立ち飲み屋探訪:町田駅日本酒飲み放題の「立ち呑み栗原」これはコスパ最高の名店だ!【おすすめ】(追記あり;2019年10月末で閉店の模様)

ふらっと町田駅周辺を一人歩いていた。晩御飯を食べそびれ、どこかで食べたい。でも折角だから軽くお酒も飲みたい。定番の「磯丸水産」かな、と思いつつ、ふと見つけたところが、この日本酒立ち呑み「栗原」である。

JR町田駅近くのマクドナルド近辺のビルに今年3月にオープンしたばかりの店である。すぐ近くにはコの字居酒屋として有名な「初孫」(というか隣)もある。

ビルの2F,3F,4Fが店内である。正確には、2Fが立ち飲みで1ショットの会計、3F,4Fは席とテーブルがあり、1,000円/1hで日本酒を飲み放題というルールである。これはなかなかすごい。

2Fの受付に行く。システムの説明を受ける。なんだか違うところへ来たみたいだ。

2Fはいわゆる1ショットいくらの日本酒立ち飲みで、3F,4Fは飲み放題だそうである。

飲み放題を選択し、お金を払う。大きめのぐい呑みを借りる。タイマーで計測し、5分前に延長かどうか聞きに来てもらうらしい。システムが何か別の店と似ているような気もするが、よく思い出せない。

ちなみに3F,4Fは完全セルフで、冷蔵庫から勝手に飲んで良いらしい。ツマミや水はないので、2Fで購入する。私は日本酒では水チェイサーがないとやばいので、ペットボトルの水を購入。あとは乾き物のつまみを3品購入した。最初の1,000円にプラス900円だが、初めてなのでまずは余裕を見ないと。

3Fと4Fの日本酒冷蔵庫の中身は異なるらしく、移動は自由らしい。なかなかのシステムである。

4Fに行く。マンションの一室のようだ。誰もいない。そして業務用冷蔵庫に日本酒が。誰もいないので、非常に落ち着く。早速一人で日本酒を注ぎながら、呑み始める。

↑4Fの日本酒冷蔵庫。

メニューがあった。

これはときめく!

ちなみに4Fの空間はこんな感じ。

これから1時間、誰も客が来なかったため一人独占状態であった。落ち着く。非常にじっくりと日本酒を堪能できた。

成瀬のひとしずく(秋田)

呉春(大阪)

熟露枯(栃木)古酒で、こってりしている。

栄光富士(山形)

今回飲んだ中ではこれが一番うまかった。辛口でスルスル飲めてしまう。

浅間山 夏純(群馬)これもなかなか。

大七爽快冷酒(福島)

禅寺丸(山梨)これは柿のワイン。町田市の柿を使っているらしい。最後に飲んだが、うまかったのでおかわりをしている。

1時間で充分堪能した。そして水がなければやばかったので水の購入は必須と再認識した。飲み放題システムは最初にがっついてしまうので、そこでのペースをうまく作るのがポイントであろう。1人で来たので結構今回はペースが早かったと思う。誰かと一緒に来ると結構時間のバランスが取れるのではないか。

今回は4Fのみで動かなかったが、次回は3Fも攻めて見たい。

非常にコストパフォーマンスが高く、なぜもっと客が来ないのか不思議な店だ。

つまみが乾き物と缶詰しかなく、いわゆる角打ち(酒屋が酒を提供するスタイル)なので、その点が若干パワー不足だが、割り切って考えれば特に問題はない。

今の所、この店、非常な穴場と思われる。

立地も良いので、これは是非流行って欲しい酒場である。

続編 3F探訪編はこちら

2019.10 追記

残念ながら2019年10月末で閉店の模様。惜しい。

https://twitter.com/tachi_kurihara/status/1180719310206992385?s=20

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