休日の昼下がりに「このままでは何もしないで休日が終わってしまう」と危機感を覚え、八王子駅から、当てもなく八高線に乗ってみた。
八王子発、川越行きの八高線(川越線)4両編成である。
八王子駅ホームにて。車中は約1時間。あっという間である。
行き当たりばったりで到着しているので予備知識がまるでない。
観光名所は、少し駅から離れている模様である。しかもJR川越駅、東武線の川越駅、更に東武線で1駅行ったところにある川越市駅、加えて西武新宿線の本川越駅と4つが入り組んでいるため初心者には厳しいものがあった。
地酒の酒蔵があるそうなので、まずはそこを目指して行ってみることにした。
迷うこと45分。ようやく到着。
もともとは醤油蔵があり、その一部を借りて酒蔵にしたそうである。
以下、引用(小江戸鏡山酒造)
酒造りには水が重要。適当な空き地に蔵を構えることはできません。そんな折に、川越市に残る醤油蔵(松本醤油)の水が良いとの評判を知り、その醤油蔵の一角に土地を借り、醸造設備を持ち込んで酒造りを行なう環境を整えました。
引用終わり
中には醤油、味噌、漬物なども売っている。利き酒コーナーがあり(200円から350円)、テイスティングもできる。今回購入したのは、「鏡山 純米吟醸」。非常にフルーティである。
また、折角なので、「醤油とせんべいセット」も購入してみた。自分でオーブンで焼いたあとに、醤油をつけるタイプの珍しいセット。
この酒蔵の周辺が観光スポットで色々あるのだが、もう体力がなく、ここから帰宅。歩いて川越駅まで20分。疲れた。
帰りの八高線ホームにて。川越の小江戸=「COEDOビール 瑠璃」
ピルスナービールで、疲れた体に染み渡った。