川崎市役所近くのビル2Fにある「立ち飲み居酒屋 ドラム缶 川崎店」へ。川崎の歴史あるイタリア料理店「モナリザン」の並び”たちばな通り”に位置する。
アフターコロナ対応で、レジでのテイクアウト注文方式になっている。飲み物や早いツマミはその場でもらえ、少し時間のかかるツマミは持ってきてもらえる。
アフターコロナだからか、やはり人は少なめ。価格は相変わらずツマミ100円からと激安のまま。なかなか苦しいだろうな、と勝手に想像してしまう。
とはいえ女性二人で元気にオペレーションしていた。
まずはホッピーセット白350円、そしてポテサラ150円、アジフライ200円、下町グラタン300円。これでわずか1,000円。体感的に思わず安すぎと思い、「安くないですか?計算間違ってない?」と聞き返してしまった。
ホッピー中は150円でお代わり。そして出汁巻玉子200円を追加。
そしてお酒はかちわりワイン200円にチェンジ。ここで私に問題が発生。グラスが小さいことに加え、氷が入っているので、今の私のコンディションでは”一瞬で飲めてしまう”のである。まさに一口で。レジとの往復が頻繁になってしまう。恥ずかしい。
そこで恥ずかしついでにレジである交渉を試みた。
従来の私のポリシーでは立ち飲み屋で注文以外の無駄な会話をしない、という自分との取り決めがあったのだが、ワインを頼んで、飲んで、また来て、という店員さんからはひたすらレジとドラム缶の間を往復する人扱いされてしまう恥ずかしさがある。店員さんにとっても”また来た・・・”と面倒臭いし怖いはずだ(これは余計なお世話)。
「すいません、ワイン3杯分まとめてもらえませんか。氷はなしでいいので」という交渉。びっくりされたが、無事聞き届けていただけた。行儀が悪くて申し訳ない。
ようやく落ち着けて飲めたのである。この600円ワインをお代わり。
結局なんだかんだで滞在時間40分、2,750円だったがコスパ抜群のこの店はやはり素晴らしいと感じたのであった。