課題には最適解がある事が多い(ないこともある)が、人間関係や感情がパラメータに入ると、そこには最適解がない場合が多い。あるいは全員が傷つくような解しかなかったりする。三方一両損みたいな解はなかなかないし、全員ハッピーなんてことは本当に滅多に無い。

と愚痴を連ねてしまったが、そうした悩みを悶々と抱えつつ、向河原駅の駅前で夕食を食べようかと店を探していると、駅すぐの踏切にさぬきうどんの店があった。

「さいか」である。

私はさぬきうどんについてはあまり語るほど食べていない。富士吉田の吉田うどん派なのである。

でも、ちょうどいい感じなので入店。

梅おろしぶっかけうどんの大盛りに炊き込みご飯を足してみた。

うどんは細めかつツルツルでうまい。

吉田うどんを基準にすると、「こわさ」(=顎への反力、あるいは、麺の剪断方向の剛性)が気になってしまうのだが、それでもこのうどんは旨かった。

うどんを顎で噛みつつ、喉越しを楽しみ、無心に食べることで、少しストレスが解放された気がするのであった。

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