映画「オデッセイ」の原作となり、話題のSFサバイバル小説であるアンディ・ウィアー「火星の人」(早川SF文庫)を読んだ。 古くはジョン・W・キャンベル「月は地獄だ!」チャールズ・E・メイン「大真空」など、地球外天体と …
カテゴリー: SF
房総半島をドライブ③:チバニアンで有名になりつつある「地球磁場逆転地層」を見てきた【駐車場からの順路あり】
先日のニュースで、地質時代の一時期、ネアンデルタール人が生きていた「第四紀更新世」の中期に当たる時期が「チバ二アン=千葉時代」と命名されるニュースがあった。 参考記事(産経ニュース) 地球史に「千葉時代」誕生へ 日本初の …
時代は繰り返す:SF作家のPR誌とアフィリエーター
日本SF作家第一世代が世に出始めた頃-昭和40年代であろうか-企業が”PR誌”なる小冊子を発行するのがブームになった。 要するに宣伝用の無料配布ミニコミ雑誌なのだが、そこに載せる小さめの記事として、企業にとっての明る …
人工知能はトロッコ問題でストレスを感じるか?
自動運転の議論が活発になってきた。 その中で、人工知能がある種のトレードオフ、ジレンマに直面するような課題も出てきつつある。 自動運転車が、究極的にトロッコ問題(wikipediaへのリンク)のような重大なトレードオフの …
SF的発想と不謹慎
民間会社では5カ年くらいのスパンの中期経営計画や、更にスパンを伸ばした10年くらいの長期計画を作ることが多い。上場会社などでは、その内容を公開したり、ステークホルダーに対して説明したりすることもある。 基本的に成長戦 …
SF小説を書いてみた②
「海中マカロニ」 あらすじ: 消息を絶った植民惑星の救援に向かったエヌ隊長と操縦士が見たものは、惑星を覆い尽くした海とその中を漂うマカロニのような生物の群れだった。 海とマカロニは海中で様々に輝く光の波を使って情報を伝 …
SF小説を書いてみた①
古本屋で見つけた、ハヤカワSFシリーズのロバート・シェクリイ『人間の手がまだ触れない』を読んで、センス・オブ・ワンダーに今更ながら驚き、自分でも書いてみようとしたものです。 「スイッチング」 あらすじ: ロボットが人 …