谷川ニコ「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」19巻を読んだ。 季節は3年生の夏休みである。 ここから卒業まで時間軸がまだストレッチしそうな予感もありつつ、今巻ではコミケやヤンキー吉田さんの免許取得+ドライ …
カテゴリー: マンガ
懐かしのマンガ雑誌「COMICばく」(日本文芸社)の思い出
年末の大掃除で見つかった「COMICばく」(日本文芸社)。 No.11,12,14,15の4冊である。 この雑誌は1987年の通刊15巻目で休刊となっているので、当時私は最終巻も含む後半を読んでいたことになる。 …
【書評】ラズウェル細木『酒のほそ道』48巻–このところのラブコメ路線からの一時休戦で、オヤジ的には安心な一冊
新型コロナもあって酒飲みクラスタもなかなか活動が難しい。 そんな中で、ラズウェル細木『酒のほそ道』48巻を読んだ。 コロナの状況で飲み屋のような飛沫拡散上等のようなこともできず、かといって超高精度のグルメ漫画に持っ …
トキワ荘マンガ家のリーダー・寺田ヒロオのこと:人格者のイメージと茅ヶ崎の家での隠遁と
藤子不二雄Aの名作「まんが道」でも描かれていたが、マンガ家たちの楽園「トキワ荘」でリーダー格であった寺田ヒロオの印象は大きいものがあった。 NHKドラマで演じた河島英五のイメージと同様、頼もしい兄貴分としての存在感が …
【書評】谷川ニコ「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」18巻–小宮山さんがサウナで合法トリップを覚えてガンギマリ顔
谷川ニコ「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」18巻を読んだ。 大学受験を控えた予備校の夏合宿がメイン。キャラ総登場である。本巻は、下の毛を銀に脱色とか、温泉風呂でセクハラとか、下ネタが多い。 繰り返しにな …
【書評】ラズウェル細木『酒のほそ道』47巻–松島さんの”瞳”が描かれ、ますます事態は混迷模様でまさかの”島耕作化”の傾向が・・・
ラズウェル細木『酒のほそ道』47巻を読んだ。 もはや作者の悪ノリとしか思えない岩間の恋愛エピソードであるが、今回は、松島さんとの二人飲みエピソードが前後編にわたって描かれる。 そしてまたしても岩間の心中名前連呼シー …
【書評】施川ユウキ「バーナード嬢曰く。」5巻–まさかの激烈ペシミスト、E・M・シオランまで取り扱う幅広さ!
2020年5月出版の、施川ユウキ「バーナード嬢曰く。」5巻を読んだ。 関連記事:【書評】施川ユウキ「バーナード嬢曰く。」ーセカイ系の構造を持った文化系学生の視る夢 読書マンガであるが、ネタが良く続いていると感心する …
【書評】谷川ニコ「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」17巻–高校生の心理戦からツイスターゲームになり、最後はシャワー覗きに至るスペクタクル展開(喪168)
谷川ニコ「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」17巻を読んだ。さすがにいい年をしたオッさん(私)が、高校3 年生の学園ものを読むのはちょっと苦しいものがある。特にこのところのリア充路線だと、本当に青春ドラマに …
【書評】ラズウェル細木『酒のほそ道』46巻–ラブコメ路線になってしまった酒マンガであるが、あの麗ちゃんはどうなった?という悩み
【書評】ラズウェル細木『酒のほそ道』45巻 まさかの突然の婚約宣言!・・・ただし竹股の(苦笑) 【書評】ラズウェル細木『酒のほそ道』44巻 松島さんと岩間の関係性と情報量制限 【書評】ラズウェル細木『酒のほそ道』43巻 …
【書評】谷川ニコ「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」16巻—脱・ぼっち路線で、もはや小宮山さんの安定感のある変態振りが一番安らぐ
先日発売の、谷川ニコ「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」16巻を読んだ。相変わらずのリア充路線は変わらず。周囲の登場人物が多すぎてわからない。 最近になってリア充路線から少し元の”ぼっち”路線への揺り戻しが …