お酒, ご当地グルメ

立ち飲み屋探訪:本厚木駅「三百文」昔ながらの飲み屋風景で激烈に美味いネギトロで昇天寸前


本厚木駅も結構再開発が進んでいるのか、店が移動したり、無くなったりしている。最近ショックだったのは、南口駅前のビル改修で、「横浜らーめん壱八家」が移転したことである。

ここのコッテリ味噌ラーメンはうまかった。

そんなこんなで本厚木駅周辺を彷徨っていると、昔ながらの店を発見した。

入店するとコの字カウンターがあり、2人の店員さんがいる。

システムは前払いで、なおかつ食券によるカード方式である。

z

この自動販売機で1単位390円のカードを購入する。飲み物やほとんどのツマミがカード1単位で、稀に2単位のものがある。

年季の入ったプラスチックのカード。

常連になると既にカードのまとめ買いをしているようだ。

まずはアジの刺身と酎ハイである。

常連が多く来る中、1単位が若干1人にとっては割高な感じを覚えつつ、最後と思いオススメの「ネギトロ」を頼んで、1口食べて、驚いた。

ものすごく、うまいのである。

全体にふんわりと空気が入っており、まるでシフォンケーキのような軽さで、同時にトロの脂も乗っている。甘みと旨味が混在している感じ。

味的には、かつて、初めてカワハギの肝を食べた時と同じような感動を味わった。おそらく、包丁でキメ細かに叩いて作ったと思われる手間を感じる。

あまりの美味さに、このネギトロで更に酎ハイをお代わりし、チビチビと感動しながら味わった。

おそるべきソフト、かつ、コッテリとした超美味なネギトロである。脳みそに直撃する旨さといおうか、食べながら次の来店での注文を決意する中毒性があるのであった。

Share

作成者: tankidesurvival

・男性 ・アラフィフ ・技術コンサルタント ・日本国内の出張が多い ・転職を経験している ・中島みゆきが好き ・古本屋が好き