ラーメン一蘭のシステムにはなかなか感心させられる。
仕切りが入った完全個人体制といい、会話をしなくて良い徹底した食券システム。さらに店員との目線を合わせなくてすむという空間演出。
ラーメンは一人行動と相性が良く、一人で入ることにあまり抵抗はないのだが、やはりこのシステムは非常に心地よい。
一人飯こそ真実というポリシーを追求する私としても(該当記事)、非常に快い。
特に、あまり気が進まない飲み会で二次会に行かず帰りたい場合に、角が立たずに帰るために「ラーメン食って帰ります」という手段がある。しかしこのとき誤解されて「おっじゃあ、中華屋で二次会ね」という地獄パターンのリスクもある。
その点「一蘭で食って帰ります」と言えば、流石についてくる人はいない。この人ラーメン好きなんだな、と思われるのだ。
過去に一度だけ「僕も一蘭好きなんですよ、行きましょう」と言われたことがある。案の定、混んでいて飛び地座席になり、食券売り場で解散となった。
実際に味もさっぱり系豚骨ラーメンで非常に好きだ。博多のドロドロ系が好きな人には物足りなく、若干甘みが敬遠されるが私には非常に合っている。
一蘭の個室。落ち着く。店員は正面から来るが、胸から下しか見えないので、視線を感じない。店員も異常に丁寧だ。
ラーメン。誰も聞きたくないだろうが、私の好みは、青ネギ+辛味2倍+チャーシュー抜きである。これに追加の青ネギを加える。替玉+半替玉で満足。